fc2ブログ

五十路日本ひとり旅

2015年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年12月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

水に関するよもやま話(その1)

水に関して調べた中で印象に残った話を本やネットを引用しながら紹介します。

【汗のこと】
登山中に疑問に思ったのは、汗の成分と飲み水の成分の違いに伴う影響。
汗は運動での体温上昇を抑え身体を最適状態に保つための生体維持反応。
体温維持を優先し、貴重なミネラルを含む体内水分を犠牲にして体外に放出。
汗の成分は、水分が99.0~99.8%で、その他溶液が1.0~0.2%。
溶液の内訳は、ミネラルや乳酸や尿素や微量元素。
ミネラルの内訳は、塩素:ナトリウム:カリウム:カルシウムが、130:100:7:3の割合。
微量元素には、亜鉛、銅、鉄、クロム、ニッケル、鉛がある。
汗の水分が100%に近いほど良い汗で、体内で必要なミネラル等は再吸収される。
一方水分が99%に近づくほど悪い汗で、体内の微量成分が汗と共に失われる。
大量に汗をかくほど体内の再吸収が追いつかないため、悪い汗になってしまう。
このため水分補給する際は、水だけでなく塩分(ナトリウム)の補給を心がけたい。
塩分をとらず水だけ補給すると体液のミネラル濃度維持に不要な水を尿として排出してしまう。
私自身は登山中に飲水を控えめにして、喉の渇きを癒やすのに汗を舐めながら歩いた。
一応、体液の成分維持の点では理に叶った方法かな?
(各種数値は上平恒著「水とはなにか」や大塚製薬のサイト等を参考にした)

【気体の水と液体の水の違い】
透湿防水のことを調べていたら、気体の水や液体の水の世界に驚いた。
水蒸気は時速2100kmで動いている!(秒速590m)
ジェット機(800km/h)の2.5倍!
だから透湿衣類を着用すると、服の内外の湿度差で湿気が外に逃げ出してくれる。
一方液体の時速は気体の約10の1。それでも十分早い。
ところが水の構造(分子)の世界は非常に謎が多いらしい。
氷は固まっているため水分子は動かないと思ったら速度は遅いが絶えず分子活動している。
水の構造は10のマイナス12乗秒という非常に短い間隔で絶えず変化している。
物質が水に溶けるメカニズム、生物の体内での水の働き、化学反応における水の役割など未解明がことはとても多いらしい。
ちなみに、透湿防水シートは、気体の水を通し液体の水は通さない。(下図参照)
沸騰したヤカンから発生する白い煙は水蒸気でなく液体で、白い煙の先の透明な蒸気が気体になる。雲や霧なども気体ではなくて液体。
先週ブログで「湿気が透湿膜を通過したのではないか」と書いたが、霧等の液体の湿気は理論的には通過しない。だが湿気も分子の動きの中で液体から気体に変化しないのだろうか?

(日本透湿防水シート協会ウェブサイトから引用)

【身体の中の水の流れと種類】
先週ブログで「飲んだ水は1分以内に脳組織と生殖器、10分後に皮膚組織、10~20分後に心臓や肝臓等の臓器に達する。飲んだ水が最終的に完全に体外に排出されるには1か月かかる」と書いた。
その前段には「飲んだ水は30秒で血液に達する」が加わる。
こんなことが分かるのは、水には軽水(H2O)と重水(D2O)の違う種類があることを利用して実験できたからだ。
これは「水の新常識」著者松下和弘氏と加藤賢三博士が共同で動物実験して確認された。
ちなみに水は水素と酸素でできているが、水素には重水素など3種類、酸素にも3種類で、組み合わせると合計18種類の水が存在する。
「私達が日常飲んだり使用している水は、これらのいろいろな水の混合物」(「水とはなにか」より)なのだそうだ。

【雪どけ水や氷の神秘のパワー】
雪どけ水は生物に対して生理能力を高める働きをもっている。ソビエト極地探検隊の報告によると、氷がとける時にプランクトンが突然に増え、海面がプランクトンでおおわれてしまう。
また別の報告によると、雪どけ水によって、若木が急に生長し、雌鳥がよく卵を産むようになり、また牝牛の乳量も増す。
カザンの生物研究所で行われた研究によると、秋まきコムギの葉の中にある脱水素酵素の活性が雪どけ水によって増加した。
年とったネズミを氷づけにし、体温が22~25度に下がるまでそのままにし、それから外に出して体温が27度になるまで待ち、再び氷づけにするという操作を3~4回繰り返した。一回の低温状態の時間は約4時間。この操作の後でネズミは活発になり、食欲も増し、毛並みもつやつやとして一新し、すっかり若返った。(スィソエフとアンドリヤツェンコの実験)
このように、冷たい水は生物の生理活性を高める作用をもっているが、その理由はまだ十分には明らかにされていない。(「水とはなにか」より引用)

私達に最も身近で欠かせない水は、不思議なことがいっぱいだ。
スポンサーサイト



| 日本百名山 旅行 | 19:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

登山中に悩んだ水に関する3つの問題(その3)水と電子機器の関係

登山旅行と自転車旅行では、スマホやデジカメ等の電子機器を雨に濡らした。
電子機器は、どの程度雨天利用に耐えられるのだろうか?

自転車旅行の前半は、スマホを防水カバーに入れ自転車に取り付け進路表示に利用。
しかし防水カバー入りは視認や操作が不満で、後半はカバーの無いタイプに替えた。
雨天時はポケットに収納したが、小雨時などはそのまま付けていた時もあった。
少々雑な使い方だったが、スマホは耐え忍んでくれて、雨による誤動作は少なかった。
昨年からの登山旅行時でも、雨天時はレインウェアのポケットに入れて使った。
通算3年の旅行中、スマホの機器本体(iPhone5)が故障することは幸いなかった。
ただしGPS記録では、今年2度、GPSの現在地把握に大幅な誤差が発生した。
1度目は木曽駒ヶ岳のバス移動時、もう一度は悪沢岳山頂付近で誤認識が発生。
どちらも霧気味の天気だったため、GPSが雨に弱いのか少しググってみた。
GPSの弱点は以下のとおり。(ガーミン正規代理店サイトより)
•ビルなどの近くや谷間
•トンネルや森の中
•高圧電線や1.5GHz 帯の携帯電話などの近く
•長い距離を移動したとき
•周囲の環境が異なる場所へ移動したとき
上記5項目の他、「曇や雨の日は晴れた日より精度が落ちるよう」とあった。
1度目のバス移動時の記録は谷間(森)のバス移動の悪条件に該当した可能性がある。
2度目の悪沢岳では5項目には該当しない。曇りなので精度が落ちたのか?
これ以外で推測されたのはiPhoneのiOSとGPS機能の不具合。
再度ネットでググると不具合の報告が多くはないが見受けられる。
悪沢岳山頂では、何度試しても数十キロ離れた同一地点と誤認識していたので、環境の影響よりは機器の誤動作の可能性が高いかもしれない。
なお、悪沢岳では電源を再起動させるとGPSが正常に復活した。
iPhoneとFieldAccessアプリのコンビならば、今回のような誤動作時、電源を再起動させてもFieldAccessでは途中までの記録が保存されており消去されることはない。
3年間の旅行を通してGPSは雨天時でも誤動作は少ないと感じた。
また、iPhone自体も雨天時にも割に誤動作は少なく機能してくれた。
ただし、妙高山ではバッテリーの消費が早いように感じられて、もしかすれば雨天の影響があったかもしれない。また、機器が濡れていた場合のバッテリー充電では充電ケーブルの接続時に濡れを拭き取らないと充電が上手くいかない状況があった。

デジカメ(Sony DSC-WX200)も相当雨に濡らした。
雨天でも割と撮影したため、濡らした程度はスマホと同等かそれ以上かもしれない。
自転車旅行中は、雨天時に使用して撮影不能になる誤動作を3~4回経験した。
しかしその都度、乾燥やバッテリーの抜き差しをしたら、幸いにも回復した。
こんな経験があって、登山旅行時に油断したかもしれない。
飯豊山登山時にザックのウェストホルダーに入れたまま1時間ほど小雨歩行した。
その後の下山中に撮影してみたが、デジカメは全く無反応。
登山終了後は宿に着いてから乾燥とバッテリーの抜き差しをしてみた。
しかし電源は回復するも、誤動作は収まらなかった。
デジカメは霧雨時に撮影はできても、直ぐ濡れない場所に収納することを肝に銘じた。

腕時計についてはコンパスマスターⅡという気圧・高度計のついた時計を使った。
一応防水タイプで、4年ほど前に購入し、登山や自転車旅行でも利用。
腕時計は最も雨に濡らしたと思うが、過酷な利用にも耐えてくれていた。
しかし、今年前半の登山旅行時に、デジカメとほぼ同時期に誤動作が発生しご臨終。
実は今年前半の旅行前に、電池切れのため裏蓋を外しボタン電池を交換していた。
もしかすると、裏蓋を一度外したことで防水性に欠陥が生じたかもしれない。

3年間の自転車・登山旅行で、機器類は使用者の無頓着にそれなりに我慢強く堪えてくれたが、最後は愛情を持って大事に接することの大切さを教えられた。

| 日本百名山 旅行 | 21:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

登山中に悩んだ水に関する3つの問題(その2)登山中に必要な水分

登山中にどれだけ水分をとる必要があるかについて、登山旅行記録のブログでも何度か書いたが、私の場合は水を取り過ぎてバテる状況が多かった。
登山の休憩中に水分補給して歩き出すと、水を飲む前よりも汗の量が相当増える気がする。つまり飲んだ水が直ぐ発汗して体内の水分補給にあまり役立っていないように感じる。更には水を飲めば飲むほど喉の渇きが増すようにさえ感じる。

水分補給について考え出したのは、2年前の自転車日本一周旅行の時だった。
自転車旅行では登山と異なり水分の調達が容易にできるため、当初は水分補給は身体に良いという意識で、大量に水分補給し大量に汗をかくことを繰り返していた。
自転車旅行も相当後半に入ってから、水分補給量と発汗量と疲労度が全て比例するように感じてきて、初めて水分補給のことを真剣に考え出した。
自転車旅行の時は坂道の登りがキツいため、徐々に坂道を登り切るまではなるべく水分補給せず登りのピークで水分補給すると、飲んだ水が直ぐ汗になることなく身体に染み入るような感じがした。自転車旅行の終盤には、自転車走行中は水分補給をなるべく控えて昼食時や目的地到着時にゆっくり水分補給するようになった。

しかし昨年から登山旅行を始めた当初は、道迷いせず安全登山することに意識が集中していたため、水分補給は過去の登山時同様約1時間の休憩毎に水分補給していた。登山旅行にもある程度慣れ始め徐々に夏場の暑さも増してきた頃に、水分補給と発汗と疲労の関係を考え始めた。
自分は人並み以上に汗かき体質。そのため水分補給も今まではどちらかと言えば多め。しかし数泊の縦走計画時に荷物量は必要最小限にしたいという意識は強い。だから水の所持量は重要なポイント。数百グラム単位で荷物量を調整する一方で、水については1リットルにするか3リットルにするかで生じる2kgの差は大き過ぎる。

ということで登山時にいかに省力化して歩き水分も必要最小限にするかを考え実践してたどり着いた結論は、ゆっくりペースで歩き続けてなるべく休憩を取らなければ必然的に水分補給も必要最小限になるという歩き方だった。
この歩き方でも大丈夫という自信を持てたのは北海道登山の時だった。
北海道で最初に登った後方羊蹄山では登り道4時間弱の間ほとんど水分をとらず登れて自信がつき、その後大雪山や十勝岳でも往復6~7時間登山で水は1L持参して消費は半分程で足りた。登山時間も早めになり更に疲労感も少なかった。なお登山終了後は、身体が水分を求めているのが良く分かり、ゆっくりそしてタップリ水分補給に努めた。
水は少量、登山時間は短縮,更に疲労度は軽減となれば良いことずくめ。ただし登山時間短縮と疲労度軽減は水の影響だけでなく身体が順応してきたことも大きいと思う。

残る唯一の心配は、果たしてこんな歩き方で身体に悪影響はないかという点。
自分自身では身体は快調だと思うので悪影響も無いと思っているが、登山の本やネットを読むと、全てが「熱中症を防ぐためこまめに水分を取れ!発汗分は直ぐ飲水で補え!」と大合唱。まあ、他人は他人、自分は自分。
それでも、人間と水の関係が気になるため、テレビ、本、ネット等で調べる。

