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五十路日本ひとり旅

2016年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年09月

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H28.8.7~8 百名山旅行から帰宅 (オマケ)

毎回旅行終了後に会計報告や旅行のよもやま話を載せており、今回もいずれ報告したいと思います。
ただ何を書くかあまり決めていないため、少し時間がかかると思います。
気長にお付き合いいただければ幸いです。

さて、百名山登山旅行の帰路のオマケ話です。
百名山旅行終了後はのんびり帰宅しようと思い基本的に高速は利用せず。
途中で道の駅に寄って、家族等へ土産品購入。

最初は数日前に車中泊して気に入った長野県「道の駅安曇野松川」。
「男性長寿日本一」の村ということなのであやかりたい。
蕎麦と生姜菓子等のスイーツと農産品を購入。
農産品は安くて美味しい物が多かった。桃ワッサが硬めで甘酸っぱくて良い。

次は、長野県「道の駅小谷」。
ここでは「道の駅限定販売?・小谷の地粉そば」を購入。
これは蕎麦独特の風味が薄めだが食べやすく気に入った。道の駅お薦めNo.1。
乾麺1袋4人前で486円。値段も安い。

次は、新潟県「道の駅西山ふるさと公苑」。
中国フェアということで、中国産の薬膳料理のようなレトルト・缶詰等を購入。
値段は安めで、味はまあまあ良かった。

隣接の「田中角栄記念館」。入館料500円。
田中角栄遺墨展ということで、角栄お気に入りの中国詩文の書の展示。
500円は少し高いかな?来館者は少なかった。

新潟県長岡市「近代美術館」で「モネ展」開催を知り、急遽足を運ぶ。
見応え有り。満足。入館料1500円。(割引100円)。図録2400円。

随分道草したため、新潟の道の駅朝日まで進み、車中泊。
しかし車中泊の車内が暑くて寝苦しかった。
夜中の1時に起きて、青森に向かって運転を始める。
ところが3時過ぎに眠気が襲ったため、秋田の「道の駅象潟」で仮眠する。
2時間仮眠をとってから再出発。
無料の高速以外使わない予定だったがICを間違え有料区間を通る。

青森に入り「道の駅碇ヶ関・津軽関の庄」で買い物。
ここは近くに来た時はいつも寄る場所。
農産物が安くて美味しい。また漬物が母親の大好物。
ただし今回は早生のリンゴを購入したが酸味の強い品種が多く早まった。

登山終了後に宿泊した民宿ごほーでん
農家民宿ごほーでん 
民宿の名称だが、実態は和風ビジネスホテル。
朝夕のバイキングは、田舎料理的な食べ物が多い。

道の駅小谷
道の駅小谷 

田中角栄記念館
田中角栄記念館 

記念館の入り口に飾られた日中国交回復記念写真
日中国交正常化の記念写真 

新潟県立近代美術館
新潟県立近代美術館 

車中泊した道の駅朝日
道の駅朝日 

仮眠した道の駅象潟
道の駅象潟 

8月7日(日) 長野~新潟
08時20分 民宿ごほーでん・発
09時00分 道の駅安曇野松川(買物30分)
10時40分 道の駅小谷
13時40分 道の駅西山ふるさと公苑・田中角栄記念館(1時間30分)
15時55分 新潟近代美術館(1時間)
20時10分 道の駅朝日・着

8月8日(月) 新潟~秋田~青森
01時10分 道の駅朝日・発
03時30分 道の駅象潟・着(仮眠2時間)
05時30分 道の駅象潟・発
09時00分 道の駅碇ヶ関・着(買物20分)
10時50分 青森市の自宅・着

1日目 運転時間 8:30 運転距離 350km 車中泊
2日目 運転時間 7:20 運転距離 410km

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| 日本百名山 旅行 | 21:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.8.6 北アルプス縦走4日目(最終日)

8月6日(土) 北アルプス縦走4日目(燕岳、餓鬼岳)
天気 晴

いよいよ百名山登山旅行の最終日。
そして今回の旅行中最も不安を抱えた最終日のコース。
北アルプスを縦走したい希望とマイカー利用上なるべく出発地と到着地を近づけたい希望を叶えるため結構無理した今回の縦走計画。
無理しないで燕岳から合戦尾根を下り中房温泉へ抜けることも考えた。
しかし二百名山餓鬼岳と燕岳の距離は半日登山の距離で更に出発地に近づけるメリットに引かれて今回はこの計画を組んだ。
ネットには燕岳~餓鬼岳間のコースタイムが標準時間では厳しいとの感想や餓鬼岳からの下山路が大変だとの情報も見受けた。
初めて歩くコースは登山本のコースタイムやネット情報が最大の頼り。
後は体調に気を配り自ら頑張るしかない。

少しでも早く出発しようと3時起床後、食事~寝床整理~テント撤収で4時半出発。
昨日同様に出発時の未明は快晴。3千メートル級の早朝は肌寒い。
今日一日の体力維持を考慮しゆっくりペースで進む。
予定通り順調に燕岳に向かっていたが燕岳に近づくにつれ対向登山者が増え出す。
流石に人気の燕岳でしかも好天の土曜日。女性登山者が多い。
対向登山者はほとんどが2人~10人ほどのグループ。
すれ違う時は多勢に無勢で、私が脇に寄って道を譲る。
これが積み重なると結構な時間ロス。
このため対向者がいない時に距離を稼ごうと急ぎ足になる。
これで結構ペースが乱れ疲労を蓄積させた。

それでも燕岳まではほぼ予定時間通りに到着。白い岩肌が美しい。
その後にミス。寄らなくて良い北燕岳山頂に寄りしかも道迷い。
縦走路が稜線上だと思い込み北燕山頂を北進して道が無いことに気付く。
地図を見直し山頂の巻道は分かったが下山時に登り人との交差で時間ロス。

北燕岳から先は登山者が激減。それと共に徐々に道の危険度が増す。
疲労も増してきたがそれでも東沢乗越~東沢岳までは良かった。
東沢岳を過ぎ一旦鞍部に下りその後の登りで急にペースダウン。
息遣いが荒くなり足が上がらなくなった。
丁度昼の12時。エネルギー補給を兼ねて10分ほど休憩。
このままズ~ッと休憩したい欲望にかられた。
が、「気力が大切」と自分を奮い立たせる。
すると不思議に荒い息遣いも収まり、遅いペースだが少しずつ登り続けられた。

その後多数の巨岩が連なる稜線上に出て、不明瞭な道を探しながら進む。
稜線上の道探しで手間取ったり危険個所を慎重に進んだりで予定時間超過。
巨岩連続稜線から剣ズリと呼ばれる大岩場を過ぎると緩かになり餓鬼岳小屋到着。
小屋前で軽食と小休憩をとった後、餓鬼岳往復で約20分。
山頂からは周囲の山並みや大町方面の街並みも眺望できた。

