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五十路日本ひとり旅

2015年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年11月

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H27年7月31日 鳳凰山

7月30日(木) 高森町~道の駅白州
高森町から明日登る鳳凰山に近い道の駅白州に移動。食事と買い物をし車中泊。
道の駅ではバイクで日本国内を旅する男性(私と同年齢くらい)と話す機会があった。
約2週間前には北海道の利尻岳に登山し、約4時間で山頂まで登ったとのこと。
登山経験はあまり無いとのことだが、利尻岳を4時間で登れれば立派。
道の駅での車中泊はとても蒸し暑く、寝汗をタップリかいたが程々には眠れた。
08時45分 高森町の宿を出発
12時30分 甲府市内で昼食
14時00分 道の駅白州に着
運転時間 3:40 運転距離 150km 車中泊
【道の駅白州の名水場に集う人々】
道の駅白州の名水場に集う人々 

7月31日(金) 鳳凰山
天気 曇り(暑い)

百名山74番目は鳳凰山。南アルプスの百名山は鳳凰山(10座目)で終了。
鳳凰山は地蔵岳、観音岳、薬師岳の三峰の総称。
地蔵岳にある二個の巨石オベリスク。昔の信仰登山時代から地蔵仏として崇められた。
本来ならば鳳凰山は甲斐駒~北岳縦走の前か後に登山できれば移動が近くて楽だった。
しかし安定した天気の時に3泊4日の縦走を優先したため、分断しての登山になった。
鳳凰山は、青木鉱泉からドンドコ沢コースを登り、中道コースを下る計画。
非常に暑かったため、登り途中で沢水を結構飲み、途中からバテる原因になったようだ。
霧模様だったが、地蔵岳に近づくと偶然山頂付近のガスが晴れオリベスクを眺望できた。
地蔵岳から阿弥陀岳、薬師岳と進み中道コースに進む時、ガスで少し道迷いをした。
下山の中間地点付近では男女5人グループの1人が痙攣で座り込み回復待ちしていた。
更に下山路を下ると、高齢の夫婦がとてもゆっくり下山している姿を見かけた。
鳳凰山は南アルプスでは入門コースとして人気が高いが、十分な体力を要する山だ。

【登山出発地点の青木鉱泉】
登山出発地点の青木鉱泉 

【ドンドコ沢コース沿いの道】
ドンドコ沢コース沿いの道 

【登山道途中に現れる五色ヶ滝】
五色ヶ滝 
圧倒的な迫力!滝下に小さな人影。

【霧に包まれた山頂への砂礫登坂道】
霧に包まれた山頂への砂礫登坂道 

【地蔵岳の地蔵仏】
地蔵仏(オベリスク)に登る人 
オベリスクに登る小さな人影!

【オベリスク遠望】
オベリスク遠望 

【タカネビランジ】
地蔵岳~観音岳稜線上のタカネビランジ 
地蔵岳~観音岳の稜線上で

【鳳凰山最高峰の観音岳山頂】
観音岳が鳳凰山の最高峰 

【観音岳から眺める地蔵岳と地蔵仏】
観音岳から眺める地蔵岳とオベリスク 

【薬師岳から中道コースの急坂を下山】
結構急坂の中道コース 

【御座石という名の大岩石】
御座石 

05時00分 道の駅白州を発車
06時00分 青木鉱泉から登山出発
09時05分 五色ヶ滝
10時00分 鳳凰小屋
10時30分 地蔵岳
12時10分 観音岳
12時35分 薬師岳
15時45分 青木鉱泉に着
18時20分 八ヶ岳美濃戸口に着

登山時間 9:20 登山距離 21km 高低差 1800m
運転時間 2:00 運転距離 70km 車中泊

鳳凰山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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| 日本百名山 旅行 | 21:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月29日 塩見岳

7月28日(火) 静岡市~越路P

静岡市のホテルを出発し、明日登る塩見岳登山口に近い駐車場まで移動して車中泊。
08時55分 ホテルを出発
14時50分 飯田市内で食事+買物
17時50分 越路P(塩見岳登山口)に着
運転時間 7:00 運転距離 260km 車中泊
【越路の駐車場】
越路の駐車場 
手前に30台ほどの駐車スペース有り


7月29日(水) 塩見岳
天気 曇 (山頂は霧)

百名山73番目は塩見岳。
深田によれば、塩見岳の名前は山麓にある鹿塩(日本一の食塩鉱泉のある地域)に由来すると思われる。
日本一高い三伏峠(標高2580m)を越え、昔は伊那街道に通じる道があった。
高く長い山越えだが、足が唯一の交通機関だった昔の人には苦ではなかったのだろうと思いを馳せている。
今回の登山では、名前の由来となった鹿塩温泉に前泊し、山頂手前の塩見小屋に1泊する登山計画を考えた。
しかし、鹿塩温泉の宿泊予約がとれず塩見小屋も工事中で宿泊不可のため、日帰りピストン登山することにした。
百名山の中で、日帰りピストン登山距離としては最長(往復30km)と思われる。
ただし越路Pから登山口までの林道歩きが片道3kmあり、登山距離は実質24km。
長時間登山に備えるため、出発は朝日が昇る前の4時過ぎ。
約40分の林道歩きは丁度良い準備運動。登山口の先は最初急登。
登山道は歩きやすい。三伏峠まではスリルのある古びた木段も通過する。
三伏峠後は、三伏山、本谷山の緩いアップダウンを経て塩見小屋に達する。
この日の塩見小屋は工事休業中で宿泊は可能だった。
塩見小屋以後は、ヤセ尾根を通過し、ガレた岩場を急登し山頂に達する。
総じて登山道はしっかりしている。
大変な場所もあるが、歩き易い区間も多く、長距離の割には意外と楽な印象。
山頂はガスで眺望無し。山頂は約20人の団体登山客で満員状態。早々に下山。
30kmの登山距離を休憩含め12時間で往復し、16時過ぎには駐車場に着いた。

【鳥倉登山口(豊口ルート)】
鳥倉登山口(豊口ルート) 

【歩きやすい登山道】
歩きやすい登山道。樹の幹を食害保護 
樹木下部を食害保護のためテープ囲い

【鮮やかな黄色の物体は菌類?】
鮮やかな黄色の謎の物体?菌類? 

【とても古びた木橋を渡る】
とても古びた木橋もある。慎重に 
スリル満点。慎重に…

【駐車場から約3時間で三伏峠小屋】
駐車場から約3時間で三伏峠小屋 

【工事中の塩見小屋】
工事中の塩見小屋(本日宿泊可) 
本日工事休業につき宿泊可

【塩見岳への稜線は左側が濃い霧】
塩見岳への稜線は左側が濃い霧 

【稜線道端に咲くチシマギキョウ等々】
稜線道端に咲くチシマギキョウ等々 

【東峰と西峰の稜線上に咲くシコタンソウ】
東峰と西峰の稜線上に咲くシコタンソウ 

【塩見岳東峰から西峰を眺望】
塩見岳東峰から西峰を眺望 
西峰には大勢の団体登山客

【ツアー登山者約20人の下山の列】
ツアー登山者約20人の下山の行列 
安全地帯で追い越しさせてもらう

【下山時に雲間から塩見岳山頂眺望】
下山時に本日最高の塩見岳山頂眺望 

04時15分 越路Pから出発
05時00分 鳥倉(豊口)登山口
07時10分 三伏峠
08時15分 本谷山
10時40分 塩見岳(東峰)山頂
12時55分 本谷山
13時55分 三伏峠
16時10分 越路Pに着
17時30分 高森町(朝恵旅館)に着

登山時間 11:10 登山距離 30km 高低差 1800m
運転時間 1:10 運転距離 40km 旅館泊

塩見岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。


| 日本百名山 旅行 | 16:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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7月24日~27日 南アルプス南部縦走登山ルート

7月24日(金)~27日(月)の4日間、南アルプス南部を縦走したコース全体をルートラボ地図で掲載します。

7月24日 (金) 椹島ロッジ~悪沢岳~荒川小屋
7月25日 (土) 荒川小屋~赤石岳~聖岳~聖平小屋
7月26日 (日) 聖平小屋~上河内岳~光岳~茶臼小屋
7月27日 (月) 茶臼小屋~畑薙大吊橋~畑薙臨時駐車場

今回は、南アルプスを北部と南部に分けてどちらも3泊4日縦走の旅でしたが、1日だけ雨模様で残り7日はほぼ晴天だったのはとても幸運でした。縦走に出発する前は特に天気のことが気になり、山岳天気の解説本を読み、悪天候対策についていろいろ悩みました。
朝日鉱泉ナチュラリストの家のご主人が「縦走中には必ず悪天候の日がある。」と話していたことを思い出し、本当に恵まれた旅だったことを天に感謝します。
後半戦の旅では、結構天気で苦労することになりますが、その話はまたのちほど。

南アルプス南部縦走登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。
※ 椹島ロッジ~悪沢岳過ぎまでは、GPS記録消失につき、手入力の超々概要ルートで表示しています。


| 日本百名山 旅行 | 14:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月27日 下山(茶臼~畑薙)