NHKのためしてガッテン(H27年7月15日放送)で、身体と水分の関係が紹介されて筋肉が多い人ほど熱中症になりにくいと話していた。(以下はガッテンのネット記事から抜粋)
人間の体の中で最も大量の水分を持っているのは「筋肉」。 
筋肉は水分を貯めるタンクの役割を果たし、筋肉の80%は水分、脂肪の場合は20%。
体重60kgの成人男性では約15kg~20kgもの水分が筋肉に蓄えられている。
【推測1:筋肉が多ければ相当汗をかいて水分が失われても大丈夫と思われる】

「心と体をキレイにする水の新常識」(松下和弘・朝倉一善共著、2005年実業之日本社刊)によると、「飲んだ水は1分以内に脳組織と生殖器、10分後に皮膚組織、10~20分後に心臓や肝臓等の臓器に達する。飲んだ水が最終的に完全に体外に排出されるには1か月かかる」と書かれている。
【推測2:飲んだ水は意外に早く発汗に使われつつ、体内を長期間巡るため相応のエネルギー消費=疲労にも繋がると思われる】

「水とはなにか」(上平恒著、2009年講談社刊)によると、「人は体内で一日にどれくらいの水を使用するのだろうか。腎臓は体の中にたまった老廃物を処理し、きれいな水をつくる工場のようなものである。大人ではここで1日に180Lの水が再生されている。一日に飲み物や食物で外から取り入れる水はせいぜい2.5L。尿や汗の形で体外に排出する水も2.5L。結局180Lの水を供給するために、たえず体内でめぐっている水を腎臓で1日に6回ほど繰り返し再生して使っている」と書かれている。
自分自身で最も気になっている水分補給と腎臓の関係について、水を取り過ぎたり水を節約したりした時に腎臓にどう影響するかはっきりしたことは分からない。ただ、去年と今年の登山終了後の健康診断で腎臓の検診値(クレアチニン値、eGFR値)がほんの僅かながら改善しており少しホッとした。

本題からは少し離れるが、人間がどれだけ水がなくても耐えられるかについては、つい先日も千日回峰行の最難関「四無行の堂入り」を達成した釜堀師のニュースがあり、8年前に満行成就した塩沼亮潤行者の「人生生涯小僧のこころ」でも9日間の断食、断水!、不眠、不臥の厳しさが語られている。
また「食べない人たち」(未読)の本では、「6年間水を飲まない弁護士」が紹介されており、人間と水の関わりには謎が多い。これらは超人的な話かもしれないが、一般の人でも地震で倒壊した建物の中から3日以上たって救出されたニュースに接したりすると、人間の可能性には未知の部分も多いと感じられ、固定観念にとらわれないことも大切だと思う。


※追記
前回ブログ「防水について」の中で、耐水圧について15000~40000と記したのはレインウェアの場合でした。このため手袋や登山靴の耐水圧を少しググってみましたが、グローブで30000の製品を見つけた以外には見当たりませんでした。手袋や登山靴に関して耐水圧や透湿性はあまり参考にならないのかもしれません。 

| 日本百名山 旅行 | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

登山中に悩んだ水に関する3つの問題(その1)防水について

今回の登山旅行では、レインウェア、登山靴、手袋で防水製品を使用した。
短時間の雨天時では防水性に問題なかったが、長時間使用していると防水が弱まり水がしみ込んできた。
これは、商品の問題か、使い方の問題か、天候の状況か、やむを得ない事なのか?
この問題について、ネット検索にも頼りながら考察してみた。

防水製品では3つの機能がポイントになる。
1「撥水性」 2「防水性」 3「透湿性」

1「撥水性」
撥水性とは、繊維素材と撥水剤(薬品)の相乗効果で水を弾く機能のことで、水分が繊維上で水玉になることで水濡れする面積を抑え衣類への浸透を抑制する。
ただし、あくまで濡れの時間や面積を減らしているだけなので、この機能だけでは衣服内への浸水は防止できないが、防水の補助の役割をする。
弱点としては、①ゴミ・チリや繊維表面の劣化で機能低下したり、②撥水剤の劣化による機能低下がある。
弱点対策としては、①は洗濯と温風乾燥で繊維面を相当復活できる、②は洗濯後に撥水剤を塗り直すことで相当復活できる。

2「防水性」
防水性とは、衣類繊維の無数の網目を液体の水(雨水)より小さくすることで衣類内部への浸水を防ぐこと。例えばビニールやゴム製品ならば構造上孔が無いため浸水はない代わりに透湿性(後述)もないため蒸れ蒸れ状態になる。このため如何に小さい孔で液体の水を通さず気体の水を通すかがポイントになる。
防水性能の比較では耐水圧値が使われており、各製品の耐水圧値は概ね15000mm ~ 40000mmの範囲となっている。
耐水圧10000mmとは、衣服の上に10m(10000mm)の高さの水を乗せても耐えられるということで、耐水圧値が大きいほど防水性能が高い。
ちなみに耐水圧を雨の強さで表すとすれば、嵐で20000mm、大雨で10000mm、中雨で2000mm、小雨で300mm。

3「透湿性」
透湿性とは、衣類繊維の無数の網目が気体の水(水蒸気)より大きいことで汗蒸れを体外に放出してくれる機能のこと。汗の水分が一旦繊維で吸収されたのち、水蒸気として繊維の外に放出されるため、この機能が高いほど肌のサラサラ感が増し快適になる。
通常はこの透湿性と防水性が一体となることで激しい運動に対応できる製品となる。
透湿性能は、各製品により概ね5000g/m2/24h~30000g/m2/24hの範囲となっている。
透湿性5000g/m2/24hとは、繊維1平米24時間当たりで5kgの水蒸気を放出できること。繊維1平米は概ね上着の表面積程度で、相当運動しても5kgの汗(水蒸気)を放出しないと思うので、通常の製品ならべたつきが相当軽減されると思う。
ただしここで疑問に思ったことは、透湿性能とはどういう条件で調べた性能なのか?
外の湿度が低ければウェアの内から外へどんどん水蒸気として放出されそうに思うが、外の湿度が高ければウェアの内から外に放出される水蒸気は低くなるのではないか?

今回の登山では、レインウェアの性能は概ね満足で身体への悪影響はなかったが、手袋と登山靴は結構濡れて、指先やつま先がシモヤケ症状になった。
手袋や登山靴はゴアテックス等の防水透湿を謳っている製品を使用していた。
何故濡れたのか、原因を旅行中そして旅行後に考えてみた。

手袋について
旅行に出かける前に、防水型手袋は4製品(3千円~6千円)購入した。
旅行前には、どの製品も水に数分浸してみて浸水のない不良品でないことを確認した。
どの製品も1~2時間程度の弱雨では水の内部浸透は無かったが、半日以上霧雨と強風の環境下で使用すると手袋内部には結構水がしみこんだ。
手袋をはずしてしぼると水が滴り落ちた。
登山で着用した防水透湿型手袋の3製品は、どれも撥水性能は無いと思われる。
防水があまりきかない要因として考えたことは、
1.もともと手袋に関しては、防水性と透湿性の両立は無理ということではないか。
2.強風と霧雨という環境は防水製品の弱点ではないかという印象。霧雨で外気湿度100%に近い環境で手袋に湿気が纏わり付いた状況で、更に強風時間の持続で手袋外部に付いた湿気が内部に浸透しているのではないか。
3.手袋の周囲も一応レインウェアのベルクロで封鎖しているが、強風で手袋の周囲から徐々に浸水していることも考えられる。
高橋庄太郎著「山道具・選び方、使い方」では「僕にとって、グローブは使いやすいものがなかなか見つかりにくい山道具の一つ(中略)雨が降っていれば、いずれにせよすべて濡れてしまう」と書いている。
完全に防水したければゴム手袋という選択肢もあるかもしれないが結論は出ていない。
これからも当分試行錯誤することになるだろう。

登山靴について
登山靴も昨年の旅行開始にあたり新たにゴアテックス製の靴を2足買い足した。
1足は2500m級の山岳を対象にしたモンベル製。1足は夏山オールマイティ用キャラバン製。
キャラバンの履き心地が気に入り8割以上の登山で使っていたが、最初の内は雨天の時も防水性能は完璧だったのが、旅行1年目の後半に入って足の濡れを感じるようになった。
今から思い返すと、1年目の6~7月は雨天登山が連日続く場合があり、靴が乾かない状態で翌日も雨天登山をしたことが結果的に靴に悪影響を与えた一因ではないかと思う。
登山靴については、特に岩場や段差のある道を歩くと靴にかかる衝撃は大きい。
本来は靴にも休息時間を与えて繊維の疲労回復を図るべきなのに、湿気の多い状態のまま連日登山で酷使したため、靴内部の防水膜にダメージが蓄積して最終的に防水機能低下に繋がった可能性がある。
2年目の今年は後半旅行開始前にキャラバンの登山靴を更に1足買い足した。
ただし今度は費用節約のためヤフオクで中古品を購入した。後半の旅行は霧気味の天気が続き、更に長時間歩行登山も続いた。最初は防水性能は十分だと思っていたが、旅行の終盤段階になる頃には徐々に靴内部に湿気を感じるようになった。
靴は、レインウェア等と比較して汚れの度合いが激しい。地面と直に接するため靴の周囲にも泥汚れや埃やチリがつきやすい。登山後に時間があれば刷毛を使って表面を水洗いしたことも何度かあったが、大半は手入れせず翌日もそのまま履いていた。こうなると靴表面の撥水機能は徐々に無力化しただろう。
最後の縦走登山2日目から3日目にかけては特に靴内部の濡れを感じていた。
今考えると、長時間登山の連チャンによる防水メンブレンのダメージ蓄積と、悪天候時の連続登山で靴表面の撥水性能の極端な悪化で、靴内へ水が染み込みやすい状況が整っていたかもしれない。
最終の縦走登山では2日目の夕方に雲ノ平キャンプ場到着後に水場で水を補給したのだが、水場のホースから出る水量の勢いが強く、水筒で水汲みする際に登山靴に勢いの強い水場の水をかけてしまい、ただでさえ濡れている靴の内部に水が染み込む感じがした。
靴が相当濡れている時には、耐水性能も機能しない状態だったのかもしれない。
今思い返せば、登山靴の性能低下は、悪環境での連続登山の必然の結果かもしれない。
かといって悪天候時の連続登山時に、こまめな手入れはほとんど不可能に近いように思われる。もう少し休みをとって靴の疲労回復を図り、こまめに汚れを落とし更に撥水剤を塗り足せば完璧なメンテナンスかもしれないが……
とりあえず、今年の旅行終了後には、来年に備えてメンテナンスした。

| 日本百名山 旅行 | 22:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年9月2日~5日 北アルプス雲ノ平縦走周回登山ルート

9月2日(水)~5日(土)の4日間、北アルプス西部を縦走したコース全体をルートラボ地図で掲載します。

9月2日 (水) 折立~太郎平~薬師峠キャンプ場
9月3日 (木) 薬師峠~薬師岳~雲ノ平キャンプ場
9月4日 (金) 雲ノ平~水晶岳~鷲羽岳~三俣キャンプ場
9月5日 (土) 三俣山荘~黒部五郎岳~折立駐車場

百名山旅行前半戦の南アルプス縦走は天気に恵まれましたが、後半戦の北アルプス雲ノ平周回縦走では悪天候に苦労しました。
初日はまずまずの天気でしたが、2日目の夕方から3日目はかけては生命の危険も意識させられた悪天候の縦走でした。
それでも最終日の4日目は素晴らしい天気に恵まれて、正に天国と地獄の両方を体験した4日間の旅でした。
3日目の縦走では朝の出発から13時頃までは休憩も飲食もとらず、立ち止まるのは危険と感じながら歩いていました。
その後幸い岩陰で休憩できましたが、やむを得ない場合は最終目的地の三俣まで休憩なしで歩こうと思っていました。
疲労感はありましたが歩き続ける体力は大丈夫だろうとは思っていました。
準備段階の「みちのく潮風トレイル」旅行で体力を養ったことと、これまでの登山旅行でペースは遅くても休憩をとらず歩き続ける習慣づけをしてきたことが、今回の悪天候の縦走で役に立ったと思っています。
みちのく潮風トレイル旅行も含めた2年間の山旅で、体力面や登山技術等を少し向上できたことが自分の財産になりましたが、一方で今まであまり経験のなかった腰痛を現在感じていることや、足指先の違和感がまだ残っていること等、旅行の負の遺産も抱えています。
来年に向けて、少しずつ体調改善を図りたいと思っています。
登山旅行中は99%一人で過ごしているため、自然と対話しながら、自分と対話しながら歩いていました。
そんな自分との対話で浮かんだ愚考を整理したら、時々ブログに書いてみたいと思います。