山頂で一服休憩後はいよいよ下山。
大凪山までに6~7つほどの登山グループとすれ違った。
餓鬼岳は余り人気がないらしいがそれでも夏山シーズンの土曜で人出は多い。
大凪山以後はガレ場の急斜面が続く。足を滑らすと命の保証はない。
その後に水場が現れる。水不足で歩いてきたため水場で思い切り水分補給。

水場出現以後も沢沿いの滑落注意の道が続く。
沢沿い道が終わり危険地帯を抜け心底ホッとした。
しかし予定より遅れ気味で予約した宿の夕食時間に間に合わない恐れがある。
2人組登山者を追い越し、急ぎ足で林間の道を抜けて18時過ぎ駐車場に到着。
駐車場にいた車中泊登山者から声掛けされたが返事もそこそこで急ぎ発車。
宿到着後は15分でカラス行水を終え、バイキング夕食を20時まで食べ放題。
百名山達成の祝杯は自動販売機の缶酎ハイ1本。
テント泊旅の終了後は、風呂と腹一杯の食事とフカフカの寝床が至福のご褒美。
そして最大の幸せは緊張から解放された後の達成感と心身の休息。

縦走開始30分後に眺めた日の出
大天荘からの縦走途中の朝日 

縦走路の先に燕山荘と燕岳
縦走路の先に燕山荘と燕岳 

タカネナデシコ ?
タカネナデシコ ? 

縦走路を振り向くと左に大天井岳
左に大天井岳、右に槍ヶ岳 
大天井の奥には穂高連峰と槍ヶ岳

縦走路の前方の眺め
左奥が立山、右奥が燕岳…多分(^^; 
左奥が立山、右奥が燕岳

左端が燕岳、右端が燕山荘
左端が燕岳、右端が燕山荘 

燕岳への道
燕岳への道 

途中に現れた「めがね岩」
途中に現れた「めがね岩」 

大天井岳からの縦走路
大天井縦走路、その奥左から前穂、奥穂、槍 
一番奥の左から前穂、奥穂、槍

燕岳山頂、その奥に北燕岳
燕岳山頂、その奥に北燕岳 

東沢岳から餓鬼岳縦走路眺望
東沢岳から餓鬼岳縦走路眺望。途中に剣ズリ 
真ん中に見える出っ張りが「剣ズリ」?

餓鬼岳山頂標柱と山並み眺望
餓鬼岳標柱の奥に剣ズリ、東沢尾根、槍 
手前から順に剣ズリ、東沢尾根、槍

大凪山後の急下り道から市街地眺望
大凪山後の急下り途中で市街地眺望 

気を抜けない沢沿いの下山道が続く
沢沿い下山道も気を抜けない 

ようやく着いた白沢登山口駐車場
ようやく白沢登山口駐車場着 

04時30分 大天荘テント場・発
07時40分 燕岳山頂
09時35分 東沢乗越
10時25分 東沢岳山頂
13時40分 餓鬼岳山頂
15時25分 大凪山山頂
18時05分 白沢登山口P・着
18時55分 農家民宿ごほーでん・着

登山時間 12:40 登山距離 25km 高低差 1800m
運転時間 0:45 運転距離 22km 民宿泊

北アルプス縦走登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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| 日本百名山 旅行 | 19:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.8.5 北アルプス縦走3日目

100番目 槍ヶ岳
NHKBSの百名山人気ランキングでは富士山が1位で槍ヶ岳が2位。
深田はその著書で「高さと言い、颯爽とした鋭い形と言い、わが国の山の中で最もユニークな存在」と語っている。
また「富士山と槍ヶ岳は、日本の山を代表する二つのタイプである。斉整なピラミッドで悠然と裾を引いた富士型であるに反し、他の一つは先鋭な鉾で天を突く槍型」と分類し、「地方の山々に多くの何々富士や何々槍を生んだ」と述べている。
私は「富士山は万人が美しいと思う山、槍ヶ岳は登山者の憧れの山」だと思う。

8月5日(金) 北アルプス縦走3日目(槍ヶ岳、大天井岳)
天気 晴のち曇

朝起きると雲ひとつない快晴。
夜明け前に出発し登山道途中から眺める御来光がまぶしい。
出発し登り道を進むと樅沢岳山頂に着く。槍ヶ岳の雄姿が現れる。
槍ヶ岳へはアップダウンが大きく険しい西鎌尾根と呼ばれる道を通る。
険しい道は注意深く進めば特に危険を感じない。
しかし樅沢岳から千丈乗越まで一旦大きく下った後に登り返すのが結構苦しい。
槍ヶ岳の頂がすぐそこに見えるのにそこまでの急斜面が眼前に立ちはだかる。
歩幅を小さくして地道に少しずつ高度を稼いでいくしかない。

千丈乗越から1時間で槍ヶ岳山荘に到着して一安心。
5分ほど休憩後ザックを山荘脇にデポし、いよいよ最後の百名山槍に向かう。
槍ヶ岳山頂付近にはガスがかかり始めている。
剱岳の様な渋滞はなく10人ほどの登山者が私の前を登っていく。
槍ヶ岳と剱岳で最大斜度の程度や高度感に差は無いように感じられる。
大きな違いは剱岳が最低限の補助器具(鎖とボルト)で登山者をアシストしている。
一方の槍ヶ岳は鉄梯子で登山者の安全性をより確保している。
それでも人それぞれ恐怖感を覚えながら慎重に鉄梯子を登る。
そして無事最後の百名山槍ヶ岳山頂に達する。

山頂からの眺望はガスが多めでイマイチ。
時々ガスが薄れて周囲の視界が開け始めると登山者が歓声を上げる。
しかし遠方までは中々見渡せず、穂高岳方面の眺望も叶わない。
山頂の広さは20人程が限界のため登って来た人と交代するように下山。

百名山はこれで全て完了だが、今回の縦走はここからが未だ大変。
槍ヶ岳から東鎌尾根という登山路を進み今日は大天井岳まで結構長い道程。
東鎌尾根も西鎌尾根同様に多少注意が必要なコース。
このコース上では20人以上の登山者と出会った。
その中には白人男性の登山者や30歳前後の女性登山者ともすれ違った。
しかし両者共に動きがとてもスローで、見ていて不安を感じさせられた。
疲労・緊張・恐怖によるスローペースの様に見受けた。
外国人や女性が単独で安易に登山する山ではないのだが…無事の山旅を祈るのみ…

他人の心配をしていた私自身も15時過ぎには相当の疲労状態。
この日も午後からガスが増え一時的に霧雨になったが雨合羽は着ず目的地到達。
本日のテント場大天荘にテント設営後、大天井岳まで往復20分。
夕暮れ時の大天井岳からはそこそこ眺望も楽しめた。