7月27日(月) 下山 (縦走4日目)
天気 快晴

今日は縦走最終日、茶臼小屋から畑薙臨時駐車場までの下山。
下山だけなので気楽だが、油断禁物。
横窪沢小屋を過ぎるまでは結構急な下り坂が続く。
横窪沢小屋を過ぎると、滝の様な沢に架かる吊り橋や鉄梯子などが多くなる。
また崩れかけの細い巻き道などもあり、足元に最大限の注意を払い歩いた。
途中の水場で休憩後、足元に神経を集中していたら、頭上の樹に頭をぶつけ目から火花!
先日の番組では高橋庄太郎の「5歩進んだら前を見る」と言う登山時の注意が紹介。
畑薙大吊橋では、快晴の下で畑薙湖のエメラルドグリーンがとても映えていた。
最後の林道歩きは、充実感と疲労感の混ざった縦走の締め括りをかみしめて歩いた。

【朝4時半にキャンプ場から見る富士山】
当日朝4時半キャンプ地から富士山

【下山道から茶臼小屋を見上げる】
下山道から茶臼小屋を見上げる 

【横窪沢小屋】
横窪沢小屋。「ラーメン」旗も見えた 
「ラーメン」の旗も掛かってました

【傷みの見える吊り橋を渡る】
結構傷みの見える吊り橋もある 

【上河内沢に架かる吊り橋】
上河内沢に架かる吊り橋 

【途中の水場。横に伸びた大木に注意!】
途中の水場。その後横に延びた大木に頭を打った 
下を見て歩いていたら頭をぶつけ目から火花

【崩れかけの山腹登山道は慎重に歩く】
崩れかけた山腹道 

【色鮮やかなタマゴダケ?】
色鮮やかなタマゴタケ? 
多分タマゴダケ(食用)と思うが自信無

【畑薙湖に架かる畑薙大吊橋】
畑薙大吊橋 
長さは181m

【長い林道歩き】
長い林道歩き(奥に南アルプス登山指導センター) 
林道先には沼平ゲート
南アルプス登山指導センターがある

【畑薙夏期臨時駐車場】
畑薙臨時駐車場。駐車車両は来た時の3倍 
駐車車両は4日前の3倍

05時35分 茶臼小屋を出発
07時05分 横窪沢小屋を通過
09時45分 畑薙大吊橋を通過
11時05分 畑薙夏期臨時駐車場に着
15時00分 静岡ホテル「時之栖」に着。

登山時間 5:30 登山距離 14km 高低差 0m(下り)
運転時間 3:20 運転距離 90km ホテル泊

下山ルート[茶臼~畑薙] (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 14:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月26日 光岳

7月26日(日) 光岳 (縦走3日目)
天気 晴れ

百名山72番目は光岳。山の読み方は「てかりだけ」。
南アルプス最南端の2500m級峰。だが山頂の眺望は良好とは言えない。
深田がこの山を百名山に選んだ理由の一つには、「日本最南端のはい松」があり植物学的に意義を持つ山だとした。
いまではハイマツ自生地の南限は丸盆岳だそうだが、「テカリ岳」と言う味のある名前とハイマツを特徴とする山。
さて、昨日は当初の計画を上回り聖平小屋まで進むことができた。
このため想定外の悩みが発生。当初は悪沢から光岳まで4泊5日で縦走する計画。
予定では3・4泊目を茶臼小屋に設定し、4日目に光岳をピストン登山するつもりだった。
聖平小屋から茶臼小屋までは約3時間なので、今日の終点が茶臼小屋だと物足りない。
昨日の縦走中から悩んだ末に出した結論は、茶臼小屋にテントを置き今日中に光岳をピストンしてしまうという行程。
ということで、この日のルートは百名山旅行中で最もハードかもしれない。
今日は気合を入れて早朝に縦走出発。最初に現れた山は上河内岳。日本二百名山。
山頂は風が強かったが、素晴らしい早朝の見晴らしを堪能。
茶臼小屋までは予定通りで順調。テント設営し縦走再開後、先ず茶臼岳に登る。
その後は希に急坂もあるが緩いアップダウンが続く長い道をエンヤコラ地道に進む。
光岳の手前にある静高平と言う水場は、素晴らしく冷えたオアシスの休憩場。
そこからはほぼ平坦に近い道を30分ほどで光岳山頂に到着。樹々に覆われた山頂。
光小屋付近の眺望地で昼食後、いよいよ茶臼小屋まで大返しの始まり。
近くにイザルヶ岳という好展望の山があるが、時間短縮のため寄り道せず先を急ぐ。
復路の静高平を過ぎた下山路では5グループ以上と出会った。
どのグループも一様に息が上がり光岳までの時間を尋ねられた。
静高平の水場とその少し先の光岳までの情報を伝えて激励エールを送る。
復路はアップダウンの長距離歩行がボディブローのように効き徐々に体力を消耗。
17時前に茶臼岳山頂到着時は、疲労からの解放と達成感が渾然一体の至福状態。
茶臼小屋に戻り、朝に張ったテントの状態が気になっていたがしっかり自立していた。

【聖平小屋出発時は既に半数が出発後】
5時聖平小屋出発時は既に半数が出発済み 
テント撤収後5時出発だが、遅い方だ

【上河内岳から聖と赤石を眺望】
上河内岳から聖岳(中央)、赤石岳(右)を望む 
手前中央が聖、右手奥が赤石

【上河内岳山頂の登山者と富士山】
上河内岳山頂の登山者と富士山 
中央には飛行機雲がのびる

【茶臼小屋にテント設営後、縦走再開】
茶臼小屋のテントを設営後、縦走再開 

【茶臼岳山頂から眺望する富士山】
茶臼岳山頂から望む富士山 

【茶臼岳から光岳への縦走路眺望】
茶臼岳から光岳(左奥)への縦走路眺望  
左手奥が光岳

【登山者のオアシス静高平】
樹林帯~涸沢登り後に現れるオアシス静高平 
樹林帯を抜け涸沢を登ると出現

【光岳・光小屋に向かうセンジガ原の木道】
光岳・光小屋に向かうセンジガ原の木道 

【光岳山頂から茶臼岳を眺望】
光岳山頂から茶臼岳(右奥)を眺望 
左奥の小さな頂が茶臼岳?

【希望峰から眺望する茶臼縦走路】
希望峰先から眺望する茶臼と上河内、右に富士 
中央が茶臼、左が上河内、右奥に富士山

【茶臼岳から上河内、聖、赤石を眺望】
茶臼岳から上河内、聖、赤石を眺望 

04時55分 聖平小屋を出発
06時45分 上河内岳
07時50分 茶臼小屋(テント設営&軽食 1時間)
09時25分 茶臼岳
10時55分 易老岳
12時20分 静高平
12時55分 光岳
17時10分 茶臼小屋テント場に着
登山時間 11:00 登山距離 29km 高低差 1400m テント泊

光岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 16:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月25日 聖岳

7月25日(土) 聖岳 (縦走2日目の後半)
天気 晴のち曇り

百名山71番目は聖岳。名前は「ひじりだけ」、聖(せい)なる山。
深田は「聖岳が何か世俗を脱した高潔な山のように思われる(中略)
日本アルプス3千m峰として最南の僻遠の地にあり、容易に近づき難い(中略)
日本の高峰中で一番登山者が少ない山かもしれない。」と述べている。
深田は相当苦労して聖岳に登ったが、現在は当時より楽になっている。
椹島側からも便ヶ島側からも、標準コースタイムは往復14時間。
楽になったとは言え、山深い登山口から長時間歩かないと到達できない。
さて、(赤石岳縦走記録の続き)
中盛丸山で出会った登山者は私より少し若い(50歳前後?)感じ。
話を聞くと、この2日間、私と全く同じコースを歩いてきたという。
彼が私より早歩きのため今まで会わなかったが、今回は休憩タイムに出会った。
ここまで彼は小屋泊まり縦走で、聖岳の後は聖平から椹島に下山する。
こんな偶然もあるのかと、兎岳山頂では長話になった。
趣味はマラソンで、山歩きは数年前から始めたとか。
百名山制覇を目指し、平日は仕事、週末などに登山をしている。
ピークハントが主目的だが、登山中の出会いも大切にしているとのこと。
さて兎岳休憩後は、近くの避難小屋を今日の寝床にすることも考えた。
しかし彼は聖岳まで行くと言う。まだ時間に余裕はある。
ということで、彼に引かれるようにして聖岳~聖平小屋まで進むことを決断。
彼とは聖岳まで同道。その後私の方はテント泊準備のためスピードアップ。
相当疲労はしたが、何とか16時過ぎに聖平小屋に到着。
好天の土曜日、聖平小屋は超満員。ただしテントサイトは幾らか空き有り。
小屋では到着者にプルーツポンチ1杯をサービスしていた。
疲労回復に効果絶大!生涯で最高のフルーツポンチを味わった。

【兎岳山頂で準備体操中の彼と私】
兎岳山頂にて、準備運動中の彼と私 

【聖岳登坂途中、ライチョウのつがい?】
聖岳の登坂途中、ライチョウのつがい? 