北アルプス西部縦走登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。


| 日本百名山 旅行 | 10:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年9月5日 黒部五郎岳

9月5日(土) 黒部五郎岳 (縦走4日目)
天気 晴

百名山96番目は黒部五郎岳。
「くろべごろう岳」の名称は「くろべ川」+「ゴーロ」(岩がゴロゴロ)の組み合わせ。
ちなみに北アルプスには「野口五郎岳」もあり、歌手の芸名の由来は山の名から。
深田は谷底から見上げたカールを絶賛し「他に類例のない素晴らしさ」と表現。
「花の百名山」の著者田中澄江は最も好きな山と述べている。

縦走最終日の朝は快晴。放射冷却で夜明け前には一段と冷え込む。
昨夜の足指先の冷えでシモヤケ以上と凍傷未満の様な足先感覚。
今日は後半戦の登山旅行中で最高の登山日和がほぼ一日中続く。
特に眺望が最高!
夜明け直前に見た槍ヶ岳。
三俣蓮華山頂からの笠ヶ岳の眺め。
三俣蓮華岳からの縦走路から眺める雲ノ平~水晶岳~鷲羽岳。
(笠も雲も水晶も鷲羽も雨で眺望できなかった無念を全て解消した!)
黒部五郎岳へ向かう登り道から見る雄大な五郎カール。
黒部五郎山頂から北アルプス全貌の眺め。
黒部五郎岳山頂では、今日で百名山全嶺制覇達成という76歳老夫婦と出会った。
約15年かかって達成したとのこと。本当におめでとうございます。
この日の行程は適度にアップダウンがあり、行程も長いが、危険度は少ない。
眺望が疲れを軽減してくれたが、太郎平小屋通過の頃には相当な疲労感。
太郎平小屋から折立まではまだ遠いと感じたが、アト少しアト少しと気力をふり絞る。
折立に到着した時は、途中2日間の悪天候を乗り切って完歩でき心底ホッとした。

【三俣山荘前で夜明けの槍ヶ岳を眺望】
三俣山荘前で夜明けの槍ヶ岳を眺望 

【朝日を浴びて羽ばたく鷲羽岳】
朝日を浴びて羽ばたく鷲羽岳 

【鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳を眺望】
鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳と続く稜線を眺望 
三俣蓮華岳への登り道から返り見る

【三俣蓮華岳への道】
三俣蓮華岳への道 

【三俣蓮華岳から笠ヶ岳へ向かう縦走路】
三俣蓮華岳山頂から笠ヶ岳への縦走路 

【三俣蓮華岳から黒部五郎岳への縦走路】
三俣蓮華岳から黒部五郎岳への縦走路 

【祖父、水晶、ワリモ、鷲羽を眺望】
黒部縦走途中で祖父、水晶、ワリモ、鷲羽を眺望 

【五郎舎~カール~黒部五郎を眺望】
黒部五郎舎~カール~黒部五郎に続く道を眺望 

【黒部五郎小舎と黒部五郎岳】 
黒部五郎小舎と黒部五郎岳

【雲ノ平の背後に水晶、ワリモ、鷲羽】
雲ノ平の背後に水晶、ワリモ、鷲羽を遠望  
雲ノ平の左端に小さく山荘が見える?

【黒部五郎岳と豪快なカール】
黒部五郎岳と豪快なカール
深田が絶賛した三方岩尾根の大伽藍

【カールを下る登山者の彼方に槍、穂高】
カールを下る登山者の彼方に槍と穂高 

【黒部五郎山頂で百名山踏破を祝福】
黒部五郎岳山頂で百名山踏破のお祝い  
76歳夫婦が15年掛りで達成はお見事!

【黒部五郎山頂から望遠で槍を見る】
黒部五郎山頂から槍を望遠で望む

【黒部五郎から薬師に向かう縦走路】
黒部五郎から薬師岳に向かう縦走路 

【太郎平小屋と薬師岳】
太郎平小屋と薬師岳 

【土曜日の折立駐車場は賑わい】
土曜日の折立駐車場は賑やか 

06時35分 三俣キャンプ場から出発
07時40分 三俣蓮華岳
09時00分 黒部五郎小屋(休憩)
11時00分 黒部五郎岳(休憩)
13時50分 北ノ俣岳(上ノ岳)
15時00分 太郎平小屋
17時10分 折立に着
18時00分 亀谷♨白樺ハイツに着
登山時間 10:00 登山距離 24km 高低差 800m
運転時間 0:35 運転距離 20km 温泉宿泊

9月6日(日) 亀谷♨~秋田市
昨日の宿到着後、今後の天気予報を調べると暫く雨模様の悪天候が続く見通し。
このため今年の登山旅行はこれで終了することを決断。アトは来年以降に持ち越し。
08時30分 温泉宿を出発
21時20分 道の駅秋田港に着
運転時間 10:30 運転距離 540km

9月7日(月) 秋田市~青森市
05時00分 秋田市を出発
11時00分 青森市に着
運転時間 3:40 運転距離 200km

黒部五郎岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 22:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年9月4日 水晶岳・鷲羽岳

9月4日(金) 水晶岳・鷲羽岳 (縦走3日目)
天気 強風霧雨のち晴

百名山94番目は水晶岳(黒岳)。
深田は、水晶岳(黒岳)の特徴を「一番奥深い山」「文字通り北アルプスのどまんなか」「黒岳はその名の如く黒々と男性的な強さ」と表現。
昔は黒岳と呼ばれていたが、この山で水晶が採掘されてからは水晶岳の呼び名の方が主流となった。しかし現在は水晶採掘はほぼ絶滅。
北アルプス百名山の中では、黒部五郎と共に山頂までの到達に最も時間を要する山。

百名山95番目は鷲羽岳。
深田によれば、鷲羽岳は元々「竜池ヶ岳」から「東鷲羽岳」を経て「鷲羽岳」になった。
名前変遷の過程で日本山岳会先輩のミスがあったらしいが、結果的には勇壮な山容にマッチした良い名前を得た。
鷲羽岳の山裾にある三俣山荘から眺める鷲羽岳は、左右に羽を伸ばした鷲の様。

夜間降り続いた雨でテント内の床は少々水分を含んだ状態になった。
明け方も雨模様。寒さで起床できず明るくなり始めた5時半過ぎ起床し軽朝食。
その後丁度良い具合に雨が弱まった頃を見計らいテントを畳む。
キャンプ場にはもう一人テント泊者がおり私より先に出発し、私は7時過ぎに出発。
霧で眺望不良だが、祖父岳からは運良く雲ノ平キャンプ場を眺望できた。
その後は霧雨と強風が続き水晶岳の登山路は道の険しさよりも強風に怯えた。
水晶岳山頂も強風で寒く、写真撮影を済ませて直ぐに登山路を引き返す。
ワリモ分岐付近で女性ソロ登山者と出会った時、水晶小屋までの距離を尋ねられた。
「もう少しだ」と答えたが、寒さで口が上手く開かないことに自分自身で驚いた。
女性と比べて自分の耐寒度が相当弱い。体質なのか?年齢のせいなのか?
その後も鷲羽岳まで霧雨と強風が続くが、稜線上のため風除けがなく休憩できない。
こんな状況が長く続いた時に寒さで遭難するのだろうと思いながら歩き続けた。
鷲羽岳山頂登頂後も休まず先に進む。やっと岩陰で風除けができ軽食にありつく。
その後の下山道で10人程の団体とすれ違った後、間もなく三俣山荘着。
風雨が収まりやっとホッとすることができたが、身体は冷え切った状態。
三俣山荘でテント泊手続きをする時は、山荘内の暖房が本当に恨めしかった。
山荘内に宿泊したかったが、所持金の都合で断念。
寒さが辛くて夕食後直ぐ寝袋入り。一旦眠れたが夜中に足指先の冷えで目覚める。
その後は足指先の冷えで眠れないまま夜明けを迎えた。

【夜明けの雲ノ平テント場】
夜明けのテント場 
地面は水溜まりの状態

【霧雨の雲ノ平湿原】
霧雨の中の雲ノ平の湿原 

【少しだけ青空が見えた祖父岳への道】
少しだけ青空が見えた祖父岳への道 

【祖父岳登山道から雲ノ平を見下ろす】
祖父岳登山道から雲ノ平キャンプ場を見下ろす 
中央にはキャンプ場がある

【水晶岳と鷲羽岳のワリモ北分岐点】
水晶と鷲羽のワリモ北分岐点 

【水晶岳山頂】
水晶岳山頂 
風が強過ぎて、直ぐに下山

【強風雨が叩きつける水晶小屋】
強風雨が叩きつける水晶小屋 
休憩しようかとも思ったが結局先に進む

【真昼にワリモ岳に到着】
昼にワリモ岳に着、休憩不可能で先に進む 
強風で休憩不可能で直ぐ先に進む

【鷲羽岳への道】
鷲羽岳への道、写真撮影も一苦労 
カメラ濡れもイヤ、写真撮影も一苦労

【鷲羽岳山頂で記念撮影】
鷲羽岳山頂で記念撮影  
良く無事ここまで来たと少しだけホッ

【鷲羽岳の下山途中に登山者を見上げる】
鷲羽岳の下山途中に、登山者を見上げる 

【ようやく三俣山荘に到着】
ようやく三俣山荘に到着 
無事に到着できて本当に良かった!

【徐々に天候回復し鷲羽岳が姿を見せる】
徐々に天候回復し鷲羽岳が姿を見せる 
今頃青空が見えるのも複雑な気持ち…

07時10分 雲ノ平キャンプ場から出発
08時25分 祖父岳
09時20分 ワリモ北分岐
10時35分 水晶岳
11時40分 ワリモ北分岐
12時45分 鷲羽岳
13時45分 三俣山荘(キャンプ利用手続き)
14時00分 三俣キャンプ場に着

登山時間 6:40 登山距離 13km 高低差 700m

水晶岳・鷲羽岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 19:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年9月3日 薬師岳

9月3日(木) 薬師岳 (縦走2日目)
天気 曇りのち雨

百名山93番目は薬師岳。
深田によれば、昔の有峰の人は日に五たび色が変わる薬師岳の姿を眺め暮らしていた。
その後、電力会社の用地買収で有峰の人は去って廃村になった。
昔は有峰の村から長い道のりを経て薬師に登ったが、廃村で立山からの縦走が主流に。
その後有峰ダムが出来て、現在の様に手軽に薬師岳に登れるようになった。
深田は、廃村後の有峰からの登山と、ダムが出来た後の登山の両方を体験している。
時代の変遷と共に登山の形も変わるが、薬師岳の大きな山容は今も変わらない。
5時前に起床して軽食後、朝5時に出発し薬師岳山頂に向かう。
出発時の天気は霧雨気味の曇りで、雨合羽とスパッツを着用。
昨日は良く見えた薬師岳は全く見えない。山頂に近づくにつれガスと強風が増す。
山頂約20分手前で先に登った若者4人組の下山とすれ違う。
誰もいない山頂の祠で参拝。写真撮影後は強風の山頂を早々に退散。
山頂から下山後に再度軽食をとってからテント撤収。
この時は幸い霧雨が止み、テントの収納はスムーズにできた。
午前9時過ぎに雲ノ平に向けて出発。
薬師沢小屋までは曇ってはいたが、まずまずの天気。
薬師沢から黒部川に繋がる地点を渡った後は雲ノ平まで凄い直登。
梯子や鎖場も有り、これまで登った坂の中でベスト3に入る急登が1時間以上続く。
急登が終わると木道が現れる。いよいよ雲ノ平に入るが、天気は悪化して強風霧雨。
雲ノ平小屋到着時は全身ビショ濡れ。テント場利用手続き後にテント場に移動。
キャンプ場は広いが岩場が多くテントの張りやすい場所は限られる。
霧雨から徐々に雨は強まり、地面に雨水が溜まっている場所も多い。
雨水がちょっと心配だが寝心地を優先しなるべく平坦な場所を選びテント設営。
テント設営時は寒さで手がかじかみ、テント部材の結合に手間取る。
寒さのため早めに夕食し早めに就寝。本格的な雨天時の野営は初体験。
夜中に風雨が強まり、徐々にテント内部に水が染みこんでくるのを感じた。 