日の出直後の樅沢岳山頂から槍ヶ岳
樅沢岳山頂から見る槍ヶ岳 

朝露のチシマギキョウ?と槍ヶ岳
朝露のチシマギキョウ?と槍ヶ岳 

左俣乗越から見た槍ヶ岳
左俣乗越から見た槍ヶ岳 

千丈乗越から見上げる槍ヶ岳
千丈乗越から見上げる槍ヶ岳 
小槍が大きく見える

西鎌尾根縦走路を振り返る
西鎌尾根を振り返る 

槍ヶ岳山頂を目指す
槍ヶ岳山頂を目指す 

登攀途中で見下ろす槍ヶ岳山荘
登攀途中で見下ろす槍ヶ岳山荘 

山頂直下の最後の登り鉄梯子
山頂直下最後の鉄梯子登り 

山頂で記念撮影
山頂での記念写真 

槍ヶ岳山荘から穂高へ向かう稜線
槍ヶ岳山荘から穂高へ向かう稜線 

東鎌尾根に向かう縦走路
東鎌尾根に向かう縦走路 

東鎌尾根上の鉄梯子
東鎌尾根上の梯子場 
鉄梯子の頂から下を見る白人登山者

水俣乗越を過ぎると西岳と稜線
水俣乗越を過ぎると西岳と稜線 
西岳への登路上で女性登山者と交差

ヒュッテ西岳
ヒュッテ西岳 

ビックリ平
ビックリ平 
天気が良ければ景色にビックリするのか ?!

大天井ヒュッテ
大天井ヒュッテ 
この辺りが疲労のピーク

大天荘
大天荘 
やっと到着してホッと安堵

大天井岳山頂
大天井岳山頂 
5分ほどいたらガスが薄れ眺望出現

04時45分 双六小屋テント場・発
05時30分 樅沢岳山頂
08時00分 千丈沢乗越
09時00分 槍ヶ岳山荘
09時30分 槍ヶ岳山頂(25分休憩)
11時00分 ヒュッテ大槍
12時00分 水俣乗越
13時25分 ヒュッテ西岳
15時25分 大天井ヒュッテ
16時15分 大天荘テント場・着
17時45分 大天井岳・往復(20分)

登山時間 11:00 登山距離 21km 高低差 700m テント泊

※ お詫びと訂正
8月26日に掲載した「南アルプス縦走3日目」ブログの写真に付したコメントに「モミの木の北限は秋田で青森には無い」と書きましたが、その後にいつも激励指導くださるT先輩からご教示があり間違いと分かりました。
正しくは「モミの木の自生の北限は秋田県(岩手県)と言われている」「青森県の十和田市には県天然記念物に指定されたモミの木がある」でした。なお県指定のモミの木が自生かどうかは不明とのこと。
お詫びして訂正いたします。

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| 日本百名山 旅行 | 14:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.8.4 北アルプス縦走2日目

8月4日(木) 北アルプス縦走2日目(野口五郎岳)
天気 晴のち霧(雨)

夜中まで弱雨が続いたが未明には雨も止んだ。
いつも通りテント内で食事と寝床整理をしてからテント撤収。
夜明け前に出発し10分ほど歩くと御来光が現れる。
青空の彼方には雲の影が見える。今日こそ良い天気と祈りつつも一抹の不安。

野口五郎岳への道の途中では遅咲きのコマクサ。槍ヶ岳の雄姿も遠望。
野口五郎岳山頂はなだらかな丘陵。5分ほど休憩をとってから出発。
水晶小屋が近づくにつれ、ガスが現れ始める。
水晶小屋では昨年の登山時は視界ゼロだった水晶岳の眺望が得られ小感動。
その後鷲羽岳へ向かう道ではガスが増え始め、やはり昨年の登山を思い出す。

雨になる心配もあり鷲羽岳経由の予定を変更し黒部源流通過ルートを進む。
ガスを避けることができ、水場があり、花も咲いており、静かな良いルート。
三俣山荘に着き昨年を思い出して水場に向かうと、水の勢いがとても弱々しい。
他の登山者がチョロチョロ出る水を辛抱強く水筒に入れるのを見て水調達は断念。
三俣峠ではガスから徐々に霧雨に変わって雨合羽を着用。
三俣蓮華岳・双六岳共にガスに覆われており、山頂通過を回避し巻道を進む。

双六小屋に着き降雨になる前にと急いでテントを設営したら徐々にガスが薄れた。
綺麗な夕焼け空ではないが、そこそこ夕焼け風の空。
『夕焼けの翌日は晴』となって、明日こそは好天になってくれるのだろうか?

御来光直前の朝霧の烏帽子ルート
日の出直前の烏帽子ルートには朝霧 

三ッ岳を背景に咲くコマクサ
三ツ岳を背景に咲くコマクサ 
コマクサはピンボケ (^^;

手前に烏帽子岳、奥に立山連峰
手前に烏帽子岳、奥に立山連峰 
日の出を浴びた空気が薄紅色

縦走路から右手の眺め
縦走路右手手前に赤牛岳、奥に薬師岳 
手前に赤牛岳、奥に薬師岳

野口五郎小屋の後ろに野口五郎岳
野口五郎岳を背景に野口五郎小屋 

野口五郎岳山頂
野口五郎岳山頂、中央左に槍、右端に笠 
中央左に槍ヶ岳、右端に笠ヶ岳

縦走路の右端に水晶岳
縦走路の右端が水晶岳、左端が鷲羽岳? 
左端には鷲羽岳?

沢山咲いていた植物名は?
何の花? 

水晶小屋から水晶岳を眺望
水晶小屋から水晶岳を眺望 

黒部源流ルートを下る
黒部源流ルートを下る。奥は三俣蓮華岳 

鷲羽岳と三俣山荘
鷲羽岳と三俣山荘 
この時は鷲羽岳山頂のガスは薄れ気味

三俣峠
三俣峠 
三俣山頂はガス、巻道を行くことにした

下り道から双六小屋とテント場を見下ろす
下り道から双六小屋とテント場を見下ろす 

双六テント場で大至急テント設営
双六テント場で急ぎテント設営 
雨を心配して急いだら、結局は天気回復

夕晴れのテント場と笠ヶ岳
夕晴れのテント場と笠ヶ岳 

04時45分 烏帽子小屋テント場・発
07時30分 野口五郎岳山頂
10時00分 水晶小屋
12時20分 三俣山荘
14時45分 双六小屋テント場・着

登山時間 9:30 登山距離 21km 高低差 500m テント泊
 

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| 日本百名山 旅行 | 14:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.8.3 北アルプス縦走1日目