【片方のライチョウが怒ってる?興奮してる?】
片方のライチョウが怒ってる?興奮してる? 

【一足先に聖岳山頂を目指す彼】
一足先に聖岳山頂を目指す彼 
写真を撮っていたら5分ほど差ができた

【聖岳山頂にて、背景に富士山】
聖岳山頂にて、背景に富士山 

【聖岳山頂にて、背景に赤石岳】
聖岳山頂にて、背景に赤石岳 

【急にガスが襲来した小聖岳】
小聖岳では、急にガスが襲来 

【聖平小屋と上河内岳の分岐地点】
聖平小屋と上河内岳の分岐地点 

【聖平小屋】
聖平小屋 

【聖平小屋の受付所】
聖平小屋の受付所 
左にあるテーブルにフルーツポンチ!

12時15分 兎岳に着(45分休憩)
13時00分 兎岳を出発
14時50分 聖岳
16時15分 聖平小屋テント場に着

登山時間 9:30 登山距離 19km 高低差 1400m テント泊

聖岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 21:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月25日 赤石岳

7月25日(土) 赤石岳 (縦走2日目の前半)
天気 晴れ

百名山70番目は赤石岳。
深田百名山の中で「北アルプスは飛騨山系、中央アルプスは木曽山系、南アルプスは赤石山系である。その赤石山系の名の起こりの赤石岳である。南アルプスの宗家」と記載。
深田は「私の記憶にあるあらゆる頂上の中で、赤石岳ほど立派なものはない。」と賞賛。
この山を広く世に紹介したのは小島烏水。「剱岳点の記」にも登場した日本山岳会初代会長。
前夜の荒川小屋のテント泊は、天候も割と安定していて良く眠れた。
今回の縦走計画では、今日どこまで進むか確定していなかった。
ガイド本の推薦は百間洞山だが、ネットの体験記を見ると距離が短くて時間を持て余しそう。
かと言って更に先に進むと次の野営地まで遠すぎる。とりあえず行けるところまで行く予定。
荒川小屋から大聖寺平の平坦地を経た後、小赤石岳までの登りを頑張ると赤石岳が出現。
大聖寺平では、小パックを背に颯爽と追い越して行った若者登山者がいた。
その若者と赤石岳の山頂で出会った。
話をしたら荒川小屋のスタッフの人。朝の散歩にちょくちょく来るらしい。
7月に入ってこれだけ見晴らしの良い日は初めてではないかと話した。
赤石岳でしばし眺望を楽しんだ後、いざ頑張ろうと先を急ぐ。
早朝は快適気温で順調な滑り出しだったが、気温上昇と共に汗が吹き疲労感が出てくる。
赤石岳の先で、疲れ気味の私よりも少し早いペースで歩く登山者を見かけた。
その登山者とは、中盛丸山で出会った。

【荒川小屋キャンプ場から夜明け富士眺望】
荒川小屋キャンプ場から夜明けの富士山眺望 

【荒川小屋と悪沢岳を背に縦走出発】
荒川小屋と悪沢岳を背に縦走出発 

【大聖寺平へ向かう登山者達】
大聖寺平を進む登山者達 

【登山路を飾るチングルマ】
登山路を飾るチングルマ 

【小赤石岳から雲海に浮かぶ富士眺望】
小赤石岳山頂から富士山眺望 

【小赤石岳から赤石岳への登山道】
小赤石岳山頂から赤石岳を眺望 

【赤石岳山頂から避難小屋を見下ろす】
赤石岳山頂から避難小屋を見下ろす 

【山頂から中央アルプス群と御嶽眺望】
山頂から中央アルプス群と御嶽眺望 

【百間平に向かうなだらかな縦走路】
百間平に向かうなだらかな登山道 

【百間洞山の家】
百間洞山の家 
9時30分着。宿泊地にするのは早過ぎ。

【中盛丸山から聖岳方面と富士山眺望】
中盛丸山から聖岳方面と富士山眺望 

【兎岳への縦走路】
兎岳への縦走路 

05時15分 荒川小屋を出発
05時55分 大聖寺平
07時15分 赤石岳
09時30分 百間洞山の家
12時15分 兎岳(45分休憩)
以後は、聖岳の記録に続く。

赤石岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 11:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月24日 悪沢岳

7月23日(木) 山梨県甲斐市~静岡県静岡市
南アルプス南部縦走の拠点となる静岡の椹島ロッジまで、車で5時間かけて移動、更にマイクロバスで1時間かけ到着。
08時00分 ホテルを出発
14時20分 畑薙駐車場に着
16時30分 椹島ロッジに着
運転時間 5:30 運転距離 185km 山宿泊
【畑薙臨時駐車場】
畑薙臨時駐車場 
14時30分発のバスに乗り遅れ1時間後のバスに乗車
縦走最終日にこの場所へ到着予定

7月24日(金) 悪沢岳 (縦走1日目)
天気 曇りのち晴

百名山69番目は悪沢岳。標高が3141mで南アルプス第三位の高峰。
国土地理院地図では「東岳」となっている。
深田は著書で「東岳と呼ばず、悪沢岳という名で呼んでいただきたい。(中略)南アルプスでは屈指の存在」と記している。
東と西から眺めた悪沢岳は、2つの別の顔を持つ山という印象であった。
油断する登山者には「悪さをする山」かもしれないが、個性的な顔立ちで堂々とした山だ。
早朝、椹島ロッジ前にパトカーと救急車が駐車中。遭難事故が発生したらしい。
椹島ロッジからは悪沢の他、赤石、聖に向かう登山コースもあるが、どれも長距離。
ロッジでは朝5時に朝食提供。登山者の早朝出発にはとても助かる。
5時35分にロッジを出発したが、千枚小屋まで5時間。予定より少し遅れ気味。
途中の清水平では、道が分からず10分ほど迷った。
千枚小屋から千枚岳を過ぎたところでライチョウの親子を発見。
ライチョウは人が近づくとチョコチョコ歩いて逃げる。その姿がかわいい。
悪沢岳山頂到着は13時でほぼ予定どおり。ここでトラブル発生。
山頂で休憩中にスマホのGPS記録を一時停止。
10分後にGPS記録を再開しようとしたがGPSが現在地を捕捉しない。
スマホをいろいろいじっても再開できず。
その後に操作ミスして半日分のGPS記録を消去してしまった!
20分後にはGPSの現在地捕捉は復活したが、椹島~悪沢岳までのデータは消失。
そういう事情で、下記に掲載したルートラボの椹島~悪沢は手入力の概要データです。

【椹島ロッジを出発】
椹島ロッジを出発 

【吊り橋を渡る】
吊り橋を渡る 

【木馬道跡が登山道】
木馬道跡が登山道 

【千枚小屋】
千枚小屋 

【悪沢岳への道に咲く花々】
悪沢岳への道に咲く花 

【ライチョウの親子とご対面】
ライチョウの親子とご対面 
子どもライチョウは右下(土色と同化?)

【悪沢岳への最後の登り】
悪沢岳への最後の登り 
岩のガレ場道が続く悪沢岳

【悪沢岳山頂】
悪沢岳山頂 

【下り道から見上げる悪沢岳】
下り道から見上げる悪沢岳 
登り時に見上げた悪沢岳と全く別の顔

【前岳南東に広がる見事なお花畑】
前岳南東にある見事なお花畑 

【お花畑と赤石岳】
お花畑と赤石岳 
お花畑と山並みのボリュームに圧倒!

【赤石岳と荒川小屋】
赤石岳と荒川小屋 
右下に小さく写っているのが荒川小屋

05時35分 椹島ロッジを出発
05時45分 林道→滝見橋
08時40分 清水平(水場)
10時40分 千枚小屋
11時40分 千枚岳
13時03分 悪沢岳(荒川東岳)に着
13時20分 悪沢岳を発(スマホ歩行記録データ消去!)
14時20分 荒川中岳
15時15分 荒川小屋テント場に着
登山時間 9:00 登山距離 16km 高低差 2200m テント泊

悪沢岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。
スタート~東岳(悪沢岳)過ぎまでは、手入力の概要データです。

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7月19日~22日 南アルプス北部縦走登山ルート

7月19日(日)~22日(水)の4日間、南アルプス北部を縦走したコース全体をルートラボ地図で掲載します。

7月19日 (日) 北沢峠~甲斐駒ヶ岳~北沢長衛小屋
7月20日 (月) 北沢長衛小屋~仙丈ヶ岳~両俣小屋
7月21日 (火) 両俣小屋~三峰岳~間ノ岳~北岳山荘
7月22日 (水) 北岳山荘~北岳~広河原

南アルプス北部縦走登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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H27年7月22日 北岳