【登山出発後、薬師平を経由】
薬師平

【霧に包まれた薬師岳山荘】
霧に包まれた薬師岳山荘 

【霧に包まれた薬師岳山頂】
薬師岳山頂も霧 

【雷鳥には霧が似合う】 
雷鳥には霧が似合う 

【テント場に戻る】
テント場では先発若者組がテント撤収終了
先発の若者組は既にテント撤収完了

【テント撤収後、太郎平経由雲ノ平へ】
テント撤収後、太郎平を経由し雲の平へ 

【薬師沢沿いの木道橋を進む】
薬師沢沿いの木道橋を進む 

【薬師沢小屋の直ぐ先の吊り橋を渡る】
薬師沢小屋の直ぐ先の吊り橋を渡る 

【吊り橋の後は、雲ノ平への直登】
吊り橋の後は、雲の平への直登  

【雲ノ平のアラスカ庭園は霧雨】
雲ノ平のアラスカ庭園

【標高2500mに広がる大湿原】
日本最後の秘境・標高2500mに広がる大湿原 
日本最後の秘境と言われる雲ノ平

【雲ノ平山荘】
雲ノ平山荘 
山荘内は暖かく、うらやましい。

【悩んだ末に設営したテント場所】
悩んだ末に設営したテント場所 
寝心地を優先し石の少ない場所を選ぶ

05時00分 薬師岳に向けて出発
07時00分 薬師岳山頂に着
08時50分 テント場に戻る(テント撤収)
10時00分 薬師峠キャンプ場を出発
12時40分 薬師沢小屋
14時10分 急登終了~湿原木道
15時15分 雲ノ平山荘(キャンプ利用手続き)
15時40分 雲ノ平キャンプ場に着
登山時間 9:10 登山距離 20km 高低差 1200m

薬師岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 14:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年9月2日 折立~薬師峠

9月1日(火) 飛騨高山~黒部市
ぐずついた天気が続く中で、2日と5日はまずまずの好天が期待できそう。
ということで、2日~5日の4日間の縦走を計画し、3日と4日は好天を神頼み。
1日は、飛騨高山の民宿から道の駅を経由して黒部市の旅館まで移動。
道の駅で休憩中に青空が現れたため、濡れた登山靴を約2時間天日干しした。
09時00分 民宿(味の宿川瀬)を出発
16時00分 黒部市(黒部旅館)に着
運転時間 3:20 運転距離 130km 旅館泊

【国道41号線はノーベル街道】
ノーベル賞に関係の深いR41号 
カミオカンデも近い「道の駅細入」にて


9月2日(水) 折立~薬師峠キャンプ場 (縦走1日目)
天気 霧曇りのち晴れ

折立までは有峰林道と言う富山県の公社が管理する有料林道を通る。(料金1,900円)
パッとしない天気の水曜日ということで、折立の駐車場内には車は少ない。計20台程度。
登山口は青空も見えるが山頂方面はガス曇り。雨合羽とスパッツを着用して登山に出発。
縦走初日は、折立から薬師峠までの最も楽な行程。
最初は急登が1時間ほどあり、その後はずっとなだらかな道。
歩き始めて2時間が過ぎ、徐々にガスが薄れて薬師岳も見え、久々に気持ちも高まる。
約3時間半ほどで太郎平小屋に着。
太郎平小屋の人の話では、昨日から今朝にかけ悪天候だったが徐々に晴れてきたらしい。
幸先は良し!小屋からキャンプ場までは15分ほど。
キャンプ場には4人組若者グループが2組、既にテントを設置。
15時にはテントを張り終え、17時には夕食を終え、19時には就寝。

【曇り空の有峰有料林道分岐路を左折】
曇り空の有峰林道分岐路 
料金所では悪天候に気をつけてと言われた

【青空の見える有峰湖展望台】
青空ものぞく有峰湖展望台 

【青空の見える折立登山口を出発】
青空ののぞく折立登山口を出発 
直ぐに霧の中の登山道となる

【オヤマリンドウの咲く霧の登山道】
オヤマリンドウの咲く霧の登山道 

【霧に明るさが出てきた五光岩ベンチ】
霧の先に微かな山影が見える五光岩ベンチ 
霧の先に微かな山影が見える

【霧が薄れて薬師岳が姿を見せる】
霧が薄れて薬師岳が姿を見せる 

【青空の下の太郎平小屋】
青空の下の太郎平小屋 

【太郎平から薬師峠、薬師岳への道】
太郎平から薬師峠、薬師岳への道 

【薬師峠テント場に合計3張のテント】
薬師峠テント場に合計3張のテント 
私のテントは右端

07時15分 黒部市の旅館を出発
09時05分 折立登山口Pに着
09時50分 折立登山口から出発
13時20分 太郎平小屋(テント利用手続き)
13時45分 薬師峠キャンプ場に着

登山時間 3:30 登山距離 9km 高低差 1000m
運転時間 1:50 運転距離 65km テント泊

折立~薬師峠登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 20:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月31日 笠ヶ岳

8月30日(日) 飛騨高山~新穂高温泉P
百名山登山も残すは北アルプス9座。しかし天気に恵まれず今後の予報もイマイチ。
劔や槍や穂高は危険地帯もあるため、天候の良い日に登りたいので後回し。
先ずは日帰り計画の笠ヶ岳に向かう。高山市から登山口の新穂高温泉まで移動。
10時00分 高山市のホテルを出発~途中、買い物等
16時00分 新穂高温泉無料Pに着
運転時間 1:40 運転距離 60km 車中泊


8月31日(月) 笠ヶ岳
天気 霧雨一時曇り

百名山92番目は笠ヶ岳。
深田は「この山ほどその名に忠実なものはない。どこから望んでも笠の形を崩さない。」と記している。
登山道となる「笠新道」は北アルプス3大急登の一つ。(アト2つは合戦尾根とブナ立尾根)
笠新道は、過去に登山道が崩落したため新しく付け替えられたルート。
更に杓子平を通過した後にも付け替えられた部分がある。
今後益々自然環境が厳しくなれば、登山道の管理も益々大変になるかもしれない。
前夜は新穂高登山者用無料駐車場に車中泊。
盛況時には満車になる駐車場も、雨天の日曜日ということで駐車率は2割ほど。
夜間は雨で少し寒かったがソコソコ睡眠でき起床は5時前。
慌てて出発の準備をし、5時半に駐車場を出発。
出発時は霧雨。その後も雨は続き、山頂の前後で雨は止んだが、下山後半も雨。
出発後約1時間で笠新道の急坂に入ったが、道はつづら折りで特別急とは感じず。
急登を2時間程度で杓子平という開けた平坦地に出た。
登山開始から杓子平までの区間で5人ほど追い越し。
杓子平から先で下山中の7人組と出会い、この先に徒渉点があるかと聞かれた。
多分クリヤ谷からの登りルートで増水した沢に遭遇したのだろう。笠新道は心配無し。
杓子平を過ぎるとまた急坂。主稜線に出て急坂は終了し気持ちの良い稜線歩き。
稜線上では雨は止んだがガスで視界不良。時々、瞬間的にガスが薄れる。
ガスの中の笠ヶ岳山荘を通過し、15分ほどで山頂に着。ガスで人影無し。
山頂は風が強く、風除けのある祠の場所に戻り昼食。
この日はバテは少なかったが、乗鞍岳に続き指先が寒さでかじかみマヒ。
防水手袋をしているが防寒効果は少なく、防水効果もイマイチ。
下山道では、高齢の夫婦登山者1組とだけすれ違った。
今までの登山旅行中、出会った人数の少なさで、ベスト5に入りそう。

【夕闇迫る蒲田川とイルミネーション橋】
新穂高無料駐車場の夕闇の川沿い 
新穂高無料駐車場にて

【増水した左俣谷沢の橋を渡る】
増水した川に架かる橋を渡る 

【林道から笠新道への登りの入口】
林道から笠新道への登りの入口 

【急登が続く笠新道】
急登が続く 
つづら折り道なので、楽な急登?

【樹林帯を抜けた杓子平】
樹林帯を抜けた杓子平 

【杓子平で雷鳥の親子?】
杓子平で雷鳥の親子? 
ガスで見にくいが3羽いる

【霧に煙る笠ヶ岳山荘】
霧に煙る笠ヶ岳山荘 

【一面ガスの笠ヶ岳山頂】
誰もいない一面ガスの笠ヶ岳山頂 
20分ほどいたが誰も来ない…

【山頂付近の雷鳥2羽】
山頂付近の雷鳥 
杓子平以後は雷鳥が唯一の励まし

【下山路で振り返る笠ヶ岳山頂方面】
下山路で振り返る笠ヶ岳山頂方面 
中央の霧の奥が笠ヶ岳山頂か?

【抜戸岩】
抜戸岩 
人の10倍ほどの高さの岩の間をすり抜ける

【杓子平方面への旧下山道を眺望】
笠新道分岐から杓子平方面を眺望 
笠新道分岐の手前からの眺め

【実がなったコバイケイソウ】
実を結んだコバイケイソウ 

05時35分 駐車場から登山出発
06時30分 笠新道登山口(林道→笠新道)
10時30分 抜戸岳分岐(笠新道分岐)
11時40分 笠ヶ岳
13時25分 抜戸岳分岐
16時20分 笠新道登山口
17時15分 駐車場に着
18時15分 飛騨高山の民宿(味の宿川瀬)に着

登山時間 11:20 登山距離 28km 高低差 2000m
運転時間 0:40 運転距離 34km 民宿泊

笠ヶ岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 14:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月29日 乗鞍岳

8月29日(土) 乗鞍岳
天気 霧雨

百名山91番目は乗鞍岳。
北アルプスの中では最も高い所(標高2700m)までバスが運行し、誰でも3000m超の山頂に容易に立てる。
深田は「乗鞍は北アルプスに入れられているが、遠くから眺めると北アルプスの連嶺とは独立した形で、御嶽と並んで立っている。そして御岳の重厚に対して、乗鞍には颯爽とした感じがある。」と記している。
広い意味で日本アルプスの一員である御岳と乗鞍は、どちらも他の日本アルプスとは違う独特の存在感を発する山。
日本列島全体が8月上旬までの猛暑から一転秋の天気。秋雨前線が停滞し連日曇か雨。
金曜の午後に乗鞍高原まで来て初めて、日曜日に自転車レースが開催されることを知る。
自転車レース準備で土曜午後から駐車禁止になるので早めに登山し車を移動しなければ。
土曜の朝の6時15分、雨の中、すずらん橋バス停からバスに乗車。7時に畳平到着。
雨が小降りになるのを期待して登山出発を少し待ったが、変化なし。諦めて出発。
山頂まではなだらかな道が続くが、ずっと霧か雨で、眺望は無し。
土曜日の割に登山者は少なめ。
山頂も霧雨。周りは何も見えず、風で寒く、早々に下山。
下山時に富士見岳を経由したら、偶然一時的にガスが薄れ、畳平を眺望。
10時発の下りのバスに乗車。バスに乗車中も手の指先のかじかみが回復せず。
3000m前後の場所で3時間ほど風雨にさらされ、身体の末端は冷えきってしまった。
こんな悪天候でも登山を続ける意味を自問する1日になった。

【国民休暇村前】
国民休暇村前で明日サイクリング大会開催を知る 
日曜日自転車レースがあることを知る

【すずらん橋からバスで出発】
すずらん橋からバスで出発 

【畳平から登山出発】
畳平から出発。目の前の富士見岳も霧霞 
目の前の富士見岳も霧に霞む

【ヨツバシオガマ】
ヨツバシオガマ 

【霧雨の肩ノ小屋】
霧雨の肩ノ小屋 

【霧雨の蚕玉岳】
霧雨の朝日岳 

【霧雨の乗鞍岳剣ヶ峰山頂】
霧雨の乗鞍岳剣ヶ峰山頂 
女性2人が山頂神社軒下で雨宿り

【霧雨の乗鞍岳頂上小屋】
霧雨の乗鞍岳頂上小屋 

【霧雨の中のツアー登山者の列】
霧雨の中のツアー登山者の列 

【少しだけ霧が晴れた富士見岳登山道】
少しだけ霧が晴れた富士見岳 

【富士見岳から畳平を眺望】
富士見岳から畳平を眺望 

06時15分 鈴蘭橋バス停から乗車
07時20分 畳平から出発
08時40分 乗鞍岳山頂(剣ヶ峰)
09時40分 富士見岳
10時00分 乗鞍山頂畳平に着~バス乗車
10時50分 鈴蘭橋バス停で下車
13時00分 飛騨高山のホテル(α-1高山バイパス)に着

登山時間 2:35 登山距離 7km 高低差 500m
バス時間 1:45 乗車距離 40km
運転時間 1:55 運転距離 75km ホテル泊

乗鞍岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 20:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月28日 御嶽山

8月27日(木) 野尻湖~濁河(にごりご)♨P
北アルプス方面の天気予報がイマイチのため、御嶽山、乗鞍岳の天気に期待することにして、野尻湖から御嶽山・濁河♨Pまで移動。
09時50分 野尻湖の宿を出発 (途中で買い物)
17時35分 濁河♨登山口Pに着
運転時間 5:10 運転距離 205km 車中泊