8月3日(水) 北アルプス縦走1日目(烏帽子岳)
天気 曇のち雨

夜明け前まで降っていた小雨は止み、夜明けと共に徐々に青空も見え始めた。
しかし朝の7時、七倉山荘前の登山口へのゲートは開かない。
安全確認をする東電職員が未だ来ていないためゲートがいつ開くか分からない。
車は通行止めだが徒歩ならば通行可能。私はシビレを切らして徒歩出発する。

高瀬ダムまでは歩いて約1時間半。通行してみると雨被害は見当たらない。
歩き初めて約20分後に東電の車が私の脇を通過して行った。
その後10分ほど歩いた時に後ろから乗合タクシーが来た。
出発時に予め乗合タクシーで拾えるならお願いする旨を伝えていて途中乗車する。

高瀬ダムからの登山者は15人ほど。途中では取材撮影のチームも見かけた。
烏帽子岳への登り道は「ブナ立尾根」と呼ばれ日本三大急登のひとつ。
確かに急登がズ~ッと続く道で、梯子などの要注意地帯もある。
それでも焦らず歩幅を狭めて地道に登れば半日で到着できる。

昼前に烏帽子小屋に到着し昼食をとりテントを設営した後、烏帽子岳に向かう。
烏帽子岳は最初ガスに覆われて姿が見えない。
しかし烏帽子岳に近づくにつれて姿を現した。正に烏帽子の姿をしている。
少し危険な登山道を登り切り山頂に立つと絶景! のはずがガスで視界不良。
15分ほど山頂にいるもガスが抜け切れず、諦めて下山。
この日も前2日と同様夕方から雨。ただ本降りにはならず弱雨だったのが幸い。

七倉山荘前のゲート
七倉山荘前のゲートが開かず 
朝7時でも開かず。待ちくたびれ出発

高瀬ダム登山口
高瀬ダム登山口から出発 
途中乗合タクシーに乗り、ここから再出発

歩き始めて間もなく見かけた撮影チーム
歩き始めたら撮影チームを見かけた 

烏帽子小屋
烏帽子小屋に到着 
七倉山荘から約4時間で到着

テント場にテント設営
烏帽子小屋テント場にテント設営 
10人以上の小中学生団体の脇に設営

テント設営後、烏帽子岳に向かう
ガスが薄れ烏帽子岳が姿を現す 
ガスが薄れて、やっと姿を見せた

烏帽子岳山頂
烏帽子岳山頂 

下山路から振り返った烏帽子岳
下山路から烏帽子岳を振り返る 

07時00分 七倉山荘・発
07時30分 乗合タクシー乗車(10分タクシー乗車)
07時45分 高瀬ダム登山口・発
11時00分 烏帽子小屋・着~テント設営
12時05分 烏帽子小屋・発
12時50分 烏帽子岳山頂(15分休憩)
14時00分 烏帽子小屋テント場・着

乗車時間 0:10 乗車距離 4km
登山時間 5:20 登山距離 13km テント泊

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| 日本百名山 旅行 | 09:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.8.2 最後の百名山へ

NHK BSプレミアム 日本百名山スペシャル(H27.11.3.放送)
視聴者が選ぶ好きな山ランキング
 1位 富士山
 2位 槍ヶ岳
 3位 穂高岳
 4位 剱岳
 5位 立山
 6位 八ヶ岳
 7位 白馬岳
 8位 北岳
 9位 阿蘇山
10位 大山
11位 甲斐駒ケ岳
12位 大雪山
13位 浅間山
14位 石鎚山
15位 筑波山
16位 木曽駒ヶ岳
17位 鳥海山
17位 利尻山
19位 谷川岳
20位 美ヶ原
21位 伊吹山
22位 白山
22位 乗鞍岳
24位 くじゅう連山
24位 蔵王山
26位 御嶽山
27位 開聞岳
28位 安達太良山
28位 月山
30位 常念岳

今回の登山旅行では偶然にもランキング5位から2位の順に登っていた。
自分としては天気の良い時の山を順に選んで登っただけだった。
槍、穂高、劔は登山者の憧れの山だと思う。立山が5位は少し意外。
百名山旅行最後の槍ヶ岳は「見て良し、登って良し」の山だと強く感じた。

8月2日(火) 移動日(七倉山荘)
天気 晴のち時々土砂降り

百名山旅行最後の山旅は3日~6日まで3泊4日の裏表銀座縦走登山。
そのため先ずは最終日到着予定地の白沢登山口に自家用車を事前駐車。
その後は信濃大町駅に向かい出発地七倉山荘行き乗合タクシーに乗る。
多分30℃は超える暑さの中を歩いて信濃大町駅に到着。

信濃大町駅に近づくにつれて空模様が怪しくなり駅に到着後間もなく土砂降り。
天気予報では今日と明日の天気が「曇、所により雨」と芳しくない。
七倉山荘到着時には雨は小降りになったが降り続いている。
七倉山荘従業員の話では昨夜の大雨で今朝道路一時通行止が発生した。
今夜の天気も良くないため明日の朝食は通常5時を遅らせて6時にするとのこと。

夕食時には乗合タクシーに同乗した老夫婦と単独登山者3人が同じテーブル。
皆、明日の目的地は同じ烏帽子小屋。願いも皆同じ明日の天気回復。
但しルートは各々微妙に異なり、雲ノ平ルート、新穂高ルート、私が表銀座ルート。
明朝の天気回復を祈り、テレビの無い部屋で同宿男性と共に早めの床に就いた。

穂高登山後宿泊した信州健康ランド
穂高登山後宿泊した信州健康ランド 

白沢登山口に事前駐車
白沢登山口に事前駐車 

信濃大町駅から乗合タクシー利用
信濃大町駅から乗合タクシー 

七倉山荘
七倉山荘 - 雨上がりの3日早朝 
【3日早朝撮影】 雨は上がった

09時50分 信州健康ランド・発
11時15分 白沢登山口に車をデポ~徒歩出発
14時10分 信濃大町駅・着
15時15分 信濃大町駅・乗合タクシー乗車
15時45分 七倉山荘・着

運転時間 1:25 運転距離 42km
歩行時間 2:15 歩行距離 11km
乗車時間 0:30 乗車距離 18km 山荘泊

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| 日本百名山 旅行 | 16:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.8.1 奥穂高岳