7月22日(火) 北岳 (縦走4日目)
天気 快晴

百名山68番目は北岳。
日本第二の高峰なのに、日本一の富士山があまりにも有名過ぎて、かすんでいる。
標高が富士山3776m、北岳が3193m、第三位が間ノ岳と穂高の3190m。
富士山だけ抜きん出ているのではやむを得ないかも。
それでも今回の登山で日本第二の標高を十分実感した。
北岳から300m下った所にある北岳山荘のテント泊は強風で眠れず。
明け方にはテントが飛ばされるのではと感じるほどぐらついた。
テントの張り方には十分な注意が必要だと痛感させられた。
テントを畳む時に強風で防寒シートが飛ばされ、運良く近くにいた人が掴まえてくれた。
5時前に登山出発。快晴。昨日から富士山がとても良く見えている。
標高差300mを1時間でゆっくり登り、6時前に北岳山頂に着。
山頂も強風。しかし最高の見晴らし。感動した。
でもやはり山頂は寒く、10分ほどいた後はのんびり下山し、縦走完了。

【テント場から見る夜明け直前の富士山】
テント場から見る夜明け前の富士山 

【朝日に目覚める北岳】
北岳と朝日

【チシマギキョウと北岳】
チシマギキョウと北岳 

【北岳山頂へ最後のガレ場登り】
北岳への最後のガレ場登り 

【山頂直下のお花畑】
山頂直下のお花畑 

【北岳山頂から仙丈岳と中央アルプス眺望】
北岳山頂から仙丈岳と中央アルプス眺望 

【北岳山頂から北岳山荘、間ノ岳眺望】
北岳山頂から北岳山荘、中白根山、間ノ岳眺望 

【北岳山頂から仙丈岳、甲斐駒眺望】
北岳山頂から仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳眺望 

【下山道から北岳肩ノ小屋、甲斐駒眺望】
下山道から北岳肩ノ小屋と甲斐駒を眺望 

【白根御池小屋テント場から北岳眺望】
白根御池小屋テント場から北岳山頂を眺望 

【広河原に到着。北岳を振り返る】
広河原に到着。北岳を振り返る 

04時50分 テント撤収終了~出発
05時50分 北岳山頂に着
06時05分 山頂を発
09時40分 広河原に着
10時20分 広河原からバス乗車
11時20分 芦安駐車場に着
14時15分 ホテル(リブマックスリゾート甲府)に着

登山時間 4:45 登山距離 9km 高低差 300m
バス時間 1:00 バス距離 22km
運転時間 1:00 運転距離 26km ホテル泊

北岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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H27年7月21日 間ノ岳

7月21日(火) 間ノ岳 (縦走3日目)
天気 快晴のち一時曇り。

百名山67番目は間ノ岳。
北岳、農鳥岳と合わせて白峰3山と呼ばれる。
深田は「高さは北岳より3m低く、穂高よりわずか1m低くわが国第4位だが、その図体の大きいことは日本アルプス第一」と記した。
現在は計測が見直され標高が1m高くなって3190mで、穂高岳と並び日本第3位。
前夜は両俣小屋テント泊。前日の縦走中に所々で「ゴミは両俣小屋まで」の看板を見かけた。
小屋番の星美知子女史(本2冊出版!)に尋ねたら、利用者が少ないので処分可能だとか。
縦走時にはとても有り難い。この日の宿泊者はソロのテント泊利用者4人のみ。
両俣小屋利用者は①縦走利用、②川釣り利用、③小屋番星さん目当て利用の3パターン。
(参考:http://blog.sideriver.com/peaks/2015/08/vol05-d731.html)
縦走路からは標高差300mを30分下る(登りは1時間)ため少し大変だが、貴重な小屋。
6時前に小屋出発。8時前に道端で休憩していたら、若者登山者に追い越される。
ビックリして何処から来たか尋ねると、午前3時に仙水小屋を出発したとのこと。
出発も早いし速度も速い!
私が約10時間かけて歩いたコースを約5時間で歩行!
私の半分程の年齢だから歩行時間も半分程で済む?(ムムム)
若者は昨日から夜叉神~甲斐駒~仙丈~間ノ~農鳥~悪沢と進み、5泊6日で南アルプス中北部を8の字縦走し最後は北岳~北沢峠。
テントを担ぎ凄い長距離の縦走計画。互いにエール交換後に出発。
間ノ岳までは鎖場やヤセ尾根、小崩落地点などあったが、慎重に歩けばまあ危険はない。
両俣小屋以降7人ほどと出会って間ノ岳山頂。山頂でも2人と出会い会話した。
その後12時過ぎに宿泊地の北岳山荘に到着した。
標高2900mの場所にテント設営する。
この後、強風に悩まされることになる。

【両俣小屋前から5時50分出発】
5時50分に両俣小屋前から出発 

【登り道の倒木に寄生したオレンジ色の物体】
登り道の倒木に寄生するオレンジ色の物体 
登山中には時々謎の物体と出会う。
分かる人がいたら教えて

【振り返り見る仙丈ヶ岳と甲斐駒】
振り返り見る仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳

右端仙丈の後方にアルプスの山並
右端仙丈の後方 槍穂高~乗鞍~御嶽・中央アルプス 
右から槍穂高~乗鞍~御嶽・中央アルプス?

【上写真の槍穂高の拡大。右端に槍】
遠望する北アルプス槍穂高。右端に槍  
三峰岳の手前で撮影。快晴の恩恵。

【三峰岳から富士山を眺望】
三峰岳から富士山眺望 
間ノ岳から農鳥岳への稜線越し。
 
【三峰岳から間ノ岳への縦走路】
三峰岳から間ノ岳に向かう稜線登山道

【間ノ岳山頂で北岳バックに記念撮影】
間ノ岳山頂で北岳をバックに記念撮影 

【間ノ岳山頂で積み石ケルンと富士山】
間ノ岳山頂で積み石ケルンと富士山 

【北岳への縦走路とハクサンイチゲ】
北岳への縦走路とハクサンイチゲ 

【北岳と北岳山荘】
北岳と北岳山荘 
ガスが迫ってきているが…

【テント場から眺める夕景色の富士山】
テント場から眺める夕景色の富士山 
一時ガスが迫ったがその後回復。しかし強風が…

05時45分 テント撤収終了~出発
10時00分 三峰岳山頂に着
10時45分 間ノ岳山頂に着(25分休憩)
11時12分 山頂を発
12時30分 北岳山荘テント場に着

登山時間 6:00 登山距離 10km 高低差 1200m テント泊

間ノ岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。



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H27年7月20日 仙丈ヶ岳

7月20日(月) 仙丈ヶ岳(縦走2日目)
天気 晴れ

百名山66番目は仙丈ヶ岳。
「南アルプスの女王」という別名を持ち、深田が南アルプスで最も好きな山にあげた。
危険な岩場や難所がなく、初心者や女性に最も人気のある南アルプスの3000m峰。
左右に長く延びた稜線と雄大なカールが見る人におおらかな感動を与えてくれる。
登って楽しく、見ても楽しい、南アルプスの名山中の名山。
夜が明けると昨夜の雨が嘘の様。
梅雨明け宣言どおりの晴天の下、浮き浮き気分でテント撤収。
8割以上のテントがまだ張られている朝5時過ぎに縦走2日目出発。
仙丈ヶ岳までの道中は、60歳代?夫婦登山の婦人と会話しながら約20分間同道。
若い頃には南アルプスなどでテントを担ぎ何泊も縦走したこと。
縦走中に歩くほど気持ち良くなるクライマーズハイ?を初めて経験したこと等。
そこそこ登り甲斐のある道でも途切れることなく話し続ける婦人の持続力に脱帽。
いよいよ仙丈ヶ岳が近づいてくると登山道は渋滞気味。
あまり広くない山頂には50人以上がひしめき合っている。
記念撮影を手早く済ませ大仙丈ヶ岳へ向かうと、急に登山道は寂しくなる。
仙丈以後に宿泊地の両俣小屋までに出会った人数は10人以下。とても静か。
仙丈以後の道中では、10分ほど道迷いをし、腕時計を紛失し、好事魔多しの一日。

【昨日は僅かな空地に何とか寝床確保】
昨夜はギリギリの空地に寝床を確保 

【登山道6合目過ぎで甲斐駒を眺望】
6合目過ぎで甲斐駒ヶ岳を眺望 

【左手に見える仙丈岳に向かう登山者の列】
左手の仙丈ヶ岳に向かう登山者の列 

【仙丈ヶ岳山頂は登山者の群れ!】
仙丈ヶ岳山頂の人の群れ! 