【濁河温泉先の登山口への道】
濁河温泉側の登山口への道 


8月28日(金) 御嶽山 (9合目)
天気 曇

百名山90番目は御嶽山。
深田は「普通御岳は日本アルプスの中に入れられるが、この山は別格である。(中略)悠然と孤立している。」と記している。
この「木曽の御岳さん」が昨年9月27日の昼前に噴火した。
私は、前日月山に登り、翌日富士山に登るため移動中の車中でニュースに接した。
何か大変なことになったと思いながらも詳しい事情は分からず、翌日富士山に登る。
富士山頂では数人の登山者が御嶽山の噴火が微かに見えると方向を指し示していた。
その後の登山旅行でも、当日御嶽に登る計画を偶然変更し助かったという話も聞いた。
自然災害は突然やって来る。誰の身にも起こる可能性はある。覚悟も必要と改めて思った。
濁河の夜間は涼しくて、今までの車中泊で一番良く眠れた。
小坂登山口(濁河温泉登山口)からの登山道は案内板が多くて分かりやすい。
木道も結構整備されているが、中には古くなり腐りかけている場所もあった。
ゆっくり登り2時間半ほどで9合目の飛騨頂上に到着。
登山規制中のため9合目までは登れるが、この先は通行止。
天気は最初ガス気味だったが、徐々に晴れ、御嶽山頂も見えた。
御嶽山頂に向かい慰霊の黙祷。
この日はガスったり晴れたり変化を繰り返し午後からは小雨も混じる。
自然の災害はいつ起こるか分からないが、天気の予測もまた難しい。

【御嶽大明神の鳥居をくぐる】
御嶽大明神の鳥居をくぐる 

【登山道脇には壊れかけた祠】
登山道脇には壊れかけた祠 

【通行止めの橋の脇に新登山道】
通行止めの橋の脇に新登山道 

【モヤシみたいな物は一体なに?】
モヤシみたいな物は一体なんだろう? 

【真ん中の岩は「蛙岩」】
真ん中の岩は「蛙岩」 
目と口が白ペンキで書き加わりナルホド

【8合目の「お助け水」】
8合目の「お助け水」 
残念ながら水場の場所は不明

【9合目登山道。手前にコマクサ】
9合目登山道。手前にコマクサ 

【手前が五ノ池小屋。奥が飛騨頂上】
手前が五ノ池小屋。奥が飛騨頂上 

【御嶽山頂への縦走道を眺望】
御岳山頂への縦走道を眺望 
偶然霧が晴れ御岳山頂が姿を現す

【御嶽山頂を望遠で眺望】
御嶽山頂を眺望 
噴火の痕跡に向かい、黙祷。

【仙人滝】
仙人滝 
下山時に寄り道。10分ほどの所にある

05時40分 小坂登山口を出発
07時30分 8合目(お助け水)
08時25分 9合目(飛騨頂上)(休憩)
10時10分 8合目
11時30分 仙人滝
11時45分 小坂登山口に着
14時45分 乗鞍観光センター ~  鈴蘭橋Pに移動

登山時間 05:00 登山距離 10km 高低差 1000m
運転時間 2:10 運転距離 84km 車中泊

御嶽山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 15:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月26日 火打山・妙高山

8月26日(水) 火打山・妙高山
天気 霧雨(時々強風)

百名山88番目は火打山。
深田は「火打の真価値は(中略)その登り道が一様ではなく、林あり、平あり、池沼あり、変化に富んでいる。」と述べている。
頸城三山の中央にある最高峰で、一見なだらかに見えて変化に富んだ山歩きを楽しめる。

百名山89番目は妙高山。
妙高山は火打山と共に妙高戸隠連山国立公園に含まれ、同じ頸城三山の焼山と共に富士火山帯の北端にあたる。
妙高山・焼山とも活火山だが、間にある火打山だけは山名とは一致しない非火山。
妙高山の麓には国内最古のスキー場が広がり、更に避暑地の野尻湖を従えている。

登山前日は笹ヶ峰駐車場で車中泊。標高1300mの駐車場は一晩中小雨で寒い。
早朝5時出発時に雨は止んでいたが、今にも雨が降り出しそうでカッパ着用し出発。
出発間も無い登山道で女性2人組から声を掛けられ、今日の予定を聞かれる。
私は火打~妙高の即日。女性組は妙高~火打の黒沢池小屋泊の1泊2日。
互いに天気回復を期待してエール交換後、それぞれの道へ。
高谷池・天狗の庭付近では一時的に青空が覗き眺望が出現したが、後は霧天気。
4時間20分で火打山山頂着。山頂は霧と強風。はい松の陰に隠れて軽食。
エネルギー補給後は順調に黒沢池ヒュッテまで進むが徐々に霧雨が強まる。
妙高山への登り道の中腹で、下山途中の朝会った女性2人組と再会。
朝から気になっていたが、もしかして昨日高妻山で手袋を拾ってくれた女性2人組?
確認したらやはりそうだった。昨日2度と今日2度の出会い。改めて礼を言い健闘を祈る。
13時過ぎ着の妙高山頂も霧と強風。視界ゼロと疲労と下山時間の関係で南峰は断念。
この時スマホの充電量が空なことに気づく。充電器と繋いでもスマホが作動しない。
山頂で少し待ったがスマホは起動せず、これ以上遅れられないため諦めて下山開始。
途中で雨濡れによる充電不良を推測し、水分を拭き取ったら間もなくスマホが起動した。
強風、濡れた岩の急登などで体力を消耗し、17時過ぎの下山完了時は大安堵。
台風等の影響を考えて新潟方面に移動したが、果たして良かったのかは判定不能。

【登山前日の笹ヶ峰駐車場】
車中泊した笹ヶ峰駐車場 

【登山道の始めは緩やかな木道が続く】
最初はなだらかな登山道 

【十二曲り登り途中見かけたシャジン】
ヒメシャジン? or ミヤマシャジン? 
ヒメシャジン? or ミヤマシャジン?

【富士見平の分岐路】
富士見平 
左が火打山、右が妙高山

【高谷地ヒュッテと池塘群】
高谷地ヒュッテと池塘群 

【天狗の庭手前で火打山頂方面眺望】
もう少しで火打が見えるのに(この日一番) 
もう少しで山頂見えそう、この日一番の眺望

【強風の登山道を上る】
強風の登山道を登る
強風で草が横倒れ

【強風と霧に覆われた火打山頂】
霧に覆われた火打山山頂 
はい松の陰で身を縮めて撮影

【天狗の庭に咲くウメバチソウの群れ】
天狗の庭に咲くウメバチソウの群 

【個性的屋根の黒沢池ヒュッテ】
個性的屋根の黒沢池ヒュッテ 

【妙高山北峰は強風濃霧】
妙高山北峰は強風霧雨 
南峰への登頂は断念
 
【大倉乗越への最後の泥岩ロープ場】
大倉乗越への最後の泥岩ロープ場 

【霧モヤの続く黒沢池の木道を歩く】
霧モヤの続く黒沢池の木道を歩く 

【濡れた長い木段を慎重に進む】
濡れた長い木段を慎重に進む 

05時05分 笹ヶ峰Pを出発
07時25分 富士見平(火打・妙高分岐)
08時10分 高谷池小屋
09時25分 火打山 (休憩)
10時40分 高谷池小屋
11時30分 黒沢池小屋
13時20分 妙高山 (休憩)
15時20分 黒沢池小屋
15時55分 富士見平
17時20分 笹ヶ峰Pに着
18時00分 野尻湖・藤屋旅館に着

登山時間 11:10 登山距離 27km 高低差 1800m
運転時間 0:30 運転距離 20km 旅館泊

火打山・妙高山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。
※ 妙高山頂から黒沢池への下山開始30分間の記録は欠落しています。

| 日本百名山 旅行 | 16:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月25日 高妻山

8月25(火) 高妻山
天気 曇り霧、一時晴れ

百名山87番目は高妻山。戸隠連峰の最高峰。
戸隠連峰は、八方睨・戸隠山を頂点とする表山と、高妻山を頂点とする裏山で構成される。
深田によると「戸隠山は手力雄命が天の岩戸を開いてその戸を空に投げると、それが芦原の中つ国に落ちて山になった」という伝説を持つ。
修験のための険しい道の多い戸隠山に対し、高妻山は険しさは和らぐが「急峻で実に辛く(中略)頂上に達した喜びは無上」と深田は記した。
前日の焼岳登山はまずまずの天気だったが、台風15・16号が日本に接近中。
特に15号が九州に上陸しその影響が近畿等にも及ぶ予想のため、一旦北アルプスを離れ新潟方面の山を登ることにした。
戸隠駐車場で車中泊し、5時過ぎに駐車場から登山出発。
戸隠牧場を通過し、往路は一不動コース。
沢沿いの道だが、この日は水を飲まない。
一不動避難小屋で、2人組の女性登山者(私と同年代?)と挨拶を交わす。
この後、この2人とは3度出会うことになる。
一不動前の鎖場は慎重行動、山頂手前の急登を頑張れば、何とか山頂に達する。
全体的にガス気味の天候だったが、眺望地点で運良くガスが消え写真を撮れた。
しかし山頂はガスで眺望は無し。山頂での休憩中に手袋紛失に気づく。
昨日焼岳で落し物を拾い自分も気をつけようと思ったばかりで、全く気をつけてない!
下山時に先ほどの女性2人組と再会。女性が手袋を拾っていてくれた。感謝!感謝!
お礼を述べ、山頂までの距離や下山コースなどの話をして、互いにエールを交換。
下山は弥勒コース。「とても急」という表示どおりの急坂。
笹ヤブ道を結構丁寧に刈り払いしているが雨天時は滑りそう。私は転ばす下山完了。

【戸隠牧場を通り抜けて登山口に向かう】
戸隠牧場を通り抜けて登山口へ向かう 

【牧場を通り抜けた所にある登山口】
牧場を通り抜けた所にある登山口 

【沢沿いの登山道を行く】
沢沿いを行く 

【最初の鎖場の滑滝】
滑滝 
霧で濡れていたため慎重に通過

【一不動避難小屋】
一不動避難小屋 
ここで女性2人組と出会う。

【登山道から眺める朝日の黒姫山と雲海】
登山道から眺める朝日の黒姫山と雲海 

【九勢至から山頂を眺望】
九勢至から山頂を眺望 

【山頂の十阿弥陀】
山頂の十阿弥陀(山頂標識は少し先) 
山頂の標柱はもう少し先にある

【オヤマリンドウ】
オヤマリンドウ 

【ホツツジ】
ホツツジ 

【結構ハードな急坂下山道】
結構ハードな下山道 

05時10分 戸隠Pを出発
07時00分 一不動小屋
07時55分 五地蔵山
09時30分 高妻山山頂(休憩)
11時15分 五地蔵山~弥勒新道へ
13時10分 戸隠Pに着
17時10分 笹ヶ峰Pに着

登山時間 7:30 登山距離 16km 高低差 1200m
運転時間 1:20 運転距離 40km 車中泊

高妻山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 17:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月24日 焼岳

8月24日(月) 焼岳
天気 霧気味の晴

百名山86番目は焼岳。
深田は、焼岳は「日本アルプスを通じて唯一の活火山」と紹介。
乗鞍岳(北アルプス)も活火山。昨年噴火した御嶽山は日本アルプスの一部?
時代を経ても今も噴煙を上げ続ける焼岳は大正4年に大噴火。昭和37年にも噴火。
これらの噴火により昔は深い谷だった場所が溶岩流等でせき止められ上高地が誕生。
北アルプスの中では標高が低い「小ぶりの山」だが、その存在の意義は「大きい山」だ。
前泊した塩尻のホテルを7時半に出発し、新中ノ湯登山口から9時過ぎに登山出発。
私より少し後に路肩駐車帯に着いた大阪ナンバー車の男女が先に登山出発。
その後私は登山口から100mほど進んだ登山道でサングラスの落とし物を発見。
拾って道脇の樹の枝に掛けておいた。
その後先発の大阪ペアに出会いサングラスの件を尋ねると女性が落としたとのこと。
登山中にタオル等の落とし物にはチョクチョク出会うが、たまに高価な落とし物もある。
私も前半戦で時計を紛失しており、しっかり気をつけなければ。
この日も霧気味だったが、時々晴れ間も覗く。2時間少々で割と楽に山頂到着。
山頂付近もガスだが時々ガスが消える。焼岳周辺に関してはそこそこ眺望が良かった。
焼岳が造形した上高地方面も時々ガスの間から姿をのぞかせていた。