99番目 奥穂高岳
日本アルピニズムの殿堂・穂高岳。
「おそらく山岳団体に属する人で、涸沢生活の経験を持たない人はないだろう。夏には幾十というテントがそこに並び、グリセードや岩登りの訓練に出かけて行く。穂高はアルピニストのメッカとなった。しかし、そこで永遠に眠った人も多かった。」(日本百名山・深田久弥)
昭和30年に前穂高で起きたナイロンザイル切断死亡事故を基にした小説「氷壁」(井上靖著)では小坂乙彦と魚津恭太が穂高で落命。
月刊誌PEAKS(H25.7月号)の岩山番付では「東横綱・西穂高岳~奥穂高岳、西横綱・剱岳別山尾根、東大関・大キレット(北穂高岳)」
岩山番付の上位に穂高の2ルートを選定している。
危険なイメージが強い穂高だが、天候に恵まれルートを限定すれば安全登山も可能。

8月1日(月) 奥穂高岳
天気 晴のち曇

朝5時前に沢渡のバスターミナルに移動し5時10分発のバスを待つ。
するとタクシー案内人が近づき5人揃えばバスより安くなると呼びかけ始める。
周囲にいた登山客5人がまとまり乗合タクシーで5時出発。
(1人当り バス賃片道1250円、往復割1025円、5人乗合840円)
話好きのタクシー運転手から8月11日山の日に皇太子来賓予定を教えてもらう。
バス到着予定時刻より30分早く上高地到着。

登山相談所で登山計画提出後に出発。岳沢ルートに向かう。出発時の天気は上々。
岳沢ルートの登山者は少なく、登り道で数人と出会い約2時間で岳沢小屋着。
岳沢小屋から紀美子平区間では下山中の韓国人グループと出会い約10分交差待ち。
紀美子平やその先でも韓国人グループと出会う。
韓国には3000m級の山がないため日本の登山は人気があるらしい。

紀美子平から前穂高に登りたかったが日帰り登山の時間制約がある。
前穂に登れば最終バスの17時前に上高地に到着するのは難しいと判断し先に進む。
岳沢小屋からは多少危険地帯も通過するが注意して歩けばそれほど難しくない。
山頂に近づくにつれガスが多くなってきた。
山頂到着時間はほぼ予定通り。山頂の眺望は一面ガス。15分ほど休んでから出発。

奥穂高岳から穂高岳山荘までは急傾斜があるため注意が必要。
私の前を歩く慎重グループや登り人とのすれ違いで時間を要し標準タイムより遅れる。
穂高岳山荘以後は渋滞もなくスムーズに下山。

横尾山荘通過後から霧雨模様になったが雨合羽は着用せず上高地に急ぎ足で向かう。
最終バスの20分前に上高地に着くことができた。
定時バス以外に臨時バスも随時運行されていて最終10分前の臨時バスに乗車。
天気予報の変動で急遽決めた穂高岳登山だったがまずまずの登山日和だった。

河童橋を渡り穂高に出発
河童橋を渡り穂高へ 
涼しい早朝に穂高連峰を眺める人々

朝靄の先に穂高連峰
朝靄の先に穂高連峰 

岳沢小屋
岳沢小屋 

紀美子平から前穂高を見上げる
紀美子平から前穂高を見上げる 
この辺り韓国人登山客が多かった

紀美子平から奥穂高に向かう吊尾根ルート
奥穂高に向かう吊尾根ルート 

上高地や大正池を見下ろす
上高地や大正池を見下ろす 
中央左下に上高地?中央右上に大正池?

南陵ノ頭から奥穂高に向かうルート
南陵ノ頭から奥穂高を目指す 

奥穂高手前からジャンダルム稜線眺望
奥穂手前からジャンダルム稜線眺望 

奥穂高岳山頂に到着
奥穂高岳山頂に到着 

穂高岳山荘から涸沢岳・北穂へ続く稜線
穂高岳山荘から涸沢岳・北穂への稜線 

穂高岳山荘への急下り
穂高岳山荘への急下り 

穂高岳山荘から登山道を見上げる
穂高岳山荘から登山道を見上げる 
鉄梯子や登山者が極小

涸沢への下り道
涸沢への下り道 
写真中央に涸沢ヒュッテ・テント場

涸沢小屋を通過
涸沢小屋を通過 

横尾大橋の吊橋を渡る
横尾大橋の吊り橋を渡る 

上高地到着後穂高を振り返る
上高地到着後穂高を振り返る 

05時00分 沢渡第三駐車場~乗合タクシー乗車
05時20分 上高地・着~登山出発
07時25分 岳沢小屋
09時20分 紀美子平
10時50分 奥穂高岳山頂(15分休憩)
11時50分 穂高岳山荘
13時00分 涸沢小屋
14時35分 横尾山荘
16時30分 上高地・着
17時05分 沢渡第三駐車場・着
18時30分 信州健康ランド・着

登山時間 10:30 登山距離 29km 高低差 1700m
乗車時間 0:50 乗車距離 29km
運転時間 1:15 運転距離 40km ホテル泊

奥穂高岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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| 日本百名山 旅行 | 14:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.7.30~31 移動・休養日

7月30日(土)~31日(日) 移動(富山→長野)と休養
天気 晴

真夏の土日の槍・穂高は大混雑が予想される。
また天気予報では長野の31日(日)~3日(水)までの天気が良くない。
そこで2日まで休養し、3日~6日に槍を含む裏表銀座縦走を行うことに計画変更。
取り敢えず30日は富山から長野に移動し松本城見学後、道の駅松川で車中泊。

翌31日は安曇野市の図書館で1日過ごす予定にした。
ところが図書館で随時天気予報を確認していると確認する度に変動する。
昼過ぎには8月1日の天気予報が良い方向に変わっていた。
そこで再度スケジュールを見直し、1日は奥穂高を日帰り登山し2日は移動日、3~6日は予定どおり裏表銀座縦走することにした。
夕方スーパーで買物後に沢渡の駐車場に移動し翌日早朝出発に備え車中泊。

松本城 (7月30日見学)
松本城(30日見学) 

道の駅安曇野松川 (7月30日車中泊)
道の駅松川(30日車中泊) 

穂高神社鳥居前から安曇野市街地と山並
穂高神社鳥居前・安曇野市街地と山並 
(7月31日散歩)

穂高神社に参拝 (7月31日)
穂高神社 

沢渡第三駐車場・バスターミナル
沢渡第三駐車場・バスターミナル 
(7月31日車中泊)

7月30日
08時40分 富山市・発
12時20分 松本市内で昼食
13時20分 松本城
16時00分 道の駅安曇野松川・着

7月31日
06時40分 道の駅安曇野松川・発
08時00分 穂高神社
09時00分 安曇野市立図書館
16時00分 スーパーで買物
17時30分 沢渡市営第三駐車場・着

1日目 運転時間 5:20 運転距離 185km 車中泊
2日目 運転時間 1:20 運転距離 45km 車中泊

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| 日本百名山 旅行 | 07:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.7.29 立山剣縦走2日目