【人影皆無の大仙丈ヶ岳へのルート】
人影皆無の大仙丈ヶ岳へのルート 

【登山道脇に咲くタカネツメクサ】
登山道脇に咲くタカネツメクサ 

【大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を振り返る】
大仙丈ヶ岳から仙丈ヶ岳を眺望 

【仙丈ヶ岳とカール】
仙丈ヶ岳のカール 

【甲斐駒ヶ岳を背景にホシガラス?遠望】
甲斐駒ヶ岳を背景にホシガラス?を遠望

【昨日と一転。設置場所フリーの両俣テント場】
昨日と一転。設置自由の両俣小屋テント場 

05時20分 テント撤収終了~出発
08時20分 仙丈ヶ岳山頂に着(20分休憩)
08時44分 山頂出発
13時50分 野呂川越からテン場へ
14時40分 両俣小屋テント場に着

登山時間 8:20 登山距離 16km 高低差 1200m テント泊

仙丈ヶ岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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H27年7月19日 甲斐駒ヶ岳

7月16日(木) 長野県飯田市から山梨県甲斐市 【移動】
この日、台風11号が四国室戸に上陸。
08時10分 飯田市の旅館を出発
15時00分 甲斐市のホテル(リブマックスリゾート甲府)に着
運転時間 3:30 運転距離 135km ホテル泊

7月17日(金) 甲斐市から桃ノ木♨ 【待機】
台風11号の影響を避けるため様子見。
09時50分 甲斐市のホテルを出発
14時45分 桃ノ木♨三和荘に着
運転時間 2:25 運転距離 75km 温泉宿泊

7月18日(土) 桃ノ木♨から芦安P 【待機】
台風11号消滅。明日登山出発のため駐車場に移動し車中泊。
08時55分 桃ノ木♨を出発~甲府市で昼食
15時30分 芦安駐車場に着
運転時間 1:35 運転距離 45km 車中泊

7月19日(日) 甲斐駒ヶ岳 (縦走1日目)
天気 晴のち時々小雨 (関東甲信越梅雨明け発表)
南アルプス北部は交通規制があり、芦安から先は乗用車通行不可のためバス利用。
前日の土曜日、芦安駐車場は満車状態だったが、偶然空いた所に駐車できた。
翌朝は夜明け前に目覚め、バス停が駐車場の近くなのでゆっくり朝食。
5時15分発のバスに乗ろうと車外に出たら、バス停には既に長蛇の列で結局乗車できず。
朝食前に乗車券を買い行列待ちすべきだった。
バスに乗れなかった登山客が2時間半後のバス待ちと乗合タクシー待ちに分かれる。
乗合タクシー待ちに移動し、6時50分発に乗車できたのはラッキー。
乗合タクシーは広河原まで、その先の北沢峠行きバスは待ち時間も少なく出発。
北沢峠到着後、北沢長衛小屋に移動しテント場利用手続きしテント設営。テントの花盛り!

百名山65番目は甲斐駒ヶ岳。
深田は本の中で「日本アルプスで一番代表的なピラミッド」「日本アルプスで一番奇麗な頂上」と紹介。
他の南アルプス群から少し距離を置き、花崗岩の白亜の三角錐の頂を持ち、摩利支天を従える。
テント設営を完了後、9時過ぎに登山出発。
最初は天気が良かったが、途中から霧、そして雨。
私の前を進んでいた高齢登山者は途中の濡れた岩場の急登に危険を感じて途中下山。
山頂に着いても周囲は全く見えない。白いピラミッドの全貌を拝むことなく下山した。

【芦安バス停でバス乗車待ちの長蛇の列】
芦安バス停でバス乗車待ちの長蛇の列 

【広河原~北沢峠行きバスには何とか乗車】
広河原~北沢峠行きバスには何とか乗車 

【北沢長衛小屋テント場】
北沢長衛小屋テント場はテントの花畑 
テントで溢れている!

【登り始めの樹林帯には木漏れ日が差す】
登り始めの樹林帯には木漏れ日が差す 

【樹林帯からガレ場に出ると雲が多い】
樹林帯からガレ場に出ると雲が多い 

【道中で見上げる摩利支天と雲の中の山頂】
道中で見上げる摩利支天と雲の中の山頂 

【甲斐駒ヶ岳山頂】
甲斐駒ヶ岳山頂と岩陰で身を守る登山者  
岩陰で風雨を避ける登山者

【山頂で晴れるのを待つ登山者達】
山頂で雲が晴れるのを待つ登山者達

【山頂付近に咲くハクサンイチゲ】
山頂付近に咲くハクサンイチゲ 

【大岩の陰でヒッソリと咲くシャクナゲ】
大岩の陰に身を守って咲くシャクナゲ 

06時50分 駐車場から乗合タクシーで出発
08時30分 北沢長衛小屋着。テント設営
09時20分 登山に出発
12時40分 甲斐駒ヶ岳山頂に着
12時50分 山頂を下山
15時30分 北沢長衛小屋テント場に着
登山時間 6:00 登山距離 13km 高低差 1000m テント泊

甲斐駒ヶ岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。


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H27年7月15日 恵那山

7月15日(水) 恵那山
天気 晴れ、暑い(全国各地で猛暑日)

百名山64番目は恵那山。中央アルプスの最南端に位置する山。
深田は「登山にも一種の流行のようなものがあって、どうやら恵那山は忘れられた山」と本の中で述べている。
50年前に深田が登山した頃は、20合目まである旧道(川上)から、もっと楽な新道(黒井沢)に整備し直されたばかりの時期。
更に時を経て14年前には広河原口に新たな登山道が整備されて時間短縮が可能になり益々便利になった。
一方で、黒井沢側は道路補修等のため度々通行止があり、今回歩いた広河原側でも土砂崩れで通行規制されていた。
年々便利になるということは、その反動でしわ寄せがあることもきちんと認識しなければ。
夜の20時前に山の中の臨時駐車場に着いた時は私一人だけ。心細い中で車中泊。
だが翌朝、起床すると車が2台駐車していた。6時前に出発。
先ず林道歩き、土砂崩れ現場脇を静かに通過後、本谷川に架かる橋を渡り登山道に入る。
急登が30分ほど続き樹林帯や笹薮を過ぎると眺望地点に出て南アルプス方面が望める。
暑さと空腹でバテ気味になりながら約3時間で山頂着。山頂は樹木に囲まれ眺望はなし。
山頂から更に10分ほど進んだところに避難小屋があり、そのすぐ近くが最高点。
食事した後、暑さに耐えながら登ってきた道をゆっくり下山した。

【臨時駐車場】
登山口から2Kmほど手前にある臨時駐車場 
登山口から2Kmほど手前

【林道の土砂崩れ現場】
本当に危険!林道の土砂崩れ現場 
「本当に危険!」地点を静かに通過…

【広河原登山口】
広河原登山口 
通行止めがなければここまで車で来れる

【急登の道】
急登の道。そろそろ暑くなり始めた 
そろそろ暑くなり始めた

【南アルプス方面の眺望良好地点】
南アルプス方面の眺望良好地点。暑い 
暑い

【山頂方面を眺望】
山頂方面を眺望。山頂は右手側だが見えない 
山頂は右手だが見えない

【恵那山山頂】
恵那山山頂。眺望なし。日差しが痛い 
眺望なし。日差しが痛い

【山頂にはトイレもある】
山頂にはトイレもある 

【山頂の避難小屋(宿泊可)】
山頂の避難小屋(宿泊可) 

【山頂よりこちらの方が1m高い】
山頂よりこちらの方が1m高い 

05時40分 登山に出発
08時30分 山頂に着
08時45分 避難小屋・最高地点(軽食)
09時30分 山頂から下山
11時35分 臨時駐車場に着
14時10分 飯田市の宿(よしざわ旅館)に着

登山時間 5:20 登山距離 13km 高低差 1100m
運転時間 1:00 運転距離 30km 旅館泊

恵那山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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H27年7月14日 空木岳

7月14日(火) 空木岳
天気 晴れ(山頂は霧)、暑い(全国で猛暑日)

百名山63番目は空木岳。
深田は「私は日本百名山に木曽山脈南半分から一つだけ選ぼうとして、空木にしようか南駒にしようか迷った。(中略)わずかに背が高いことと、その名前の美しさから空木岳を採ることにした」と本の中で述べている。
名前もうつくしい「うつぎ」、山肌も花崗岩の白く輝く砂礫と大岩がゴロゴロする山。
この美しい山から続く縦走路で一昨年の7月、韓国人登山客4人が命を落としている。
昨日は当初予定の山中泊を、天候不順で急遽予定変更して菅の台Pで車中泊。
ちなみに駐車場に泊まった車は20台ほどあったが、車中泊組は多くない印象。
5時前に菅の台Pを出て空木岳登山口Pに向かうが、道路工事のため目的の駐車場は使用不可。
このため相当手前の路肩に何とか駐車し、登山出発。
始めは樹林帯のなだらかな道が続き、冷えて美味しい水場もある。
その後に大地獄、小地獄という鎖場や鉄梯子のある危険地帯が現れるが、注意深く進めば問題ない。
樹林帯を抜けると見晴らしの良い稜線に出て、空木岳山頂方面を望むことができる。
駒石と言う大岩のある場所で初老男性から写真撮影を頼まれ、パチリ。
若い頃日本アルプス登山に熱中し、濃霧で一寸先も見えない中這いつくばり下山したことや、雷が横から襲って来る等の話を聞いた。
山頂で出会ったもう1人の男性からは、一昨年の韓国人登山客の遭難事故の話を聞いた。
事故の概要は、韓国の登山客20人が1泊2日登山計画の2日目、空木岳から宝剣岳に向かう途中の檜尾岳周辺で悪天候のため道迷いし低体温症等で4人が死亡したというもの。
原因のひとつに韓国では3000m級の山がないため悪天候への備えが不十分だったことがあるようだが、遭難場所のすぐ近くには避難小屋もあったが見つけられなかったことは、高山での気象の厳しさを如実に物語っている。
昼前に着いた空木岳山頂はガスがかかり眺望はなし。40分ほど食事休憩したが晴れる様子がなく下山した。
200mほど下の空木岳駒峰フュッテまで降りると見晴らしが良くなり山頂部だけが雲に覆われていた。