【新中ノ湯登山口の路肩駐車帯】
新中ノ湯登山口の路肩駐車帯 

【樹林帯の中の登山道】
樹林帯の中の登山道 

【樹林帯を抜けた登山道】
樹林帯を抜けた登山道 

【噴煙を上げている焼岳】
噴煙を上げている焼岳 

【噴煙のすぐ脇を通る登山道】
噴煙のすぐ脇を通る登山道 
少しビビりながら脇を通過

【焼岳山頂から梓川・上高地方面を眺望】
焼岳山頂から梓川・上高地方面を眺望 
大正4年噴火で誕生した大正池も見える

【焼岳最高峰の南峰を眺望】
焼岳最高峰の南峰(登山禁止)を眺望 
南峰は登頂禁止

【下山路で見たオンタデの花群】
下山路で見たオンタデの花群 

【真っ赤な葉と真っ赤な実が色鮮やか】
赤い葉と赤い実が鮮やか 
残念ながら樹木名は不明…

07時30分 ホテルを出発
09時20分 新中ノ湯登山口Pから出発
11時30分 焼岳山頂(休憩)
13時45分 新中ノ湯登山口Pに着
18時00分 戸隠Pに着

登山時間 3:50 登山距離 9km 高低差 900m
運転時間 1:20+3:40 運転距離 50+140km 車中泊

焼岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 15:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月23日 常念岳

8月23日(日) 常念岳
天気 曇り

百名山85番目は常念岳。
山名由来の伝説に、昔密猟者が常念岳で野営中に頂上からお経と鐘の音が夜通し聞こえたため常念岳での密猟を止めたという昔話。
山頂は秀麗なピラミッド型で、多くの登山者や写真家や画家を魅了。
前夜の一ノ沢駐車場での車中泊中は夜通し雨。
翌朝も霧雨だったが間もなく雨は止んだ。
一ノ沢沿いに道が続くため、思わず沢水を口にしながら登る。
何回か飲水するうちにバテが現れてきた。水の飲み過ぎはバテの元。
登山道がとても狭くなる場所で、運悪く約50人のツアー登山団体と遭遇。
唯一の空き地ですれ違いするため10分ほど待機。
その20分ほど後、今度は20人規模のグループと遭遇。2度目のすれ違い待ち。
休日は団体登山が多い。
胸突き八丁の急登を越えると常念乗越。近くにあるはずの常念小屋は霧で見えず。
常念乗越から常念山頂まではガレ場ザレ場の結構な登り。
バテ症状の私の脇を、スイスイと追い越した男女の登山者がいた。
特に女性の方がハイペースで男性を引っ張り、余裕で会話していた。唯々驚嘆。
私の方は、約1時間で山頂到着後も、暫く荒い息遣いが収まらず。
周りを見ても自分が一番バテているようで、この日は自分の体力に自信喪失。
下山時は67歳の登山者と会話。直前に81歳の登山者と出会い自分はまだ若いと話す。
今後も足腰を大事にして頑張ってくださいとエールを送る。
下山道では若者3人組とも出会った。昨夜は蝶ヶ岳ヒュッテでテント泊したとのこと。
星空の良い天気だったと聞き、下界は雨で山頂が晴れの場合もあることを教えられた。

【駐車場から常念岳登山口への道】
駐車場から常念岳登山口への道 

【モヤ気味薄晴れの林道歩き】
もや晴れの林道歩き 

【一ノ沢登山補導所のある登山口】
一ノ沢登山補導所のある登山口 

【一ノ沢沿いを進む登山ルート】
一ノ沢沿いを進む登山ルート 
時々沢水を飲んだのが後々のバテに

【胸突き八丁の急登の始まり】
胸突き八丁の急登の始まり 

【最後の水場】
最後の水場 
ここでも、飲水休憩

【霧中の常念乗越のテント場】
霧中の常念乗越のテント場 
奥にある常念小屋は視認できず

【霧晴れの常念岳山頂を眺望】
霧晴れの常念岳山頂を眺望 
本日一番の常念山頂ピラミッドを眺望

【霧中の常念山頂を目指す健脚女性・上側】
霧中の常念山頂を目指す健脚女性 
田中陽希を思わせるハイペース

【霧が少し薄れた常念山頂】
霧が少し薄れた常念山頂 

05時40分 一ノ沢Pから出発
06時00分 一ノ沢登山補導所から入山
08時50分 常念乗越
09時50分 常念岳山頂(休憩)
11時30分 常念乗越
14時15分 一ノ沢Pに着
16時20分 塩尻のホテルに着

登山時間 7:30 登山距離 18km 高低差 1800m
運転時間 1:00 運転距離 37km ホテル泊

常念岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 11:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月22日 鹿島槍ヶ岳

8月21日(金) ラウム山荘~柏原新道登山口
このところの天気予報が前線の影響等で定まらず、今後の計画か悩ましかった。
いろいろ悩みながらネットで宿の予約を入れたらラウム山荘の予約を1日間違えた。
20日に宿泊のつもりが21日宿泊で予約していた。
女将さんの配慮で20日に宿泊させてもらう。ただし(当然だが)夕食無し。
翌日朝食は準備してもらい、日中は休養観光、宿に戻り夕食を食べてから出発。
突然の日程変更に、私の事情に合わせて対応していただき、ラウム山荘に感謝。
女将さんの対応力に感謝。文化人のご主人からは北アルプスの資料を頂き感謝。
宿を出発後は、鹿島槍ヶ岳の柏原新道登山口の路肩にある駐車帯で車中泊。
17時20分 ラウム山荘を出発
17時55分 柏原新道登山口Pに着
運転時間 0:35 運転距離 22km 車中泊

【ラウム山荘】
ラウム山荘 

【柏原新道登山口路肩の駐車帯】
柏原新道登山口路肩の駐車帯 


8月22日(土) 鹿島槍ヶ岳
天気 曇り(霧雨)

百名山84番目は鹿島槍ヶ岳。
深田は述べる「鹿島槍は私の大好きな山(中略)品のいい美しさは見飽きることがない」
深田は述べる「この山は信州側から見るのがよく(中略)五竜岳の頂に立って(中略)吊尾根を望んだ時」
深田は述べる「魅力は何と言っても両槍とその間の吊尾根の美しさ」
路肩での車中泊では半分ほど眠り、朝4時頃にバスの停車音で起床。
夜中には雨音がしていたが、5時過ぎの出発時は一応雨上がり。
最初は非常に整備された柏原新道の登山道を快調に進む。
種池山荘の手前から霧雨と風が強まり雨合羽を着用。
途中、半ズボン姿に傘を差しただけの登山者数人と出会う。大丈夫なの?
霧は段々濃くなって先が見えない。目視での現在地把握は不可能。
スマホをあまり濡らしたくないため、GPSでの現在地確認は必要最小限。
霧の中の爺ヶ岳、布引岳を通過し、鹿島槍山頂直下の登りが少し急登。
視界不良以外はそれほど苦労無く山頂に着いた印象。
北峰を経て縦走する人もいたが私は霧で北峰登頂断念。下山は登山者少数で順調。

【「この先足元注意」標識と扇沢遠望】
「この先足元注意」標識と扇沢駐車場遠望 

【霧にむせぶ種池山荘】
種池山荘 

【爺ヶ岳南峰頂上】
爺ヶ岳南峰頂上 

【ミヤマコゴメグサ】
ミヤマコゴメグサ 

【冷池山荘】
冷池山荘 

【霧雨の中で雷鳥】
雨模様になると現れる雷鳥 
雷雨時に出現すると言われる

【小さなお花畑】
小さなお花畑 
種池山荘~冷池山荘の登山道で

【鹿島槍ヶ岳山頂で記念写真】
鹿島槍ヶ岳山頂で記念写真 
眼鏡をかけると曇る、はずすと見えない…

【トウヤクリンドウ】
トウヤクリンドウ 

【下山20分後、束の間の青空】
時々束の間青空が顔を出した 
この後すぐに霧に覆われた

【柏原新道途中で種池山荘を見上げる】
柏原新道途中で種池山荘を見上げる 
下に降りるほど青空が多くなった

05時30分 柏原新道登山口Pから出発
08時00分 種池山荘
08時50分 爺ヶ岳
09時25分 冷池山荘
11時00分 鹿島槍ヶ岳山頂(休憩)
12時40分 冷池山荘
13時30分 爺ヶ岳
14時20分 種池山荘
16時20分 柏原新道Pに着
18時50分 一ノ沢Pに着
登山時間 10:00 登山距離 26km 高低差 2000m
運転時間 1:40 運転距離 50km 車中泊

鹿島槍ヶ岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 15:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月20日 五竜岳

8月20日(木) 五竜岳
天気 曇、一時晴れ

百名山83番目は五竜岳。
「ごりゅうだけ」は山名の印象どおりゴツイ山。深田は「山容雄偉、岩稜峻厲」と表現。
山名の由来は武田家の紋章「御菱(ごりょう)」説や、後立山の「後立(ごりゅう)」説等。
隣接する白馬岳や鹿島槍ヶ岳の山頂は、長野県と富山県の県境になっている。
しかし五竜岳の山頂は富山県の宇奈月に属している。
江戸時代に加賀藩が密猟防止や国境保全のためこの地域を監視していたのだとか。
昨夜は、「黒菱平」の駐車場で車中泊。(黒菱と言う名も、御菱と関係あるのかな?)
約100台駐車できる場所に駐車台数は約10台。うち車中泊組は3台。
夜明け前に1台到着。若者男女3人組。私より10分早く唐松岳日帰り登山に出発。
車中泊した他の2台は観光目的のため、この日早朝五竜岳を目指すのは私1人。
先ずは唐松山荘を目指し八方尾根を進むが、登山道の岩がツルツルと滑る。
後で知ったことだが、八方尾根は非常に摩擦係数の低い蛇紋岩で覆われている。
唐松山荘以後は結構急峻な鎖場等が現れ慎重に進む。蛇紋岩は無くなり一安心。
天気は、曇空から一時ガスで視界不良、その後曇のち雨のち曇と変わる。
約6時間で山頂に到着。山頂到着時は薄日が差し絶景に恵まれる。
山頂には遠見尾根を登って来た単独登山者の男女2人がいて、しばし長話50分。
先ほどすれ違った元気な若者団体が北アルプス縦走11泊?の最終盤と聞き、感嘆!
私の方は、下山時にはスタミナ切れを起こし、歩き食いしながら下山を急ぐ。
唐松岳にも寄るが相当へばり、やっとの思いで駐車場に着いたのが17時過ぎ。
その後、今夜の宿(民宿ラウム山荘)に直行し、宿の到着が18時過ぎ。
しかし大失敗!宿の予約日を間違えて、明日の宿泊予約にしていた。
宿泊者がいなかったため女将の配慮で宿泊日変更。本当に助かった。感謝!

【前日、黒菱へ向かう道路で放牧牛と遭遇】
黒菱に向かう山道で放牧牛に遭遇 
牛の脇を静かに走行して通り抜けた

【早朝登山開始後に黒菱平を見下ろす】
早朝登山開始後に黒菱を見下ろす 

【八方池とヘリと不帰のキレット展望】
八方池とヘリと不帰のキレットを展望 

【唐松岳頂上山荘と唐松岳】
唐松岳頂上山荘と唐松岳 

【五竜岳への縦走路】
五竜岳への縦走路 
唐松岳頂上山荘通過20分後

【五竜山荘と五竜岳】
五竜山荘と五竜岳 

【五竜岳山頂から鹿島槍の双耳峰眺望】
五竜岳山頂から鹿島槍ヶ岳を眺望 

【下山路で五竜山荘、白岳、唐松岳眺望】
下山路で五竜山荘、白岳、唐松岳を眺望 

【下山路で、八方池とケルン】
下山路で、八方池とケルン 

【登山道脇に花解説~エゾシオガマ】
登山道脇には花解説~エゾシオガマ 

【下山路で、タムラソウ?】
タムラソウ? 