98番目 剱岳
剱岳は百名山中最難関の山。
新田次郎著「剱岳・点の記」は、現在の国土地理院の前身にあたる陸軍陸地測量部の柴崎が明治40年に剱岳に登頂し三角点を設定するまでの苦難を描いた山岳小説の名著で、映画化もされた。
その中の一節。「宗教登山の目的で開山された山以外の未登の山のほとんどはわが陸地測量部員によって、初登頂が為されている。そして、最後に残されているのは弘法大師が草鞋三千足を使っても登れなかったという越中剱岳だ。」
現在は登山道整備が進み多くの登山者が訪れるが、未だ険しさは残されている。

7月29日(金) 立山剣縦走2日目(剱岳)
天気 晴のち曇、一時雨

夜明け前はガスが見られたが夜明けと共に晴れた。剱岳がはっきり見える。
気象庁の発表では一応昨日が関東甲信の梅雨明け。北陸の梅雨明けは一応先週。
午前中に危険地帯の通過を終えられるように5時前に出発。
出発後2時間で前剣に着いた。
偶々一緒になった剱岳初登山者と小説「点の記」やルートの事を話題にする。

前剣から先に本格的な危険地帯(鎖場)が待ち受ける。
剱岳の危険地帯は「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」だが前後も気は抜けない。
ほぼ垂直に登る「カニのタテバイ」に着くとツアー登山客で渋滞していた。
ツアー客20人ほどがロープで繋がれて安全確保される。
先導役のリーダーがロープを支点毎に繋いで登るため全員登り終わるのに10分以上。
その後も少人数グループの安全確保登山が続き20分ほど待機が続く。
やっと個人毎の登山者の順番になると皆スピーディに登り始めた。

「カニのタテバイ」をクリアした後は30分ほど登って剱岳山頂に到着。
早朝の青空は長く続かず1時間ほど前からガスリ始めて山頂も眺望不良。
先行のツアー客達がまだ休憩中のため、5分ほど休憩後ツアー客より早く下山開始。

20分ほどで最難関の絶壁を横歩きする「カニのヨコバイ」が現れる。
「カニのヨコバイ」は最初の一歩が難しい。
絶壁を横ばいする際は鎖を握り絶壁につけられた細長く続く足場を進むので問題ない。
最初の一歩が細長く続く足場に一足飛びには届かないためにビビる。
よく見ると分かる極小足場に右足を乗せ、次に左足で細長く続く足場に移動する。
怖い思いでカニのヨコバイを通過した後は渋滞もなく順調にテント場まで戻れた。

テント場で昼食・テント撤収後下山開始。昼過ぎから霧雨模様となり雨合羽を着用。
剣御前通過後に出会った登山者が人懐こいオコジョが近くに居ることを教えてくれた。
順調に室堂に下山。バス・ロープウェイで立山駅に戻り車に乗ると突如にわか雨。
10分ほどで止み、その後何事もなかったような雨上がりの空。
一昨日宿泊した富山市内の勝江旅館に再泊。
釣り旅行で連泊している常連客と女将を交え安らぎの夕食タイムを過ごす。
夕食後はイマイチの今後の天気予報にどう対応するか頭を悩ませる。

夜明けの剣沢小屋と稜線
夜明けの剣沢小屋と稜線 
ガスが少し残っている

前剣手前で登山路を振り返る
前剣手前から登山路を振り返る 
ほぼ快晴。剣沢小屋や野営地も眺望

前剣から剱岳山頂を眺望
前剣から剱岳山頂を眺望 
この時天気最高。一期一会登山者と会話

平蔵の頭で登り・下りが別々ルート
平蔵の頭で登り・下りが別々ルート 
スイスイと下山する人。真似できない

雪渓の先から「カニのタテバイ」スタート
雪渓の先から「カニのタテバイ」スタート 
カニのタテバイを登る登山者の行列
カニのタテバイを登る登山者の列 

剱岳山頂に到着
剱岳山頂 
ガスが相当増え始めてきた

山頂直下から続く険しい稜線ルート
山頂直下から続く険しい稜線ルート 
右手からガスが立ち上り始める

この先に待ち受ける「カニのヨコバイ」
この先に待ち受ける「カニのヨコバイ」 

無事テント場に到着
無事テント場に到着 

下山道でオコジョに出会う
下山道でオコジョに出会う 
人間を余り恐れず周りをウロチョロ

下山道から雷鳥沢野営地とヒュッテを眺望
下山道から雷鳥沢野営地とヒュッテを眺望 

一昨日に続き再泊した勝江旅館
2度目の宿泊の勝江旅館 

4時50分 剣沢野営場・発
6時50分 前剣山頂
8時35分 剱岳山頂(休憩5分)
11時00分 剣沢野営場・着(食事・撤収約1時間)
11時50分 剣沢野営場・発
14時30分 室堂・着
14時50分 室堂・発(バス~ロープウェイ)
16時00分 立山駅・発
17時00分 富山市勝江旅館・着

登山時間 8:30 登山距離 14km 高低差 1050m
乗車時間 1:00 乗車距離 26km
運転時間 1:00 運転距離 32km 旅館泊

立山剣縦走登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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| 日本百名山 旅行 | 21:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.7.28 立山剣縦走1日目

97番目 立山
立山は日本三霊山のひとつ。あと二山は富士山と白山。
登山対象の山としては際立った特徴のある山ではないと思う。
深田は立山信仰と山の周囲に魅力的な場所が多いことから栄えたと述べている。
15年ほど前に旅行で室堂を訪れた際には好天に恵まれ正に別天地だと思った。

7月28日(木) 立山剣縦走1日目(立山・大汝山)
天気 曇一時雨

旅館で起床し朝食を済ませ出発の時に腹の不調に気付いた。
一昨日のほこらキャンプ場で飲んだ山水が怪しいか?
ボトルに残っていた水を確認したら、水には少量の土壌物質も混じっている。
山頂から数十分下った所にある水場の水を煮沸せずに飲んで良いのかしら?
我が故郷白神岳にも山頂から20分ほど下ると水場があるが飲用には煮沸必須。
それでも旅館と立山駅の2か所のトイレで何とか下痢は収束した。

立山駅から登山口の室堂までは通常ロープウェイとバスを乗り継ぐ。
しかしこの日はロープウェイが機器トラブルで運休していたためバスで直行。
登山口から山頂方面は雲がかかり、時々切れ間から山姿が顔を見せる。
登山口から1時間半ほどの所にある一ノ越山荘前には百人ほどの小学生の団体。
更にそこから山頂まで下山中の小学生が列をなしていた。
立山は日本三霊山に加えて学校登山の聖地(メッカ)?
上りと下りの登山者の交差で渋滞気味の道から少し距離をとりながら登っていく。

雄山に着くと立派な社務所と登拝料の必要な神社があり、ここで昼食休憩。
休憩後はお祓いしている神社のある雄山山頂を避け大汝山に向かう。
ガスで見通しは良くなかったが時々ガスに切れ間ができ眺望が出現する。
大汝山、別山、剣御前小舎を経由し、剣沢野営場へ。
野営場の手前では高山植物が花を咲かせ、野営場にはテントの花が咲いている。
野営場の手前でガスが薄れ始め、ようやく剣岳が姿を現し始める。
明日の天気が良いことを祈りつつ早めに床に就いた。

室堂ターミナル - バス車内から撮影
室堂ターミナル 
周囲はガスに覆われている

立山玉殿の湧水
立山玉殿の湧水 
登山出発口にある冷たく美味しい水
後方には立山の山塊

登山道脇のお花畑
登山道脇のお花畑 
チングルマかな?

一の越山荘前
一の越山荘 
豊田小学校?の学校登山の大所帯

雄山から下山する児童達
雄山から下山する児童達 
先のグループとは別の小学校らしい

雄山神社を眺望
雄山神社を眺望 
雄山山頂に登拝料500円の神社が鎮座

大汝山山頂
大汝山山頂 
立山一帯で最も標高が高く3015m

別山へ向かう縦走路
別山へ向かう縦走路 
稜線左手からガスが押し寄せてくる

剣御前小舎
剣御前小舎 

剣沢野営場と剱岳
剣沢野営場と剱岳 
手前にはお花畑、奥にはテントの花畑

07時55分 旅館・発
09時15分 立山駅・発
10時40分 室堂・発
12時40分 雄山山頂~軽食
13時15分 大汝山山頂
14時40分 別山山頂
15時40分 剣沢野営場・着

運転時間 0:55 運転距離 32km
乗車時間 1:00 乗車距離 30km
登山時間 4:30 登山距離 10km 高低差 600m テント泊

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| 日本百名山 旅行 | 16:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H28.7.27 南アルプス縦走3日目

7月27日(水) 南アルプス縦走3日目(櫛形山)
天気 曇

キャンプ場も避難小屋も私以外に誰もいない場所で一夜を明かした。
避難小屋は割と快適で結構安眠できた。
夜中には小屋の周りでガサガサ音がしていて、来客があったかな?

避難小屋出発後、昨日迂回した櫛形山山頂に向かう。
櫛形山は樹木の茂る丘陵山頂のため眺望はなく標柱がないと山頂も判然としない。
山頂標柱の場所と三角点の場所は10分程離れていて一応両方踏んだが大差無し。

その後アヤメ平に向かう。
アヤメの時期は過ぎたが、ネット情報ではアヤメ平のアヤメは食害で激減したらしい。
その後誰とも出会うことなく11時前に芦安駐車場に到着。
昨日奈良田発電所入口で数人のバス待ち登山者と出会った以降は一人も出会わず。
芦安~広河原区間をバス乗車した以外は全て徒歩で南アルプス北部周遊を完歩。

3日分の汗を風呂で流したい欲求を我慢し、甲府市内で昼食後一路富山に向かう。
昨日の縦走中から天気予報を念頭に明日以降の予定を考えながら歩いた。
そして次は立山・剣に向かうことを決め、通信回線が繋がった奈良田で宿を手配した。
奈良田で予約した富山市内で一番安いと思われる旅館に到着したのは18時過ぎ。

朝のほこら小屋内部
ほこら小屋の内部

朝のほこら小屋
朝のほこら小屋

モミの木
モミの木
モミの木の北限は秋田で青森には無い

櫛形山山頂-標識が無いと何処が山頂?
櫛形山山頂
櫛形山は和櫛の様な山容で横長カーブの丘陵

アヤメ平
アヤメ平

唐松岳山頂
唐松岳山頂

桃の木温泉に向かう林道
桃の木温泉に向かう林道
大小の落石の痕跡が散乱

土砂崩れ復旧?工事中
土砂崩れ復旧?工事中
作業員がクライマーの様に見えた

芦安駐車場・到着
芦安駐車場・到着
ホッと一息後、直ぐ次に向かう

05時40分 ほこら避難小屋・発
06時35分 櫛形山山頂
10時50分 芦安駐車場・着
11時15分 芦安駐車場・発(途中昼食)
13時10分 甲府昭和IC・入線
14時35分 安曇野IC・退出
18時20分 富山市勝江旅館・着

登山時間 5:00 登山距離 18km 高低差 1200m
運転時間 6:00 運転距離 280km 旅館泊

南アルプス縦走登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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H28.7.26 南アルプス縦走2日目

7月26日(火) 南アルプス縦走2日目(農鳥岳)
天気 曇一時雨

テント泊初日の夜半は雨音が続いた。真夏なのに肌寒い。
3時過ぎに起床。雨音のするテント内で軽い朝食をとり寝床整理をする。
4時頃に雨音が止み、テントから出て雨が止んでるうちに急ぎテント撤収開始。
テント撤収を終えた頃には雲海の彼方に富士山も見え天候回復を期待。
出発後結構アップダウンのある道を朝の涼しさの中順調に農鳥岳山頂に着。
山頂はガスで眺望は不良。農鳥岳の後も結構な急坂が続く。
農鳥岳から約3時間で大門沢小屋に着。
大門沢小屋では昨夜農鳥小屋の同じテント場泊だったという男性と話をした。
男性は広河原から北岳経由で奈良田まで2泊3日の行程。
本日最終日は奈良田で温泉入浴後バスで芦安に戻り自家用車で帰宅する予定。
私と同じ2泊3日の縦走登山だが私の長距離縦走計画に驚いていた。
大門沢小屋から約3時間で奈良田着。
下山途中から霧雨になり、奈良田では少し強まり小雨状況。
奈良田から櫛形山に向かう林道入口に車両通行止の札。
歩行者は大丈夫だろうと判断して約20km続く林道に入る。
しかし途中の沢に架かる橋全体が通行止シートで覆われていた。
シートを潜り抜けて進んだが本当はいけなかった?スミマセン。
大門沢小屋で水を補給したが、途中でウッカリ水をこぼし大分減少させた。
林道の途中からは雨も弱まり雨水を飲水する手も使えなくなる。
少量の水をチビチビ飲みながら奈良田から5時間半かけ林道終点の池の茶屋登山口。
到着は17時40分。ここには飲水用の水は無し。
避難小屋に掲示されたルートを見るとほこらキャンプ場への巻道がある。
山中は徐々に薄暗くなり始めていて、少考の末巻道を行くことにした。
ほこらキャンプ場への到着は18時55分でライト無しで歩くにはほぼ限界。
直ぐ水場の確認をしたら小屋から1分弱の斜面にホースが差し込まれ水が出ていた。
ボトルに水を十分貯めて満足するまで飲水した。

出発後、農鳥小屋を振り返る
出発後に農鳥小屋を振り返る 
ガスは少なめ

農鳥岳手前から塩見岳方面眺望
農鳥岳手前から塩見岳方面眺望 
時々ガスが薄れた時に撮影

農鳥岳山頂
農鳥岳山頂 
山頂は一面ガスの中

下山道から富士山眺望
下山道から富士山眺望 
雲海の奥に富士山が浮かぶ

大門沢小屋
大門沢小屋 
ここで補給した水を途中でこぼすとは!