【林道脇に何とか駐車し登山出発】
林道脇に何とか駐車し、登山出発 

【登山口から1時間過ぎに出会った水場】
登山口から1時間過ぎに出会った水場 

【急登の林道はガス気味】
急登の林道はガス気味 

【少し明るくなった林道に咲くシャクナゲ】
少し明るくなった林道に咲くシャクナゲ 

【明るい稜線に出たが山頂方面はガス】
明るい稜線に出たが、山頂方面はガス 

【駒石。脇の人物が石の大きさを物語る】
駒石。脇に立つ人物が石の大きさを物語る 

【空木岳駒峰ヒュッテから山頂を眺望】
空木岳駒峰フュッテから山頂を眺望 
この時だけ山頂方面のガスが晴れた。

【空木岳山頂はガスの中】
空木岳山頂はガスの中 

【山頂から降りると下界の展望が開ける】
山頂から降りると下界の展望が開けてくる 

【下山途中の大地獄にて】
下山途中の大地獄にて 

04時50分 菅の台Pを出発
05時35分 登山口を出発
10時30分 山頂に着
15時10分 登山口に着
15時42分 コマクサの湯に着
19時43分 恵那山広河原臨時Pに着

登山時間 9:00 登山距離 21km 高低差 1700m
運転時間 0:30+2:40 運転距離 6+73km 車中泊

空木岳登山ルート (ルートラボ地図利用※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

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H27年7月13日 木曽駒ヶ岳

7月13日(月) 木曽駒ヶ岳
天気 曇り(山頂は強風霧雨)

百名山62番目は木曽駒ヶ岳。
中央アルプスの最高峰が「木曽駒ヶ岳」(2956m)。別名が西駒。
その東には南アルプスの百名山「甲斐駒ヶ岳」(2967m)。別名が東駒。
また木曽駒(西駒)から空木岳を経た縦走路には二百名山の「南駒ヶ岳」(2841m)。
後は北駒があるか調べると木曽駒から北上した富山県に「北駒ヶ岳」(1914m)があった。
二百名山中「駒ヶ岳」は7山。東北にも二百名山「秋田駒」、「藤里駒」等、全国に駒ヶ岳多数。
そろそろ梅雨明けかと期待していよいよ東海地方入り。しかし朝に宿から見た空は曇り空。
この日の天気予報は曇のち晴なので、天候回復を期待して出発。
マイカー、バス、ロープウェイを乗り継いで到着した登山口も曇り空。
登山開始後は一時晴れ間もあったが、山頂に近づくにつれ悪化。山頂到着時は強風濃霧。
神社参拝と記念撮影で10分ほど山頂にいた後、宝剣山荘まで戻り様子見休憩。
当初の予定は、このあと宝剣岳→檜尾岳と進み避難小屋で1泊し翌日空木岳を縦走予定。
しかし20分ほど待っても天候回復せず、強風霧雨の痩せ尾根稜線の縦走は危険と判断。
翌日、空木岳をピストン登山することにして下山した。帰り着いた駐車場では少し晴れ間も覗く。
せっかく寝袋等を担いで登ったが残念。明日の天気はどうなるのだろう?

【バスでロープウェイしらび平駅に向かう】
駐車場からバスでロープウェイ乗場に向かう 
駐車場から見た山頂方面には雲がかかる。

【ロープウェイでしらび平→千畳敷駅に着】
ロープウェイ千畳敷駅 
千畳敷でも山頂方面には厚い雲。

【登山中に一時晴れ間が覗いた】
登り道で一時的に晴れ間が見えた 
この時はやっと「曇のち晴」と期待したが…

【山頂にある駒ヶ岳神社】
山頂にある駒ヶ岳神社。周囲は強風濃霧 
山頂は強風と濃霧(霧雨)。早々に待避

【一旦宝剣山荘に待避した】
一旦宝剣山荘に待避 
ここもやはり強風と濃霧

【宝剣山荘内には20人ほどの休憩者】
宝剣山荘内には一時休憩者20人ほど 
20分ほど待ったが天候回復せず下山決断。

【千畳敷に戻ると下界は少し晴れ間も】
千畳敷に戻ると下界には少し晴れ間 

【千畳敷に咲くハクサンイチゲ】
千畳敷に咲くハクサンイチゲ 

【千畳敷駅を背景に咲くシナノキンバイ】
千畳敷駅を背景に咲くシナノキンバイ 

【しらび平駅から山頂側を眺望】
しらび平駅から山頂側を眺望 
駅は結構晴れ間もあるが、山頂側は雲。

07時00分 駒ヶ根プレモントHを発。
07時10分 菅の台バスセンターに着。
08時50分 千畳敷駅から登山開始。
10時08分 木曽駒ヶ岳山頂に到着。
11時40分 千畳敷駅に到着
12時30分 ロープウェイに乗車。
13時20分 菅の台バスセンターに着。
登山時間 3:00 登山距離 6km 高低差 300m
運転時間 0:10 運転距離 4km 車中泊

木曽駒ヶ岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。
なお、バス・ロープウェイ区間もGPS記録を録りましたが、天候の影響か相当誤差が発生したものをそのまま掲載しています。

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H27年7月12日 谷川岳

7月12日(日) 谷川岳
天気 晴。最高気温30℃超。

百名山61番目は谷川岳。
「魔の山」と恐れられ、世界に類のない遭難者を出した谷川岳。
ただし、恐れられているのは一ノ倉沢、幽ノ沢などを登る岩壁登攀の場合。
現在はロープウェイを利用して簡単に山頂に到達できるため行楽登山が主流。
私も多くの登山者と同様、ロープウェイ利用のお手軽登山コースで魔の山体験。
日曜日の午前8時に谷川岳ロープウェイの土合口駐車場に到着。
駐車場は3階まで満車。4階に駐車したが既に8割方駐車済み。
全国の8割以上で真夏日。涼を求めて多くの登山者でごった返している。
しかし1300mの登山口でも暑さは厳しく、登山開始後直ぐ汗が滴る。
山頂手前のザレ場では、熱中症らしき人を介助するサークルもいた。
山頂周辺の眺望は素晴らしい。360度すべて見晴らすことができる。
山頂は多数の登山者が記念撮影待ちの行列。
私もサッサと記念撮影を済ませ、明日の登山地へ長距離移動するため下山を急いだ。

【ゴンドラ内から土合口駅を見下ろす】
ロープウェイ内から土合口駅を見下ろす 

【ロープウェイ天神平駅と背景に谷川岳】
ロープウェイ天神平駅の背景に谷川岳 

【谷川岳のトマの耳とオキの耳】
谷川岳トマの耳(左)と最高峰オキの耳(右) 
左がトマの耳で右が最高峰のオキの耳

【結構な急登が続く】
結構な急登が続く 

【素晴らしい眺望】
素晴らしい眺望。奥に小さく天神平駅も。 
奥には小さく天神平駅が見える。

【高温注意!熱中症が発生?】
熱中症?の人をシートで覆って介助中のサークル 
約20人のサークルが具合の悪い人を、
シートで日陰をつくり介助中でした。

【最初はトマの耳】
最初の耳は「トマの耳」 
多くの登山者で賑わう山頂

【「トマの耳」から「オキの耳」へ向かう】
「トマの耳」から「オキの耳」へ 

【最高峰オキの耳で交互に記念撮影】
最高峰「オキの耳」で交互に記念撮影 
交互撮影中は10人ほどが撮影待ち状態。

【谷川岳肩ノ小屋と天神平駅方面】
谷川岳肩の小屋と天神平方面 

【下山時には山頂を目指す人が数珠繋ぎ】
下山時には登山者が数珠繋ぎ 
下山を急ぎたかったが、ここは我慢。

07時00分 宿を発
08時00分 土合口駐車場に着
08時52分 ロープウェイ天神平駅から登山出発
10時27分 山頂「トマの耳」に着
10時46分 山頂「オキの耳」に着
11時04分 トマの耳に戻る(昼食休憩35分)
12時55分 ロープウェイ天神平駅で乗車
13時05分 土合口駐車場に着
17時00分 駒ヶ根プレモントHに着

登山時間 4:00 登山距離 8.5km 高低差 650m
運転時間 1:00+3:30 運転距離 50+310km ホテル泊

谷川岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。

| 日本百名山 旅行 | 14:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月11日 苗場山

7月11日(土) 苗場山
天気 快晴。暑い。山頂は清涼。

百名山60番目は苗場山。
美ヶ原が牧草高原型丘陵だとしたら、苗場山は湿原型丘陵とでも表現すればよいだろうか?
深田は「ゆるく傾いた長い稜線を持った山(中略)鯨の背のように膨大な図体を横たえ」と表現。
標高2100m強の山頂に南北4km、東西1kmの高層湿原が広がる。正に苗田の山。
しかし人里から山頂が見えない奥山のため、昔から「不思議な山」と呼ばれていた。
快晴の土曜日で和田小屋前の駐車場は既に満車。駐車場から離れた空地に何とか駐車。
登山道も登山者で賑わい。登り道で追い越した人は休憩者も含め50人以上。
8合目の神楽ヶ峰通過後は130mほどの急坂を下り、250mほどの急坂を登り返す。
急坂を下った所には「雷清水」という冷えて美味しい水場があり疲れを癒やしてくれる。
山頂は広大な湿原と池塘の広場。気持ち良く昼食休憩(40分)。
苗場山は花の百名山。花もよかったが、快晴の山頂湿原が特に印象に残った山旅。

【和田小屋手前は路駐車で数珠繋ぎ】
和田小屋手前は路駐車で数珠繋ぎ 

【和田小屋から始まる登山道】
和田小屋から始まる登山道 

【中ノ芝休憩所の周囲に咲くワタスゲ】
中ノ芝休憩所の周囲に咲くワタスゲ 

【神楽ヶ峰の先から苗場山頂を眺望】
神楽ヶ峰の先から苗場山頂を眺望 

【雷清水の冷水は真夏日に最高!】
雷清水の冷水は真夏日に最高! 