04時55分 黒菱平Pから出発
06時30分 八方池
08時00分 唐松山荘
10時10分 五竜山荘
11時00分 五竜岳山頂(昼食・休憩)
12時30分 五竜山荘
14時30分 唐松岳
17時20分 黒菱平Pに着
18時05分 ラウム山荘に着

登山時間 11:20 登山距離 25km 高低差 2000m
運転時間 1:00 運転距離 40km 民宿泊

五竜岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 19:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月19日 白馬岳

8月19日(水) 白馬岳
天気 曇のち晴(薄霧)

百名山82番目は白馬岳。読み方は「しろうまだけ」。
深田によれば元々は「西山」と呼ばれ、その後「代馬(しろうま)岳」から「白馬岳」と変化。
そこから「ハクバ山」という誤った呼び名も発生。地元の村名が「ハクバ村」なら仕方ない?
大雪渓あり、お花畑あり、眺望あり、登りやすい山ということで、北アルプス中の人気の山。
前夜は猿倉駐車場に車中泊。駐車場は8割埋まる。深夜に雨。朝の時点で曇り。
登山開始は5時半で、林道歩きから始まり、大雪渓まで1時間。
初めガスが濃かったが、徐々にガスが晴れてくる。
雪渓は軽アイゼンとストックを使用。雪渓には落石が多く前方要注意。
大雪渓歩きは約1時間。ここまでは割と順調だったが、徐々に疲労蓄積。
眺望が開け気力維持、前を行くボッカ人にペースを合わせ、山頂まで休憩無しで登り切る。
山頂周辺では本日最高の天気で眺望も最高。ただし強風でとても寒い。
あっという間に手がかじかむ。写真撮影のお手伝い後に早々に下山。
頂上山荘まで降りてから昼食。午後には再びガスが増してきた。

【霧に包まれた猿倉荘・登山口】
霧に包まれた猿倉荘・登山口 
天気に不安を抱えつつ、出発

【白馬尻小屋から、イザ大雪渓へ!】
白馬尻小屋から、イザ大雪渓へ! 

【徐々に霧が晴れた大雪渓を登る】
徐々に霧が晴れた大雪渓を登る 
落石多数。音もなく落ちるので要注意

【ハクサンフウロ】
ハクサンフウロ 

【ミヤマトリカブト】
ミヤマトリカブト 

【奥の白く目立つ花がオオカサモチ?】
奥の白く目立つ花がオオカサモチ? 

【白馬岳頂上宿舎】
白馬岳頂上宿舎。でも頂上まではマダマダ 
名は頂上宿舎。でも、頂上はマダ先

【白馬山荘】
白馬山荘。頂上は近い 
山頂は近い

【白馬岳山頂で記念撮影】
白馬岳山頂で記念撮影 

【山頂の方位板の彼方には槍?】
山頂の方位板の彼方には槍の穂先 
槍は勘違い…? もしかして剱…

【頂上宿舎直下のお花畑】
下山時、頂上宿舎直下のお花畑 
下山時に撮影

05時40分 猿倉Pから登山出発
06時35分 白馬尻小屋 ~ 大雪渓
09時30分 白馬岳頂上宿舎
09時55分 白馬岳山頂
10時45分 白馬岳頂上宿舎(昼食)
13時25分 白馬尻小屋
14時10分 猿倉Pに着
15時50分 五竜岳登山口(黒菱P)に着

登山時間 7:30 登山距離 16km 高低差 1700m
運転時間 0:50 運転距離 18km 車中泊

雨飾山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。


| 日本百名山 旅行 | 11:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月18日 雨飾山

8月16日(日) 青森~宮城
百名山旅行後半戦の旅のスタート。
好天時期に出発したかったが、はっきりしない天気予報が続く中、見切り発車。
日曜日の午後の出発は、お盆帰省Uターンの車で渋滞。
13時40分 自宅を出発
19時15分 長者原SAに着
運転時間 4:20 運転距離 310km 車中泊

8月17日(月) 宮城~長野県小谷村
登録有形文化財に指定されている小谷♨山田旅館に宿泊。
温泉2種類は炭酸系だが微妙に違う。料理と日本酒は美味しかった。
05時50分 長者原SAを出発
16時00分 小谷♨「山田旅館」に着
運転時間 7:50 運転距離 490km 温泉宿泊

【宿泊した小谷♨山田旅館】
登山前日に宿泊した小谷♨山田旅館 
お湯も料理も大満足!


8月18日(火) 雨飾山
天気 曇のち晴

百名山81番目は雨飾山。
深田は雨飾山の語源を調べたが分からなかった。その名の美しさをただ受けとめる。
深田は1度目は道が分からず断念、2度目は雨で4日足止めし断念、3度目に初登頂。
私も昨年、雪渓に不安を感じて断念。
今回は是非登るという気持ちで、小谷♨山田旅館に前泊。
女将から、昨年の地震の影響なのか温泉客が減少しており、是非又利用してとのお願い。
温泉の湯も料理も大満足なので、機会があれば是非利用したいが、少し遠い。
前夜の小谷村は大雨警報発令し、そこそこ雨が降った。やはり雨飾山。
幸いに朝には雨が止んでいた。
登山口までの道路では地震被害の補修工事で午前と午後と2時間ずつ通行止有り。
山頂までは結構急登が多いが、標識が整備され道もしっかりして登りやすいと感じた。
山頂到着時は周囲が霧で眺望はあまり無し。さしずめ霧飾山か?
午後2時過ぎに下山したら、登山口の空は青空。今度は青飾山。

【雨飾山の小谷側登山口】
雨飾山の小谷側登山口 

【標識が整備された登山道】
標識が整備された登山道 
何故、分母が11なのかしら?

【荒菅沢出合手前で山頂方面眺望】
荒菅沢出合手前で頂上方面を眺望 

【荒菅沢の残雪の雪渓】
荒菅沢の雪渓 
昨年登山を断念した場所を安心して通過。

【登山道脇に咲くトリカブト】
登山道の脇に咲くトリカブト 

【笹平から雨飾山山頂を眺望】
笹平から雨飾山山頂を眺望 

【石仏山頂の背後にもう一つ山頂】
石仏山頂の背後にもう一つ山頂  

【大勢の自衛隊員が石仏山頂で休憩】
自衛隊員の訓練登山? 
20人ぐらい? 訓練登山?

【下山したら青空だった】
下山したら晴天だった 

07時40分 旅館を出発
08時25分 小谷登山口から出発
10時50分 雨飾山山頂に着
13時30分 登山口に着
16時10分 白馬岳登山口(猿倉P)に着

登山時間 4:40 登山距離 10km 高低差 900m
運転時間 0:10+1:00 運転距離 5km+38km 車中泊

雨飾山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 20:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月7日 男体山

8月7日(金) 男体山
天気 晴れ

百名山80番目は男体山。
深田によれば、名山に初登頂した僧の話には伝説が多い中で、男体山は勝道上人が開山したとする僧空海の記述が残っている。
深田はまた「中禅寺湖と男体山という取り合わせほど過不足なく(中略)秀麗雄大な景色」と記している。
登山前日と当日は、その中禅寺湖からの男体山の景色を十分に堪能。
登山口には二荒山神社があり、ここから入山する場合は入山料500円を徴収。
登山日は「登拝講社大祭」最終日で、入山料として1000円徴収された。
前日は神社駐車場で車中泊。5時前に起床し朝食後、5時30分登拝受付し、出発。
車中泊で隣に駐車した男性と会話しながらの登山。いろいろ教えてもらった。
普段は入山料500円でお守りのみ。今日は、宝物殿観覧料、防寒シート、防水ポーチ付。
大祭期間の1週間は御来光登山者が多い。この日も20人ほどの下山者とすれ違う。
2~4合目の工事用道路区間には短縮ルートがあること。
男体山(父)には、女峰山(母)、小真名子山(長女)、太郎山(長男)という家族関係があること。
女峰山は日本200名山。明日田中陽希が登山予定。仕事関係で登山できず残念とのこと。
天気が良ければ山頂からの眺望は最高。富士山、日光白根山、燧岳、至仏山、皇海山等々。
男体山は登りやすかった。途中には急登もあったが危険度はそれ程でもない。

【大祭最終日早朝の二荒山神社前車道】
大祭最終日早朝の二荒山神社道 

【大祭最終日早朝の二荒山神社石段】
大祭最終日早朝の二荒山神社前 

【登山道1合目】
登山道1合目 

【登山道4合目】
登山道4合目 

【8合目にある鳥居】
8合目にある鳥居 

【9合目から中禅寺湖を望む】
9合目から中禅寺湖を望む 

【大祭最終日の二荒山神社山頂】
大祭最終日の二荒山神社山頂 

【山頂にある更新したての天突く鉄剣】
山頂にある更新したての天を突く鉄剣 

【日光白根山を遠望】
日光白根山を遠望 

【田中陽希が翌日登る予定の女峰山】
田中陽希が翌日登る予定の女峰山 

【中禅寺湖と男体山】
中禅寺湖と男体山 
登山後に中禅寺湖畔から眺める男体山

05時40分 二荒山神社Pから出発
06時35分 4合目
08時10分 男体山山頂に着 (休憩)
09時05分 男体山から下山
11時15分 神社Pに着
14時30分 鬼怒川♨ロイヤルHに着
登山時間 4:20 登山距離  9km 高低差 1200m
運転時間 1:40 運転距離 44km ホテル泊

8月8日(土) 鬼怒川♨~青森市
8月7日で前半戦の登山は終了。一旦実家に帰り、8月中旬に後半戦の旅に出る。
08時30分 ホテルを出発
17時20分 青森市の自宅に着
運転時間 7:40 運転距離 620km

男体山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。
 登山開始1合目までGPSの記録を録り忘れしました。

| 日本百名山 旅行 | 21:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月6日 日光白根山

8月6日(木) 日光白根山
天気 晴のち曇り

百名山79番目は日光白根山。最高峰の別名は奥白根山2578m。
日光白根山(奥白根山)は、この地点以北にある日本の山の最高峰。
そんな最高峰の山頂は観光コースからは見えず、近隣山の登山者のみ見られる。
山頂周辺には五色沼や弥陀ヶ池、少し離れて菅沼などを従え、眺望に彩りを添える。
愛好家の多い花「シラネアオイ」は日本特産1科1属1種で名前の由来がこの奥白根。
朝5時過ぎ、日の出と共に金精峠駐車場を出発。
駐車場には私の他にもう1台車中泊組。私より早く犬連れで登山出発。
金精山までは急登が続く。金精山以後は緩やかな道が多くなる。
五色山で道が二手に分かれ奥白根を頂点に周回できる。
先ず阿弥陀池に向かう。阿弥陀池で一服後、急登を経て奥白根山頂に着。
山頂で犬登山者と出会い、犬を連れた登山の苦労話を聞く。
下山は、五色沼経由し前白根のコルに出る道を進んだが道が分かり難かった。
午前中はモヤ気味の晴れだったが、登山終了後の午後からは雷雨。
午後に入った食堂で話を聞くと、ここ3日同じ様な天気が続いているとのこと。

【金精峠駐車場は海抜1842m】
金精峠は海抜1842m。栃木と群馬の県境 
栃木と群馬の県境の峠。後方に金精山

【朝日を浴びる金精山山頂】
朝日を浴びる金精山 

【五色山から眺める五色沼と奥白根】
五色山から眺める五色沼と奥白根 

【弥陀ヶ池から奥白根への登坂道】
弥陀ヶ池から奥白根への登坂道 

【登坂道から弥陀ヶ池、菅沼、丸沼眺望】
登坂道から弥陀ヶ池、菅沼、丸沼を眺望 

【奥白根山頂】
奥白根山頂には温度計(20℃) 
山頂は岩ゴロゴロ。温度計20?℃

【山頂直下から眺める五色沼】
山頂直下から眺める五色沼 
上から見るとエメラルドグリーン色

【五色沼から眺める奥白根山頂】
五色沼から眺める奥白根山頂 
下から見ると遠浅で透明な沼

【前白根登坂道から五色沼と奥白根眺望】
前白根登坂道から五色沼と奥白根を眺望 

【羽がとても綺麗なアサギマダラ蝶】
羽がとても綺麗がアサギマダラ蝶 

05時20分 金精峠Pから出発
07時20分 五色山
08時00分 弥陀ヶ池 (休憩)
09時10分 日光白根山山頂 (休憩)
10時30分 五色沼 (休憩)
11時20分 前白根山
11時40分 五色山
13時15分 金精峠Pに着
16時00分 二荒山神社Pに着

登山時間 7:50 登山距離 14km 高低差 1300m
運転時間 0:30 運転距離 20km 車中泊

日光白根山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 10:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月5日 皇海山

8月5日(水) 皇海山
天気 薄モヤ晴れ

百名山78番目は皇海山。読み方は「すかいさん」。
英語の「スカイ(空)」と同じ発音で爽快そうだが、山頂は山奥深く訪れる人は少ない。
深田はこんな原始的自然美を保つ山も、登山の一形態として留めたかったのだろう。
深田の時代は、皇海山登頂には10以上の頂を越えヤブこぎしてやっとたどり着けた。
現代の登山者は、車で1時間林道を走り、2時間の登山で山頂に着くことができる。
そんな現代に深田が生きていたら、果たして百名山に選定していただろうか?
前日は、皇海山の近くにある老神温泉に宿泊。(老人温泉ではないとPRしている)
そこから間もなく、舗装されていない林道を車で1時間走り、皇海山登山口に到着。
登山口まで行く林道は北側と南側の二方向から繋がっているが、ネット検索すると北側は危険が高いと知り、南側(根利川沿い)を走行。
林道は心配したほど酷い林道ではなかったが、大小の落石や洗堀(轍)も散見される。
登山口から山頂までは2~3時間。登山道は林道よりもしっかり(?)している。
樹林帯とヤブの山で眺望はイマイチ、それでも百名山。10人ほどの登山者と出会った。