奈良田手前の吊り橋
奈良田手前の吊り橋 
割としっかりした長い吊り橋

奈良田から櫛形山に向かう林道入口
奈良田から櫛形山に向かう林道 
林道歩き20kmの長い道程スタート

池の茶屋登山口
池の茶屋登山口 
池の茶屋に着き少しだけホッ

池の茶屋巻道の唐松とサルオガセ
池の茶屋巻道の唐松とサルオガセ 
垂れ下がる不気味な植物がサルオガセ

ほこら小屋
ほこら小屋 
19時前に無事到着。水場は小屋の奥

04時50分 農鳥小屋・発
06時10分 農鳥岳山頂
09時00分 大門沢小屋(15分休憩)
12時00分 奈良田(以後20km林道歩行)
17時40分 池の茶屋登山口
18時55分 ほこら小屋(キャンプ場)・着

登山時間 13:30 登山距離 45km 高低差 2200m 山小屋泊

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H28.7.25 南アルプス縦走1日目

7月25日(月) 南アルプス縦走1日目(北岳、間ノ岳)
天気 晴のち曇のち雨

昨年は7月19日(日)の朝一番のバス約10台全てが満員で乗車できず。
今年も朝一番のバスに乗ったが平日だからかバスは1台だけで客は3人。
出発時の天候は良好。
大樺沢二俣までは割と順調に進む。
しかし今年初めての3000m峰、山頂に近づくにつれ呼吸が苦しくなる。
やっとの思いで北岳山頂到達。到達と共に苦しさもピークを越えた。
山頂の天候はガスがかかり見晴らし不良。
北岳から間ノ岳への縦走途中で8人組登山グループを追い越す。
追い越す時にグループリーダーから今日の宿泊地を尋ねられ農鳥小屋と答えた。
するとリーダーが「我々も同じ小屋だが予定時間に到着できそうもない。」
「その旨小屋に伝えてほしい」と頼まれ引き受けた。
間ノ岳山頂では2人組の登山者と出会い農鳥小屋の話になった。
私が農鳥小屋テント泊予定と話すと小屋泊りせずテント泊にしたのは正解とのこと。
2人組の話によれば農鳥小屋は老朽化が進んでいるうえ主人が気難しいらしい。
間ノ岳から農鳥小屋に向かう途中から霧雨模様となり雨合羽着用。
霧雨の中到着した農鳥小屋は確かに老朽化が進んでいる。
主人にテント泊の申し込みをし、8人グループからの伝言を伝えると礼を言われる。
そして雨が強くなる前に、手続きは後回しでテントを張った方が良いとの言葉。
更に本来は有料の水も無料で提供を受けて、主人の人柄に好感を持った。
登山初日の天候はイマイチだったが、気分的には上々のスタート。

広河原から北岳へ出発
広河原バス停から出発 
まずまずの天気

二俣から北岳を眺望
二俣から北岳を眺望 
少し雲があるがまずまずの天気

北岳肩の小屋手前
肩から北岳山頂方面眺望 
雲が湧き上がってきている

北岳山頂
北岳山頂 
山頂周辺はガスの中

北岳山荘への下り
北岳山荘への下り 
山頂よりはガスが薄れる

間ノ岳山頂
間ノ岳山頂 
北岳山頂より良いが見晴らしはイマイチ

農鳥小屋
農鳥小屋 
農鳥小屋到着時は霧雨

05時15分 芦安からバス乗車
06時05分 広河原でバス下車~登山出発
08時00分 大樺沢二俣
10時15分 小太郎山分岐
11時45分 北岳山頂(20分休憩)
14時45分 間ノ岳山頂(10分休憩)
15時50分 農鳥小屋・着

登山時間 9:00 登山距離 16km 高低差 1700m
乗車時間 0:50 乗車距離 19km テント泊

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日本百名山への最後の旅のスタート!

いよいよ百名山旅行の最後の旅のスタート。
昨年までに登り終えた百名山の数は96山。
残りの4山は富山県の立山と剱岳、群馬県の穂高岳と槍ヶ岳。
最も人気がありかつ難易度の高い山が残っている。
ただし残っている山数は少ないため、登山旅行は1週間で終えられる。
登山旅行は今年でひと区切りなので、折角の機会を1週間で終わるのは勿体ない。
そこで南アルプスで体調調整の縦走登山をしてから北アルプスに向かうことにした。
また南アルプスだけ縦走するのも物足りないと思い北アルプスも縦走することにした。
事前計画では悪天候対策で即日と1泊2日と2泊3日と3泊4日の4計画を立案。
天候次第で登山順序を入れ替えることも考慮した。
それでは今年の山旅を振り返りたい。

7月23日(土)~24日(日) 青森→山梨
天気 晴
昨年登った南アルプスの北岳と間ノ岳に農鳥岳を加えた白根三山、
それに二百名山の櫛形山を加えて2泊3日の縦走登山計画を立案。
青森から山梨まで2日かけてマイカー移動。
24日の夜に芦安駐車場に車中泊して翌朝バスで登山口に向かう計画は前年同様。
今回は登山前日温泉に入ろうとネットで調べたら南アルプス市内の山口温泉がヒット。
少しぬるめの炭酸泉で長風呂したくなるような心地よい温泉。
ちなみに車中泊した芦安駐車場にも南アルプス温泉ロッジ・白峰会館がある。

安達太良サービスエリア
安達太良SA
1年振りの車中泊

山口温泉
山口温泉
温めの炭酸泉は気持ち良い

芦安駐車場・白峰会館
芦安P・白峰会館
1年振りの芦安。涼しい車中泊で安眠。

7月23日(土)
12時40分 自宅・発
13時00分 青森中央IC・入線
19時00分 安達太良SA・着(車中泊)

7月24日(日)
05時50分 安達太良SA・発
07時30分 宇都宮IC・退出
09時30分 五霞IC・入線
11時45分 一宮御坂IC・退出
12時30分~15時20分 昼食&温泉入浴&買物
16時10分 芦安駐車場・着(車中泊)

1日目 運転時間 5:30 運転距離 460km 車中泊
2日目 運転時間 6:30 運転距離 385km 車中泊

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