【雷清水でニッコウキスゲと苗場山】
雷清水でニッコウキスゲと苗場山 

【苗場山頂は高層の苗田】
苗場山頂は高層の苗田 

【山頂の池塘に浮かぶ残雪】
山頂の池塘に浮かぶ残雪 

【山頂の先端から雷清水・神楽ヶ峰を眺望】
山頂の先から雷清水・神楽ヶ峰を眺望 

【股スリ岩の急登】
股スリ岩の急登 

【上ノ芝のコバイケイソウ等の花畑】
上ノ芝のコバイケイソウ等の花畑 

07時25分 五十沢温泉を出発
08時53分 和田小屋手前Pから登山出発
11時13分 雷清水
11時52分 苗場山山頂に着
12時02分 山頂広場(休憩)
13時26分 雷清水
15時10分 和田小屋手前Pに着
16時00分 民宿ゆたかやに着

登山時間 5:40 登山距離 18km 高低差 1150m
運転時間 1:00+0:30 運転距離 40+20km 民宿泊

苗場山登山ルート (ルートラボ地図利用)
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| 日本百名山 旅行 | 13:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月10日 巻機山

7月9日(木) 移動日(山形~新潟)
天候次第では東海方面に直行する予定だった。
しかし梅雨前線の北上が遅れているため、ゆっくり南下することにし新潟近辺の山を目指す。
【桜坂駐車場へ向かう林道】
桜坂駐車場への林道 
米沢市の宿~道の駅会津柳津~新潟・巻機山桜坂P。
運転時間 5:00 運転距離 225km 車中泊


7月10日(金) 巻機山
天気 晴れ。やや暑い。

百名山59番目は巻機山。
巻機山は、明治時代に越後(新潟)と上州(群馬)を結ぶ街道整備計画が作られた際の新潟側の起点に近い山。
街道整備計画は、その後の雪崩で廃道になった。(深田百名山より)
巻機という優しい名前に心も和み、遠くから眺める山姿も穏やかそうに見える。
しかし登山道は割と急登で、深田も「桧穴ノ段と呼ぶ急斜面は辛かった」と述べている。
前日、桜坂駐車場で車中泊。自分の他に車中泊組が2台。単独男性と夫婦。
翌朝、大音量でベンチャーズ音楽をかけながら登る初老男性と束の間付かず離れず進む。
8時に山頂到着一番乗りだった。百名山登山では山頂一番乗りは初体験かも?気分爽快。
(山渓ガイド本の標準コースタイム270分のところ170分で登頂)
山頂一帯はなだらかな高原で眺望は良好。爽やかな風の中を牛ケ岳まで散策往復。
牛ケ岳への道の周辺は花も多い。牛ケ岳山頂では久々にノンビリした時間を満喫。
その後、割引岳に向かったが途中の雪渓が急傾斜で危険なため引き返し下山した。

【ヌクビ沢・井戸尾根コース分岐地点】
ヌクビ沢・井戸尾根コース分岐標識 
最初ヌクビ沢方面に向かったが悪路で引き返し、
井戸尾根コースに進路変更。
後で確認したらヌクビ沢は禁止コース。(見落とし、冷汗)

【5合目にて。朝日が強烈】
5合目。朝日が強烈 

【避難小屋手前から山頂方面を望む】
避難小屋手前から眺める割引岳(左)と巻機山(右) 
左ピークが割引岳。右側稜線が巻機山

【巻機山頂は平坦な草原】
山頂一帯は平坦な草原 

【牛ケ岳山頂でニッコウキスゲの背景に巻機山】
牛ケ岳山頂でニッコウキスゲの背景に巻機山 

【小柄なシャクナゲの背景に巻機山と割引岳】
小柄なシャクナゲの背景に巻機山と割引岳 

【コバイケイソウの背景に9合目への下山道】
コバイケイソウの背景に9合目への下山道 

【避難小屋を経由する下山道】
避難小屋を経由する下山道 

【下山時に見かけた不思議な生物?】
下山時に見かけた不思議な生物? 

05時10分 桜坂P登山口を出発
08時00分 巻機山山頂に着
08時30分 牛ケ岳山頂に着(休憩)
10時30分 巻機山を下山
12時00分 桜坂Pに着
13時25分 桜坂Pを発
14時20分 五十沢♨ゆもと館に着

登山時間 6:00 登山距離 15km 高低差 1250m
運転時間 0:40 運転距離 25km 温泉宿泊

巻機山登山ルート (ルートラボ地図利用)
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| 日本百名山 旅行 | 20:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月8日 飯豊山

7月8日(水) 飯豊山
天気 曇りのち雨

百名山58番目は飯豊山。
深田は本の中で「日本のどの山も皆つまらない。飯豊のような山は他にない」との言葉を紹介している。
飯豊連峰の登山道整備に尽力した藤島玄の言葉だ。
朝日連峰に負けず劣らず山深く、縦走路からは飯豊連峰の山塊景色を見渡すことができる。
日帰りピストン登山ではこれらの山塊の魅力を堪能しきれないが、アップダウンのある長時間行程で魅力の一端には触れた。
飯豊山への登山ルートは幾つもあるが、どれも長時間歩行が必要。
今回選んだ大日杉小屋出発ルートは比較的楽だが、それでも往復に10時間以上はかかる。
最初のピークの地蔵岳までが結構急登。その後は小さなアップダウンが連続した後、最後は見晴らしの良い稜線を進み山頂へ。
山頂には私1人。到着時は眺望が良かったが、復路では風が増し雪渓からはモヤが立ち上り、やがて雨に変わった。
後半は疲労感が増した時に雨が重なり、注意力が低下してデジカメを濡らして、結局デジカメはご臨終となった。
この日は、切合小屋で作業中の管理人さんに会った以外は、団体10人組と3人組と単独2人と出会ったのみ。

【前夜は大日杉小屋前で車中泊】
前夜は大日杉小屋前で車中泊 

【登り始めは急登が続く】
登り始めは急登が続く 

【地蔵岳の手前から飯豊山頂方面を眺望】
地蔵岳の手前から飯豊山頂方面眺望 

【地蔵岳に咲くヒメサユリ】
地蔵岳に咲くヒメサユリ 
前日の朝日岳で夫婦に教わったヒメサユリと対面

【切合小屋手前の雪渓】
切合小屋手前の雪渓
このコース上ではアイゼンは不要でした。

【草履塚から飯豊山頂を眺望】
草履塚から飯豊山頂を眺望 

【山頂への道を飾るハクサンフウロ】
山頂への道を飾るハクサンフウロ 

【山頂への道を飾るヒナウスユキソウ】
山頂への道を飾るヒナウスユキソウ 

【飯豊本山小屋と飯豊山神社】
飯豊本山小屋と飯豊山神社

【飯豊山頂】
飯豊山頂 
雲はあるが山頂から四方が眺望できた!

【雪渓から立ち上る水蒸気?モヤ?】
雪渓から立ち上る水蒸気 
雪渓から水の粒子が立ち上る様子。
水蒸気は目に見えない。モヤ?ガス?と呼ぶ?
この後、天気が崩れる。

【切合小屋の水場と洗濯場】
切合小屋の水場と洗濯場 
山頂間近にある水場はとても助かる!
この日、小屋管理人が洗濯機を設置したばかりでした。
電気は使わず、手作業で洗濯するとのこと。
でも洗濯機の方が洗濯しやすいとのこと。

05時10分 大日杉小屋を出発
07時20分 地蔵岳
09時48分 切合小屋(軽食)
11時42分 飯豊山頂(昼食)
13時28分 切合小屋
15時23分 地蔵岳
16時52分 大日杉小屋に着
18時35分 ホテル(ベストウェスタン米沢)に着

登山時間 11:10 登山距離 26km 高低差 1500m
運転時間 1:20 運転距離 55km ホテル泊

飯豊山登山ルート (ルートラボ地図利用)
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| 日本百名山 旅行 | 15:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月7日 朝日岳

7月7日(火) 朝日岳
天気 晴

百名山57番目は朝日岳。
深田は、「山形県の中で一番原始的な面影を残す山だが、昭和33年に2度目の登山をした際はバスの便が良くなった」旨を述べている。
深田が2度訪れた朝日鉱泉も、往時から一時廃業を経て経営者が代わり山荘の姿も変わり、変遷を重ね続いている。
変わらないのは、朝日岳が山深くにあって原始的な面影を残しているということ。
今回は深田も泊まった朝日鉱泉から最も短時間で登れる中ツル尾根コースを往復(日帰りピストン)する。
朝日鉱泉に泊まると、ご主人からルートの概要や注意点を教えてもらえる。感謝。
最初は沢沿いコースを注意深く進み、二股を経由して後半は中ツル尾根に移って山頂を目指す。
中ツル尾根からは、深田が歩いた塩原コースを眺望できるが、急なアップダウンのある稜線を感嘆して眺めた。
山頂では古寺鉱泉側から登ってきた夫婦登山者と出会った。
古寺鉱泉から登ると朝日鉱泉より多少時間短縮できること、途中ヒメサユリが満開だったことを教えてもらった。

【前夜宿泊した朝日鉱泉ナチュラリストの家】
 
宿泊した朝日鉱泉ナチュラリストの家 

【吊り橋を合計4回渡る】
吊り橋を合計4回渡る 

【途中眺めた小朝日岳と熊越の鞍部】
途中眺めた小朝日岳から熊越へ急な鞍部 

【小朝日岳からの稜線越しに遠望する月山】
小朝日岳からの稜線越しに遠望する月山 

【山頂間近の道端に咲くハクサンイチゲ】
山頂間近の道端に咲くハクサンイチゲ 

【山頂間近の道端に咲くリュウキンカ】
山頂間近の道端に咲くリュウキンカ 

【山頂間近の道端に咲くヒナウスユキソウ】
山頂間近の道端に咲くヒナウスユキソウ 

【山頂間近の道端に咲くシャクナゲ】
山頂間近の道端に咲くシャクナゲ 

【朝日岳山頂で出会った夫婦登山者】
朝日岳山頂で夫婦登山者と出会い 

04時30分 出発
06時10分 沢水場(軽食)
09時12分 山頂に到着(軽食)
09時52分 山頂を出発
13時00分 沢水場(休憩)
14時10分 登山口に到着
18時15分 飯豊山大日杉登山口に到着

登山時間 8:40 登山距離 19km 高低差 1370m
運転時間 2:40 運転距離 95km 車中泊

朝日岳登山ルート (ルートラボ地図利用)
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| 日本百名山 旅行 | 21:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月6日 蔵王山

7月6日(月) 蔵王山
天気 曇

百名山56番目は蔵王山。
6月16日に噴火予報の警報(警戒レベル2相当)が解除された。
しかし昨年10月からの火山性微動増加や今年4月の警報発令等で観光客は激減。
廃業する旅館も出ており、地元では様々対策を打ち出しつつ模索が続いている。
登山前日に宿泊した旅館でも、宿泊客は私を含めて2人だけだった。
観光協会は「風評被害。蔵王温泉存亡の危機。温泉地が崩壊してしまう」と訴える。
今は警報は解除されたが、お釜周辺は立入禁止措置が継続している。
刈田岳からお釜を通り熊野岳のコースを歩きたかったが、立入禁止で不可能。
このため、刈田リフト(臨時無料)を利用し刈田岳からお釜を眺めた。
その後蔵王ロープウェイ(こちらは有料)に移動し、熊野岳と三宝荒神山を往復。
観光客や登山客は2か所で40~50人といったところか?とても少ない印象。

【道路脇にある噴火注意の看板と道端の花々】
噴火注意の案内板と道端の花 

【刈田リフトは8月末まで無料営業】
無料の刈田ロープウェイに乗車中 
県からスズメの涙ほどの補助金で営業中
その前は5か月休業していた

【刈田岳山頂から眺めるお釜】
刈田岳山頂からお釜を眺望 

【蔵王ロープウェイ山頂駅の地蔵尊】
ロープウェイ蔵王山頂駅の地蔵尊 

【熊野岳山頂】
熊野岳山頂 
10分ほどいたが誰も登ってこない…

【三宝荒神山頂】
三宝荒神山山頂 
こちらには山頂ベンチに老夫婦?

【三宝荒神山に咲くシャクナゲ】
三宝荒神山に咲くシャクナゲ 
この周辺はシャクナゲ群落らしいが、
今は最盛期でないためか少なかった。

【ロープウェイから見下ろす蔵王温泉街】
蔵王ロープウェイから眺めた蔵王温泉街 
ロープウェイ利用客は3割ほど減少。
山頂のホテルも廃業したとか…
早く回復することをただただ祈るのみ…

08時00分 蔵王温泉(すゞのや)を出発
09時20分 お釜展望、刈田岳山頂
12時00分 熊野岳山頂
13時05分 三宝荒神山頂
16時45分 朝日鉱泉ナチュラリストの家に着

登山時間 3:00 登山距離 8km 高低差 250m
運転時間 1:00+2:10 運転距離 45+70km 山宿泊

蔵王山(熊野岳)登山ルート (ルートラボ地図利用)
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| 日本百名山 旅行 | 07:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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H27年7月5日 鳥海山

●●● 【再開】 日本百名山登山旅行報告 ●●●

昨年は百名山制覇のチャレンジが結局54山で終了。
今年は残り46山の完登を目指し、7月初旬に登山旅行を開始。
途中お盆休みで一時実家帰省後、8月中旬に再出発9月中旬までで完登する計画。
天候次第で柔軟に計画を変えることも念頭に入れていた。
前半戦の旅は7月4日自宅出発~8月8日の自宅帰着。計26山制覇。
後半戦の旅は8月16日自宅出発~9月7日の自宅帰着。計16山制覇。
今年の百名山制覇の旅は、惜しくも4山を残して終了することとなった。
それでは今年の山旅の経緯を振り返ってみます。

7月4日(土)青森~鉾立(秋田)
天気 晴
当初はまず最初に東海方面の山に向かう予定だった。
しかし梅雨前線が東海方面で停滞しているため早速予定変更し、東北の山を先に登ってから徐々に南に向かうことにした。
梅雨前線の北上と、登山計画の南下が上手い具合にすれ違うことを祈り出発。
まず鳥海山から登り始めることにして、秋田と山形の県境の鉾立に向かう。

【鳥海ブルーラインから眺める日本海に沈む夕日】
鳥海ブルーラインから眺める日本海に沈む夕日

10時30分 自宅を出発
13時10分 道の駅鷹巣に着(休憩:1時間40分)
17時30分 道の駅象潟に着(夕食・休憩:1時間)
19時00分 鉾立に着

運転時間 5:45 運転距離 290km 車中泊


7月5日(日)鳥海山
天気 晴
百名山55番目は鳥海山。
深田が「昔から東北第一の名峰とあがめられてきたのも納得」と評した名山。
「出羽富士」「秋田富士」とも言われ、深田は山姿を「颯爽としている」と述べた。
日本海側の象潟方面から眺めた姿は、とてもなだらかな三角錐。
登山前日夕方、登山口の鉾立に向かう道路上から日本海に沈む夕日を見て感動。
翌日早朝も快晴。朝日を浴びながら山頂を目指す登山道で雪渓とお花畑に感動。
往路は千蛇谷雪渓コース、復路は稜線コースで、行程の変化を楽しむこともできた。
コースの中で特に急な場所は千蛇谷に降りる箇所くらいで、とても歩きやすい登山道。
昼前からガスが出始めたが、山頂前後で十分絶景を堪能した後だった。早起きは三文の得を実感。
唯一の反省点は、スマホへの地図の事前取込を忘れたため、下山時に少し遠回り歩きになったこと。
今年の百名山チャレンジ初日は、天気、眺望ともに最高のスタート!

【早朝の鉾立登山口駐車場と鳥海山】
鉾立駐車場から眺める早朝の鳥海山頂

【早朝の御浜小屋と神社】
早朝の御浜小屋と神社

【鳥海湖と雲海】
鳥海湖と雲海

【山頂への登山道とお花畑】
山頂への登山道とお花畑

【千蛇谷コースの雪渓を行く】
千蛇谷の雪渓コースを行く

【新山手前から眺める大物忌神社と外輪山】
新山手前から眺める大物忌神社と外輪山

【七高山山頂】
七高山山頂

【登山道脇に咲き誇るイワベンケイ】
登山道脇に咲き誇るイワベンケイ

05時00分 鉾立を出発
06時25分 御浜小屋
08時10分 大物忌神社
08時25分 新山山頂に着
09時25分 七高山山頂に着
12時00分 御浜小屋
13時10分 鉾立駐車場に着
17時30分 蔵王♨すゞのやに着

登山時間 7:50 登山距離 20km 高低差 1200m
運転時間 3:30 運転距離 170km 温泉宿泊

鳥海山登山ルート (ルートラボ地図利用)
※ ルートラボ画面の左上には「拡大縮小」、右下には「ルート再生」、右上には「再生速度調整」の機能があります。



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