【前泊した老神温泉から発車】
前泊した老神温泉から発車 

【林道途中に現れる鉄柵】
林道途中に現れる鉄柵(熊進入防止柵) 
熊侵入防止柵

【皇海橋にある皇海山登山口駐車場】
皇海橋の架かる皇海山登山口駐車場 

【不動沢の沢沿いルートを進む】
不動沢の沢沿いルートを進む 

【少し薄暗い登山道を進む】
少し薄暗い登山道を進む 

【不動沢のコル(鞍部)】
不動沢のコル(鞍部) 

【コルから眺望する鋸山】
コルから眺望する鋸山 

【山頂まであと400m地点】
山頂まであと400m地点 
山頂付近も樹林に覆われ眺望なし

【皇海山山頂】
皇海山山頂 
山頂も眺望はあまり良くない

07時50分 宿を出発
09時45分 皇海橋登山口Pから出発
11時10分 不動沢コル
11時45分 皇海山山頂に着(休憩)
14時00分 登山口Pに着
16時50分 金精峠Pに着

登山時間 3:50 登山距離 8km 高低差 850m
運転時間 4:50 運転距離 120km 車中泊

皇海山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 15:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月4日 至仏山

8月4日(火) 至仏山
天気 晴れ、暑い

百名山77番目は至仏山。
深田は「尾瀬沼を引き立てるものが燧岳とすれば、尾瀬ヶ原のそれは至仏山」と述べている。
尾瀬ヶ原を挟んで対峙するようにそびえ立つ二つの山。
深田はまた燧岳を「威のある直線的な山容」、至仏を「柔らかな曲線で、親しみ易い」と表現。
山ノ鼻の木道からは柔らかでなだらかな山に見え、名前通り「仏に至る」気がしたが…
民宿の配慮で6時朝食、7時に民宿出発。8時には鳩待峠駐車場への進入路まで来た。
だが「満車」表示のため諦めて戸倉の第一駐車場に駐車。そこから乗合タクシーに乗車。
少しの待ち時間で8時半過ぎタクシー乗車、20分ほどで鳩待峠につき9時過ぎに登山出発。
登山口では至仏山から山ノ鼻への下りは危険禁止とあったため、まず山ノ鼻へ向かう。
山ノ鼻までは平坦な湿原の木道歩き。山ノ鼻で草原と至仏山のコントラストに見とれる。
しかし至仏山頂までが予想以上に長い。先に見える頂が山頂かと進むとその先がまだ続く。
「仏に至る」道は、そんなに簡単なものではない。
山頂の20分ほど手前で、背中に2人分のバックを担ぎ登る高齢登山者に出会った。
「大変ですね」と声かけしたら、「千葉の登山仲間が山頂で待っているので救援に来てくれるよう呼びかけてほしい」と頼まれた。
事情を聞くと、私が10分ほど前に追い越したもう一人の高齢登山者がバテてしまっているが鳩待峠に時間までに着かないと当日の交通手段がなくなってしまうとのこと。了解して大急ぎで山頂へ。呼びかけしたら約20人の大所帯の団体だった。
その後私は山頂で昼食休憩していると、30分ほどで千葉団体は全員山頂到着。
休憩無しでそのまま鳩待峠に向かって行った。
私もその後出発し途中で千葉団体を追い越したため、その後の結末は不明。
単独登山と団体登山、どちらにも利点と弱点があることを改めて実感。
私の方は、下山時の平坦路で気分良くスピードを出したら転倒!顔と腕と足に擦り傷。
単独登山ほど慎重さが必要。大いに反省と自戒の「仏に至る」登山であった。

【鳩待峠への規制道路入口】
鳩待峠へ入口 (交通規制日あり) 
当日は通行規制無しだが駐車場満車表示。

【戸倉の尾瀬第一駐車場】
戸倉の尾瀬第一駐車場に駐車しバスで出発 
乗合タクシーに乗車

【鳩待峠から登山出発】
鳩待峠から登山に出発 

【クルマユリ、コバギボウシ等咲く木道】
クルマユリ、コバギボウシ等が咲く木道 

【至仏山荘を通過】
至仏山荘を通過 

【山ノ鼻の草原から至仏山を眺望】
山ノ鼻湿原から至仏山を眺望  

【ニッコウキスゲと尾瀬ヶ原と燧岳】
ニッコウキスゲと尾瀬湿原と燧岳

【木段脇のタカネナデシコと燧岳】
至仏山への木段脇のタカネナデシコと燧岳 

【二人分のザックを背負う登山者】
二人分のザックを背負う登山者 
小柄な人だが凄い荷物の量!

【至仏山山頂から燧岳を眺望】
至仏山山頂から燧岳を眺望 

【至仏山から小至仏山への縦走路】
至仏山から小至仏山への縦走路 

【高層湿原の木道歩き】
気持ちの良い高層湿原木道歩き 
この後の平坦路で油断して転倒!

07時00分 民宿を発車
08時40分 乗合タクシーで発車
09時15分 鳩待峠から登山出発
10時05分 至仏山荘
11時45分 至仏山山頂 (休憩)
14時00分 鳩待峠に着
15時15分 吹割の滝 (観光)
17時30分 老神♨「楽善荘」に着

登山時間 4:00 登山距離 12km 高低差 850m
運転時間 2:00 運転距離 70km 温泉宿泊

至仏山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 11:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月3日 武尊山

8月2日(日) 山梨県北杜市~群馬県水上町
南アルプス方面の登山を終了し群馬方面の山に向かう。群馬の民宿に2連泊。
この数日間は、日中猛暑で夕方頃に一時局地的に土砂降り雨という天気が続いている。
08時40分 山梨の旅館を出発
09時05分 道の駅南きよさと(休憩)
15時20分 道の駅水上(休憩)
16時10分 群馬の民宿(三枝)に着
運転時間 5:00 運転距離 205km 民宿泊

8月3日(月) 武尊山
天気 晴れ、暑い (都心で4日連続猛暑日)

百名山76番目は武尊山。読み方は「ほたかやま」。
「山名は日本武尊(やまとたけるのみこと)からきたといわれている」と深田百名山で紹介。
しかし「ここには伝説があるだけで、拠るべき旧記がない」ため、往時の信仰登山を想像。
深田夫妻が登山口に選んだ上ノ原と近い、武尊神社の先の登山口から出発。
明け方は涼しかったが、登山開始の7時過ぎはもう蒸し暑い。
登山ペースはゆっくりだが、汗は止めどなく滴る。
最初は沢沿ルート、樹の根の多い樹林帯ルートを進み2時間半で剣ヶ峰(西武尊)。
剣ヶ峰から見通しの良い稜線を進み約1時間で武尊山(沖武尊)。
剣ヶ峰、武尊山とも360度の展望。ただこの日はモヤ気味。平ヶ岳、至仏山、燧ケ岳を視認。
下山路の須原尾根ルートで7人ほどとすれ違う。
夫婦・子供3人組と「行者ころげ」過ぎで出会い、山頂までの所要時間を尋ねられる。
登山経験の少ない母親はバテたため、旦那と子供が山頂往復するのを待つことにした。
登山では無理な行動は事故の元、賢明な選択。(でも少し淋しそう)

【林道脇に駐車して登山出発】
林道脇に駐車して登山出発 

【沢を通り、樹の根の多い道を通る】
沢を通り、樹の根の多い道を通る 

【鹿俣山と薄モヤの玉原湖を眺望】
ガス気味の鹿俣山と玉原湖 
剣ヶ峰の少し手前で撮影(剣ヶ峰でも見える)

【剣ヶ峰から武尊山を眺望】
剣ヶ峰(西武尊)から武尊山(沖武尊)を眺望 

【剣ヶ峰から武尊山への縦走路】
剣ヶ峰から沖武尊への縦走路 

【武尊山から剣ヶ峰への縦走路】
沖武尊から剣ヶ峰への縦走路 

【剣ヶ峰~武尊山稜線上のミヤマシャジン】
剣ヶ峰~沖武尊稜線上のミヤマシャジン 

【武尊山(沖武尊)の山頂】
武尊山(沖武尊)の山頂 

【須原尾根ルート「行者ころげ」岩場の鎖場】
須原尾根ルートの「行者ころげ」岩場の鎖場 
凄い名の「行者ころげ」も慎重下山で問題なし

【須原尾根ルートの「手小屋沢避難小屋」】
須原尾根ルートの「手小屋沢避難小屋」 
本当に単純な避難用の小屋

06時30分 民宿を出発
07時15分 武尊神社先の登山口から出発
09時45分 剣ヶ峰山
10時55分 武尊山山頂に着(休憩)
11時25分 武尊山山頂を発
13時50分 登山口に着
14時30分 民宿に着

登山時間 6:00 登山距離 11km 高低差 1000m
運転時間 1:00 運転距離 32km(往復) 民宿泊

武尊山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 14:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

H27年8月1日 八ヶ岳

8月1日(土) 八ヶ岳
天気 晴れ

百名山75番目は八ヶ岳。
日本では、富士山と日本アルプスを除くと、標高2800m以上の山はここだけ。
「大昔は富士山よりも高かったが、噴火によって頂上部分が吹き飛び現在の様になった」という伝説や、「富士山と背比べして勝利、しかし富士山が嫉妬して蹴り飛ばされて八つの峰になった」という神話もあるという。
険しい岩峰の連峰で登山者の人気も高く、それだけに遭難事故も多い。
美濃戸口での車中泊料金は、1日500円× 2日分=1,000円。
車中泊した場合、1日分で済む場合と、2日分になる場合がある。
早朝に出発後の沢沿いの道は、久しぶりに乾いた清々しい空気。
行者小屋過ぎからは北アルプスの眺望が出現、好天にも恵まれ、1歩1歩が楽しい。
山頂が近づくにつれると、梯子場や鎖場なども現れてワクワクドキドキ。
赤岳山頂で小休止後、阿弥陀岳に向かう。阿弥陀岳に向かう登山者は少ない。
阿弥陀岳への登坂途中で、赤岳方面から土砂崩れの音と「危ない!」という叫び声。
振り返ると、赤岳の中腹で2人の登山者が登山道から外れたガレ場を無謀な登坂。
他の登山者達が相当離れた場所から心配そうに眺めている。
人騒がせな登山者もいるものだ。
阿弥陀岳登頂後は御小屋尾根を進み、美濃戸口に14時半着。
下山中は少々疲れたが、樹林帯では涼しい風も吹いて癒やされた。

【登山口の美濃戸口にある八ヶ岳山荘】
登山口の美濃戸口にある八ヶ岳山荘 
車中泊料金、1日500円×2=1000円

【美濃戸口から林道を歩き美濃戸に着く】
美濃戸口から40分ほどで美濃戸に着く 
こちらは、車中泊料金、1日1000円

【ゴロゴロ石の続く登り道】
ゴロゴロ石の続く登り道 

【登山開始1時間半で行者小屋着】
登山開始1時間30分で行者小屋 

【行者小屋から山頂を眺望】
行者小屋から山頂を眺望 

【急登の岩場に架かる鉄梯子】
急登の岩場に架かる鉄梯子 
ワクワクドキドキはもっと先

【地蔵ノ頭から赤岳と展望荘を眺望】
地蔵ノ頭から赤岳と赤岳展望荘を眺望 

【赤岳山頂】
赤岳山頂 

【山頂から阿弥陀岳を眺望】
山頂から眺望する阿弥陀岳、後方に乗鞍、北アルプス 
後方に乗鞍岳や北アルプスなど

【文三郎道分岐から赤岳山頂を振り返る】
文三郎道分岐から赤岳山頂を振り返る 

【阿弥陀岳から赤岳方面を眺望】
阿弥陀岳から赤岳方面を眺望 

【御小屋尾根途中の御小屋山】
御小屋尾根の途中の御小屋山 
山というよりは樹林帯の中の通過地点?

05時30分 美濃戸口から出発
08時00分 行者小屋
10時25分 赤岳(八ヶ岳)
11時50分 阿弥陀岳
14時30分 美濃戸口に着
16時10分 旅館近江屋に着
登山時間 8:00 登山距離 19km 高低差 1600m
運転時間 0:50 運転距離 32km 旅館泊

八ヶ岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 22:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |