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五十路日本ひとり旅

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障害を乗り越えて ~ 新サイト移行 etc

今年も間もなく中期間の旅行を予定。
新サイト(2020年みちの旅:michinotabi.com)で旅日記を投稿予定。
【こちらのブログへの投稿は暫くお休みの予定です。】
新サイトから記事を閲覧いただけたら幸いです。】
しかしスマホから新サイトへの投稿は未経験。
ということで今回はスマホ投稿テストを兼ねての記事。

新サイト開設時に起きた悩み事や障害を時系列で列挙。
1.サイト開設のツールをワードプレス(WP)に決定する(1週間)
2.FC2ブログからWPへのデータ変換作業(3週間)
3.サイト公開のドメイン取得とサーバーの選定(3週間)
4.サーバー移行の際のトラブル対応(1か月)

この新サイト開設を計画した理由はルートデータ等の情報を見やすくしたかったため。
自分が自転車旅行や登山を計画した際も他の人のルートデータを大いに参考にした。
ルートデータが見やすい形で提供されていればとても頼りになる。
ブログのままで情報が増えると過去の情報閲覧が難しくなると心配した。
自分も他の人のデータを利用しお世話になった分の返礼の気持ちでサイト開設。
色々調べたら無料で多くの機能が利用できるのがWPというツールだった。

また新サイトを開設すると旧FC2ブログの記事が何れ消失する心配もある。
このため面倒でもFC2ブログの記事データを新サイトに移行しようと考えた。
文字化けや改行コード等のコード変換作業が発生する度にやり直しを繰り返した。
ただしこれらの作業はネット接続せず自分のPC内だけで作業できる点は助かった。
データ変換作業に苦労しつつやっと区切りをつけサイト公開の最終準備にかかる。

サイトのドメイン(michinotabi.com)は1年間約千円で3年分を取得した。
また万が一のことを考え予備の無料ドメイン(michinotabi.tk等)も取得済み。
次の段階のサーバー選定の作業で大変な苦労をした。
サーバーは色々な業者が提供している。無料~月額千円以上まで千差万別。
無論安いものを優先したい。しかし安いとデメリットも多い。
サーバーのスピードが遅い。分かり難い、トラブル対応等が手薄等々。
無料のXDomain、AmazonのEC2、FC2サーバー、その他……。
1月下旬に公開した直後サイト表示が異常に遅い問題が発生し急遽公開中止。

サイト表示遅延の原因は現在も特定できていない。
疑っているのは記事中に挿入している写真等のデータ。
写真データ等は記事と切り離して保存されるが保存場所の表記を間違うと機械上の処理が迷路に入り遅延する様に思う。
現在はほぼ問題ないため積極的に原因究明する気が薄い。
そのうち気が向いて原因究明が進んだら何れ報告するかもしれない。

当サイト公開にあたっては知識の乏しさを痛感させられた。
今までFC2ブログ「五十路日本ひとり旅」では業者提供の機能を適当に利用していた。
ネット上ではHTMLという文法で文章を記述するが十分理解せずに記事を書いていた。
FC2からWPに移行するために初めてHTMLを少しだけ勉強した。
またドメインやサーバーの仕組みも今回を機に少しだけかじった。

公開を中止し原因究明をしている途中では障害に挫折し諦めかけた時期もあった。
何とか公開までできたのは相当に運が良かったと思っている。

私の自宅の近くに赤川という川があり周辺をランニングコースにしている。
川に架かる橋からは八甲田山の全容を見晴らすことができる。
毎年この川には冬になると百羽前後の白鳥が飛来する。
12月頃に越冬のため飛来し3月頃には旅立っていく。
赤川には1羽の白鳥が住み着いている。
約10年前に越冬で飛来し何らかの原因で羽を痛めてしまったらしい。
多分飛ぶことが出来なくなったのだろう。
仲間の白鳥が3月に飛び立ってもこの白鳥だけが赤川に残っている。

赤川は以前ブログに掲載した楢木森山が源流になっている。
川幅は最長15mほど川の全長は10kmもない小さな川。
11月から5月頃まではこの白鳥をランニング中に時々見かける。
しかし暑い時期には自宅近くの川沿いで白鳥の姿を見ることはない。
毎年「今年はあの白鳥は死んでしまったのかしら?」と思う。
しかし毎年晩秋には白鳥と再会できている。
住民が時々あげる餌や川草等で、食事には余り心配ないかもしれない。
暑さに対してはどうなのかネットで調べたら以下が見つかった。

日本獣医学会Q&A「北へ渡らず残っている白鳥が心配です」
http://www.jsvetsci.jp/10_Q&A/w20080724.html

私もこの白鳥に見習って障害を乗り越え人生を全うしたい。

八甲田山と赤川と白鳥(H30.3.30. 8:50撮影)
八甲田山と赤川と白鳥
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| 様々なこと | 16:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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責任の取り方?「佐川証言」等々

先ず昨日の佐川前理財局長の証人喚問で矛盾を感じたことを書きたい。

官邸は文書改竄に関与していない旨の証言の抜粋
「文書改竄に総理官邸筋は一切関与はない。」
「全て理財局が対応した。」
「理財局職員には直接確認していない。」
「自分は理財局の長。重要案件は全て自分に報告される。」
(答弁の要旨を私の曖昧な記憶で書いたので誤りがあったらご容赦)

つまり官邸関与について、自分には官邸から指示がなかった。
また仮に官邸から部下に指示があれば、長たる自分には必ず報告される。
その報告がなかったから、部下にも官邸から指示はなかったと言える。
という理屈で「官邸の非関与」を証言したと思われる。

一方で文書改竄に関する自分自身の関与についての証言の抜粋
「刑事訴追の可能性があるので答弁は控えたい」
「改竄前と改竄後の文書を見たかどうかも答弁を控える」
「改竄前の文書を知っているかどうかも答弁を控える」

文書改竄と自分自身の関わりについては一切の答弁を拒否していた。
でもこれは官邸の関与については絶対無いとした答弁と矛盾?
官邸関与を否定した根拠を述べる時は、
「自分は理財局の長として全ての重要案件を知っているから官邸関与は絶対無いと断言」
ところが文書改竄と自分自身の関わりは
「理財局の長として文書改竄と言う重要案件に関わっているかどうか答弁できない」

もし組織の長として全て知っている立場で「官邸の非関与」を断言するのならば、
文書改竄も組織の長として絶対知っていることになり、自分の罪を断言しないといけない。
仮に「組織の長だが自分の知らない所で文書改竄があった可能性もある」ため答弁拒否なら?
官邸の非関与が絶対ないという理屈も成り立たない。
とても後味の悪い「茶番劇」を見せられた気持ちになった。
官邸にも、役人にも、総理夫人にも、自ら積極的に責任を全うするという姿勢がない。

話を変えて、天皇の沖縄訪問と原発問題。
沖縄は太平洋戦争で多くの死者を出した最後の玉砕戦の激戦地。
現天皇(今上天皇)は昭和8年12月23日生まれ。終戦の時に11歳。
小学生で戦争の悲惨さを味わい沖縄の苦難にずっと思いを寄せたのだろう。
沖縄の今日までの苦難の歴史に現天皇として出来る限りの責任(努め?)を果たそうとの意思。
また天皇は機会ある毎に震災の被災地や原発被災地等を訪れ慰問をしている。
天皇は自分の責任(任務?)をとことん突き詰めて命懸けで責任を全うしようと感じられる。

戦争にしても原発事故にしても関係者は「二度と起こしてはならない」と述べる。
一方では日本の防衛のために自衛隊海外派遣は必要・憲法改正も必要という自民党。
原発についても安全性を確認し国内原発の再稼働や海外への原発輸出を進めている。
武器を持ち迫る相手に武器で対抗しようとするならば戦争を回避できないのでは?
科学技術で絶対安全な物が作れないなら原発事故が二度と起こらないと言えないのでは?

責任のある態度とは現実に起こったことや危険の可能性があることを直視すること。
問題に真摯に立ち向かい、課題があるならそれにどう対応するか真剣に議論する。
反対意見にも耳を傾け、反対意見にどう向き合うか決意を示すことが責任ある態度と思う。
上に立つ人が模範を示さなければ、部下や人民の心は離れていく。
更に手本となるべき人が責任を示さなければ、責任を逃れようという人が増えるのではないか?
私自身も生き方に恥じ入ることも多々あるが、次世代への責任を負う一人の意識は持ちたい。

| 様々なこと | 13:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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急死とその原因? 歯周病?

昨年末のブログで知人との死別を書いたが今年も早々に悲しい別れがあった。
私が早期退職した職場の直属上司で私の早期退職を案じてくれた人が1月に急死。
頭脳明晰で判断力にも優れ更にスポーツマン、外見はクールだが情に厚い人。
私より2歳年上で定年後に再就職もして、仕事が好きな人で一見元気そうだった。
但し見かけとは異なり7年ほど前に脳卒中の前科があり食生活に注意していた。
1月に職場仲間とスポーツ中に突然倒れそのまま亡くなった。病名は大動脈解離。

私の元上司では他にも8年ほど前に60歳代前半で急死された人がいる。
まだ現役として重責を担う役職で多忙だった時に脳卒中で倒れそのまま急死した。
この人もいつも元気そうなスポーツマンで私が20歳代に直属上司だった人。
お酒の好きな人で職場が同じ当時は虫歯が無いのが自慢だったが歯周病があった。
他にも職場を共にした歯周病の疑いのある人が3年弱前に急死している。

前回のブログで少し触れた歯周病(歯槽膿漏)は単なる口の中の病気ではない。
最近購入した数冊の歯周病関係の本の中で特に衝撃を受けた本がある。
「白米が健康寿命を縮める」(花田信弘著、H27.12.光文社新書刊)
歯茎から血が出るのは良く聞く話だが歯と歯茎の隙間には沢山血管が集まっている。
そして全ての人の口の中には多くの細菌を住み着いている。
更に現代の食事は白米を始め多くの炭水化物・糖質を摂取している。
この3要素はほぼ全ての人に当てはまる。
ここに歯周病が加わると歯茎の血管から大量の細菌が体内に侵入し血管を傷つける。

人間の身体は細菌に対して皮膚や胃腸等で強い抵抗力(免疫力)で防衛している。
しかし血管は皮膚や胃腸等に比べて抵抗力が弱く細菌の勢力が強いと急速に重篤化。
例えば外傷を負って傷をそのまま放っておくと敗血症等で死亡する場合がある。
私の身近な人も1年前に自転車で転倒し怪我した傷口からの細菌で数日で急死した。
急死自体には個別の原因があるが、遠因として血管が徐々に傷んでいたのかもしれない?

歯周病や歯石が多い人の場合、歯茎の隙間から大量の細菌が血管に入る可能性がある。
更に口の中に糖分が多い場合は細菌が糖分を栄養にして勢力を拡大させる。
細菌が口腔内血管から侵入しても抵抗力が強い人は血管内で細菌を退治できる。
一般に若い人は免疫力も強く抵抗力があるが幼児や高齢者や病気気味の人は抵抗力が弱い。
人間の身体の中で血管が外部に剥き出している唯一の弱点が歯茎。
近代以前は甘味少量で硬い食物が多く歯周病は少なかった。現代は虫歯・歯周病多数。
原始的生活では歯磨き不要で健康な実例や抜歯すると元気になる実例も多いらしい。

この本には「歯茎の内側から入った細菌は約90秒で上腕部に達している」(74頁)とある。
以前に旅ブログで「渇水時の飲水で直ぐ身体の隅々まで水が行き渡る感覚」と書いた。
また「糖分を摂取して間もなくすると足痛を感じる」ということも書いた。
しかし自分の中では水や糖が胃腸を通過してそれ程早く身体が反応するのか疑問だった。
この本で、水や栄養や菌が歯茎から血管を経由し素早く全身を駆け巡ることを知った。
自分の感覚に間違いはなく人は口腔から血管へと猛スピードで良い物悪い物が往来する。
そして敗血症の前段には菌血症があり血管に忍び込む菌は徐々に身体を蝕む可能性がある。
口から入った菌は血管を炎症させ人間が罹る多数の病気と関係していると疑われる。
脳梗塞、心筋梗塞、腎臓病、高血圧、糖尿病、ガン、リウマチ、髄膜炎、肺炎、等々。
例えば関節リウマチ患者の関節から歯周病菌も見つかっていると本には載っている。

私は歯科医から歯周病と判定された後この本を読んで相当ショックを受けた。
一方で旅行中に口から身体の中に物を摂取した時の身体の反応の体験から得心もした。
最終的には歯周病を完全に防ぐ最新の治療方法があるらしいし青森でも治療できそう。
ただし現時点では自分の普段の生活改善で取り組んでみたいと思っている。
他の本を読むと漢方うがいや塩うがいが多少効果が期待できるらしい。
今は「薬用生葉」と「岩塩」と「重曹」のうがい+歯磨きを試行中。
これに献血時の血液検査と血圧測定で体調変化を観察して当面は様子見したい。
急死はしたくないが、どうせ死ぬのならば急死の方が良いかしら?

| 様々なこと | 22:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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嬉しい事と、悲しい事

今冬は身体検査で嬉しかった事と悲しかった事があった。
嬉しかった事は骨密度測定の結果。

骨密度は女性が気をつけるもので男には関係ないものと思っていた。
しかし今年1月NHK「人体~骨が出す!最高の若返り物質」を見て興味が沸いた。
偶然明治乳業が行う簡易骨密度測定の機会があったので母親と共に検査を受けた。
測定方法は「超音波骨密度測定装置CM200」で足踵の骨内の超音波伝播速度を測定。
結果は、自分が1551m/s(年齢比135%)で、母が1454m/s(年齢比89%)。
60歳の自分は20歳代の平均を上回る骨密度で、88歳の母は平均より多少下。
これを基に明治乳業は母に牛乳の宅配を強引に勧め、止むを得ず契約した。
しかし2週間続けた後、宅配契約は解約した。

私の長期旅行中以外は、母と私は同じ食事をしている。
私が母に比べて多い点は運動量とマルチビタミン系サプリと野菜ジュースの定期摂取。
20年以上前までは牛乳を欠かさず飲んでいたが今は殆ど飲んでいない。
牛乳を飲まなくても普段の食事で十分カルシウム摂取はできていると思われる。
私の妹も測定を受けたが普段から欠かさず牛乳を飲んでいても骨密度は平均以下。
妹は極端に悪い数値ではないらしかったが平均以下はショックだったようだ。

ネットで調べると「骨の強化」には以下の3要素が必要とある。
・カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの摂取
・適度な運動
・日光浴
(ネットの参考情報:http://www.taishotoyama.co.jp/op/sp/q4.html、等々)
また「牛乳の摂り過ぎは骨粗鬆症を招く」との説を述べる医者もいる。
(新谷弘実「病気にならない生き方」73頁、H17年5月、サンマーク出版)
更に「カルシウムの摂り過ぎが骨を弱くする」と話す歯科医もいる。
(小峰一雄「名医は虫歯を削らない」153頁、H28年11月、竹書房)
少なくとも我が家系の測定結果からは牛乳摂取のメリットはない(私と妹の比較)。
そして屋外での運動が骨密度の形成に効果が大きいと感じた(私の結果)。
3要素を全て満たせば骨はとても強くなるが満たない時は悪化の可能性もあるようだ。

NHK「人体~骨」では山中伸弥教授が「骨は凄い」と力説していた。
自転車競技で世界トップ級の選手が転倒骨折し検査したら骨粗鬆症だと判明。
自転車は骨に加わる刺激が小さく、走ったり歩いたりするより骨粗鬆症発生率が高い。
骨は破骨細胞と骨芽細胞が連携し維持されるが刺激が少ないと破骨細胞が優位になる。
その結果スクレロスチンという物質が過剰となり骨密度が低下し骨折しやすくなる。
一方骨に刺激が加わるとオステオカルシンやオステオポンチン等の物質が産生される。
これらは、記憶力、筋力、生殖力、免疫力等を増強し、若さを保つ力を発揮する。
骨粗鬆症予備軍にジャンプ運動等で1年間骨に刺激を加え続けたら9割以上で骨量増加。

私の骨密度の高い訳が4年間の登山や徒歩旅の成果だと仮定するとNHK番組と整合。
更に骨は骨髄で造血を行っている。
赤色骨髄は1日に約30mLの血液を産生し1000億個のあたらしい血球細胞を作る。
(「人体の構造と機能」第3版336頁、エレインN・マリーブ著、H22年3月、医学書院刊)
骨は身体を支える単なる棒切れだと思っていたらとんでもない!
身体に重要な血液を作り、若さを保つために重要な役割を担っているのだ。

以上は今年最初に嬉しかった出来事。
一方で昨年12月から歯科治療と歯周病検査で通院したが悪い結果となった。
60歳になると青森市では歯周病の無料検査ができるとの案内をもらった。
たまたま昔治療した歯の詰め物が取れたこともあり歯周病検査と合わせて行った。
すると歯周病検査の結果は「歯周病(歯槽膿漏)」の判定。

生まれてから60歳になるまでの60年間の私の通院歴は多分人並より少ないと思う。
その中で人並より多いと思うのが歯科治療の回数と小学校時代までの風邪通院の回数。
中学生になる前まではほぼ毎月1回扁桃炎の高熱で3~4日寝込み病院通いしていた。
同じく中学生頃までに奥歯の大半を虫歯で治療した。
今振り返ると両親には病院の治療費で相当負担をかけてしまったと申し訳なく思う。
その後新聞配達アルバイトをした頃から風邪に罹る回数はめっきり減った。
一方で治療歯の増加と共に歯科通院回数は減ったがそれでも3年毎に歯科治療が発生。
最近10年間の通院経験は歯科治療が3回ぐらいで、他の疾病通院の記憶はない。
そして今回の「歯周疾患検診結果」は、
口腔清掃状態:悪、歯石付着:悪、歯肉出血:1か所、歯周ポケット:2か所

実は早期退職後の自転車旅行や登山旅や徒歩旅の期間中、歯のケアの手抜きは多かった。
一応歯ブラシは持参し、宿に宿泊できる時は歯磨きはしていた。
しかしテント泊時で疲労の大きい時や悪天候時等は歯磨きしない日も多かった。
旅行から帰宅後も旅行時の怠け癖が直らず、歯のケアが以前より疎かになっていた。
このため歯周検診で悪評価は覚悟していたが医者から想定以上に重症の診断を受けた。
重症の歯周病は歯茎が軟弱で歯がグラつく等、自分はそこまで悪くないと思っていた。

慌てて「歯周病・歯槽膿漏」関係本を買い求めて俄か勉強を始めた。
すると重大な問題が身近に迫っていることに気付かされた。
歯周病は私の心配な糖尿病、腎臓病を始め、ガン、心臓病、認知症等に深く関係する。
更に身近な人の死や、私の旅行中の不思議な体験にも関係すると気付いたことがある。

この続きは次回のブログで書きたい。

| 健康管理 | 20:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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困難と挑戦

祝!村岡桃佳選手。アルペン女子大回転金メダル!

2月に新サイト開設を案内した直後に問題発生して急遽公開延期しました。
今回やっとお知らせしても大丈夫そうになりました。
新サイトのアドレスは「michinotabi.com」。

ホームページの開設にこれほどまで苦労するとは想定外。
昨年の11月から今年の2月まで約4か月の間、何度か断念も考えた。
そのうち機会があれば何が問題だったか書くかもしれない…?
今は少し新サイトの整備作業から手を休めたいというのが本音。

自分は色々な課題や問題に挑戦するのは決して嫌いではないタチ。
自分で課題を見つけて少しずつ解決に近づくのは面白いと思う。
しかし問題解決の見通しがたたず暗中模索が長期になると意欲衰退。
今回は知識不足と問題の原因が分からないのが辛かった。
もしかすると他の人もサイト開設を試みて挫折するケースも有り…?
何とか新サイト開設をお知らせできるのは運が良かったかも…。

新サイト整備作業を一区切りとし、今年も新たな挑戦を準備中。
3週間ほどの徒歩旅行(2回?)と、東北の登山旅行を検討中。
昨年の山歩旅の反省を踏まえ、水と食料と体力の関係を実験したい。
早ければ4月に1回目の旅に出かけることを検討中。
今回も旅行中か、旅行終了後かに、報告したいと思っています。

さてサイト開設準備中には平昌オリンピックで勇気をもらった。
挫折しそうな時に見たオリンピックでまた頑張ろうと勇気が沸いた。
特にスピードスケートの小平奈緒や高木美帆の苦難の歩み。
羽生結弦や渡部暁斗のオリンピック前の怪我を乗り越えた挑戦。
カーリング女子チームの不利になっても最後まで諦めない姿。

羽生結弦は11月のNHK杯前日練習中に「右足関節外側靭帯損傷」。
渡部暁斗は2月のW杯白馬大会公式練習中の転倒で「左肋骨骨折」。
2人ともオリンピックでは痛み止め薬を使ったが試合前は一切無言。
想像するしかないが痛み止め無しでは競技が無理な状態だったのだろう。
それでも弱音を見せずオリンピックで優秀な成績を上げた。

大相撲の世界では稀勢の里が1年前に「左上腕二頭筋と左大胸筋損傷」。
羽生結弦と怪我の箇所は違うが、筋と靭帯の損傷で治療は似ているらしい。
怪我をしたら直ぐにRICE処置をする必要がある。
Rest     (安静)
Ice    (冷却)
Compression(圧迫)
Elevation  (拳上)
つまり患部を安静にし、自己治癒力(自然治癒力)で回復を待つ。
渡部暁斗の骨折の場合も患部固定で自己治癒での回復を待つのは同じ。

私も小学校4年の時に上級生に投げ飛ばされ右腕を骨折したことがある。
2か月ほど右腕をギブス(石膏)固定し肩から腕を吊り下げ安静にした。
50年経過し医療は進化しても骨折や筋損傷に自己治癒力での治療は同じ。
本来は渡部暁斗はまだ安静にしていなければいけない時期。
羽生結弦にしても怪我から3か月ではやっと身体を徐々に慣らす時期。
2人共に治癒途中に痛み止めし競技したのはオリンピックに全て賭けたため。

同様に稀勢の里も横綱としての意地と責任感等、で怪我の翌日も強行出場。
見事新横綱で優勝を成し遂げたが、その後は6場所連続休場で現在も未完治。
稀勢の里の場合、羽生や渡部と違い格闘技で相手の圧力と闘うため負担も大きい。
二代目貴乃花が負傷しながら武蔵丸を破り優勝し「小泉首相が感動した」のが17年前。
その後貴乃花は7場所連続休場し、負傷優勝を最後に怪我が原因で引退となった。
稀勢の里も貴乃花も「困難に挑戦し栄光を遂げた」が、その後の代償は大きい。
羽生や渡部も困難に挑戦し立派に戦ったが、今後はどうなるのだろう?
人々に感動を与えてくれた代償が選手生命の短縮に繋がらないことを祈りたい。
それでも何があっても本人は自分の決断に後悔することはないのだと思う。

オリンピックで勇気を貰った私も、多少の困難に今年も挑戦してみよう。

| 様々なこと | 21:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「みちの旅」サイト開設のお知らせ(延期)

サイトの開設にあたりトラブルが発生して、サイトとの接続ができないようです。
事前にテストで接続が確認できたのですが、トラブル発生で申し訳ありません。
トラブル原因が不明のため、確認の時間が必要のためサイト開設を延期します。
復旧しましたら改めてお知らせします。


********* 以下、トラブル前に掲載したものです。 ********

前回ブログで「新サイト」を12月頃にオープンしたいとお伝えしてました。
この度ようやく6割ぐらい出来上がりましたので仮オープンしたいと思います。
様々な問題が次々発生して予定を大幅に超過してしまいました。

新しいサイト名は、「2020年 みちの旅」です。
サイト名をクリックか、「michinotabi.com」「michonotabi.tk」でアクセスできます。
未だ完成には程遠く手入れが多々必要ですが見切り発車で公開することにします。

「2020年 みちの旅」は、「2001年 宇宙の旅」と「未知との遭遇」をモジって命名。
2020年の東京オリンピックまではサイト(&旅)を続けたい願望を込めています。
「みちの旅」は「未知」の世界を「見たい・知りたい」との思いの「見知の旅」。
更には「道の旅」かつ「みちのく旅」「みちの苦?旅」の想いも込めて……

昨年末NHKBSで「2001年 宇宙の旅」を放映していました。
洋画の中で私の一番好きな映画です。
ちなみに邦画は黒澤明映画が断トツ好きで、一番は「生きる」。
でも「七人の侍」「天国と地獄」「赤ひげ」も同じぐらいに好きです。
こちらも「天国と地獄」以外は年末BSで放映していました。

最初に2001年を見たのは約40年前20歳頃にリバイバル上映された時でした。
物語は難解で監督キューブリックの意図も不明でしたが映像美に魅せられました。
リバイバルの時に映画館で3回観てその後もビデオで4~5回は観たと思います。
今から50年前に作られた映画ですが、今でも古さを全く感じません。
人工知能コンピュータのエピソードは今の問題を予言している様にさえ感じます。
何時か機会があったら人工知能の話も書きたいですが今の私には手が出ません。
今は手に負えませんが興味は大きく老化予防も兼ね少しずつ勉強するつもりです。

「旅」「身体」「技術」は新サイトの重要なテーマだと考えています。
ちなみに映画「生きる」「赤ひげ」も身体(健康)はテーマの一つだと思います。
人間は身体(健康)と欲望の狭間で死ぬまで悩みながら一生を終える生き物かな?

さて、今まで「五十路日本ひとり旅」で続けたブログは順次新サイトに移行予定です。
ただ新サイト運営も未だ不慣れなため、当分は旧ブログも並行運営の予定です。
いつまで続くか分からないけれども宜しくお付き合い頂ければ幸いです。

| 様々なこと | 14:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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五十路の卒業と同世代知人との別離

先月の11月に晴れて五十路から六十路になった。
当ブログ「五十路日本ひとり旅」の今後を考えないといけない。
60歳になる私にとって今年は特別に記憶される年になった。

私と同年代の繋がりの深い二人の知人との別れがあった。
一人は退職前の最後の職場で2年間仕事を共にした人が5月に死去。
もう一人は高校時代から付き合った40年来の友人が11月に死去。
謹んでご冥福を祈る。二人共に、脳のガン系の病気で死去。
約60歳の二人が似た様な病で同じ年に亡くなるとはショック…

二人が現世に別れを告げた事実について考える。
二人の性格は対照的。
2年間職場を共にした元同僚は部下思いで多くの人から慕われた人。
殆どグチを言わず気さくに誰とでも話し仕事も早く熱心だった。
一方高校時代の友は無口で真面目で世渡りや人付合いはあまり得意でない。
しかし責任感が強く仕事に全力で取り組み職場でも役割は多かったらしい。

一方で二人には共通する点もある。
・仕事には熱心に取り組む。
・仕事で精神的・肉体的に負担があっても弱音は吐かない。
・自己主張は内に秘めつつ表面的には穏やかで家族思い。
・慢性的な持病があった。
・運動不足(運動嫌い?)で食生活は偏り気味。

二人とも亡くなる間際まで家族には気丈に振舞ったらしい。
回復が望めなくとも「最後まで諦めず頑張る」姿を示した元同僚。
痛みに苦しみつつ緩和ケアは最小限にし家族の金銭面を気遣った旧友。
旧友は亡くなる前までうわ言で仕事の事を気にしていたらしい。
一人は脳腫瘍、もう一人はガン性髄膜炎。

脳とガンの関係についてはH29.2.3.掲載ブログで触れたことがある。
脳にガンが転移となれば絶望的な状況。
そんな中で「極端な食事療法」で奇跡的に回復した実例が海外にある。
果たして自分がそんな立場になったらどうするだろう?
回復に見込みがない状況ならば危険な賭けに望みを託すこともあるかも…

二人の通夜に参列し家族の話を聞くと、無念さが滲んでいた。
何故、二人ともに突然に絶望的な病に侵されたのか?
最後まで気丈で家族思いだったことが悲しみを増した面もある。
家族には、無念さと後悔が残り、気の毒としか言えない。

人は遅かれ早かれ必ず死ぬ。
「山の遭難」(羽根田治著、H22.1.平凡社新書刊)で紹介された遭難事故。
26歳の東農大山岳部OB松濤明が友人と昭和23年12月槍ヶ岳に登山。
途中で猛吹雪に遭遇。力尽きた友人を見捨てられず自分も死を決意。
死の直前まで冷静にメモを残し、優しさ、冷静さ、精神力に胸を打たれる。
何故か私の二人の知人の死と重なって心に迫るものがある。
松濤のメモは後に「風雪のビバーク」として書籍となる。

このブログの中でも、人の生き方を考えてきた。
自分の人生の残り時間は分からない。長いかもしれないし意外と短いかも?
できるだけ後悔の少ない生き方がして残された時間を有効に使いたい。
今までブログに掲載したものを少し見易くまとめたい気持ちもある。
60歳になったのを一区切りにブログからホームページへ切替を準備中。
何とか年内にホームページを立ち上げたいと思っている。
準備ができたら当ブログでお知らせしますので、また宜しくお願いします。

| 様々なこと | 11:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「痛み」の不思議

私が退職後旅行した4年間に悩まされた「痛み」について
・腰痛 …… 重い荷物を背負い徒歩旅で発生。他に長時間腰掛で発生
・膝痛 …… 自転車旅行中盤に転倒し膝を強打して発生
・足裏痛 … 徒歩旅行での長時間歩行で発生
・足先痛 … 登山の下山時に靴先に足先が当たることを長時間続けて発生
・裂傷痛 … 主に登山中に転んだり樹や岩に身体をぶつけて発生
・腹痛 …… 旅行中の汚染飲水による下痢
・脇腹痛 … 徒歩旅行時の飲水不足又は歩き疲れで腎臓周りに発生
・他痛 …… 自転車旅行時の長時間同一姿勢による臀部痛や手首痛
     登山で転倒し突き指したことによる痛み
     暑さ又は寒さが辛いときの苦痛?

読書やネット検索や自分で思索したことを少しまとめてみたい。
(なお情報整理の際に簡略化したため記述の正確性の低下をお許し願いたい)

1 痛みはなぜ発生するのか
「先天性無痛性のカナダの女子学生」の例
彼女は高い知性の持ち主。生まれてから痛みを感じた経験が無いこと以外は正常。
頭痛、歯痛、胃痛、生理痛の経験が無い上に、痒みの経験も無し。
彼女は関節を損傷しても痛みがないまま動かし、広範な感染症で29歳の時死亡。
【参考】「痛覚のふしぎ」(伊藤誠二著、講談社ブルーバックス57頁)
痛みは本来自分の身体に迫った危険などを知らせる大事な信号。
一方で痛みは人間に不快感を与えるため手術や出産の痛みを麻酔で除く例もある。
また長期腰痛等の慢性痛は危険信号の役割を失い原因不明で人を苦しめている。
痛みは自分だけが感じ他人には伝わらず痛みの度合も十人十色で個人差大。

2 痛みの種類
(1) 期間による分類
 初期痛 針を刺したり熱湯に触れた時に起こる一時的な一過性の痛み(初期)
 急性痛 炎症反応や手術後の痛み等の一定期間で消失する痛み(1週間~3カ月)
 慢性痛 関節リウマチ、帯状疱疹神経痛、腰痛等(3カ月以上)
(2) 身体部位による分類
 体性痛 皮膚や筋肉の痛み(腰痛、肩こり等)
 内臓痛 内臓や内臓膜が刺激される痛み(腹痛等)
 関連痛 内臓痛が身体の別の部位に波及する痛み(狭心症の腕痛、虫垂炎の腹痛)
【参考】「痛覚のふしぎ」(伊藤誠二著、講談社ブルーバックス28頁~)
自分が経験した痛みは初期痛や急性痛から慢性痛に移行する痛みや時々現れる痛み。
旅行では専ら皮膚や筋肉の体性痛が気になったが内臓との関係を疑った時もある。

3 痛み発生の仕組み
(1) 痛みが伝わる経路
 体内の受容体(センサー)で異変感知 → 受容器(電気信号変換) → 神経 → 
 脊髄 → シナプス(電気から化学信号変換) → 神経 → 脳(最終的痛み感知)
(2) 痛みの起因の物質
 針を体に刺した時に、針が直接体受容体(センサー)に痛み信号を伝えるのではない。
 針を刺した損傷箇所ではカリウムイオン、水素イオン、ATP等が発生する。
 更に血中ではセロトニン、体細胞からはヒスタミン等が発生する。
 その他のも体内でプロスタグランジンやサイトカイン等が発生し痛みを発する。
【参考】「よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ」(伊藤和憲著、秀和システム)
痛みは直接感知するのではなく何段階か経た経路を伝わり最終的に脳が感知する。
また痛みの信号も体内で化学信号や電気信号が発生することで伝達される。
冒頭の女子学生の例でも信号の産生や伝達に問題が起これば痛みは感知されない。
換言すれば体内に異変が無くても化学信号が作られ伝達されれば痛みを感じる。

4 痛みと外的要因
(1)「天気が悪いと古傷が疼く」
 雨→低気圧→交感神経亢進→血中ノルアドレナリン増加→痛み神経刺激
(2)「ストレスがあると痛みが増す」
 ストレス→下垂体前葉からATCH分泌→交感神経亢進~以下(1)と同じ
(3)「手でさすると痛みがおさまる」=ゲートコントロール説
 痛み=細い神経線維が興奮→T細胞の活性化→脳への痛みの伝達
 手でさする=太い神経線維が興奮→T細胞の活性化抑制→脳への痛み伝達抑制
【参考】「よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ」(伊藤和憲著、秀和システム38頁~)
痛みは最終的に脳で識別されるため、脳に伝達物質が来なければ痛みは感じない。
痛み伝達物質を抑えれば痛みは減少するが伝達物質が増えると痛みは増加する。

5 自分の痛みの考察
自分が断続的に又は継続的に感じている痛みは腰痛と足先痛。
(1)「腰痛」
 過去の職業柄、座り続けによる軽度の腰痛持ち(但し生活上支障なし)。
 普段は痛みを感じないが腰を捻る時などに時々違和感があった。
 2年前に徒歩旅行を始めた時から時々腰に重い負担を感じることがあった。
 更に2年連続で冬期間に結構辛い腰痛の症状を発症した。
 元々ある軽度腰痛に外的負担増加や糖質摂取の血中養分変化で痛み増加を推測。
 外的負担を減らしたり糖質摂取を控えると腰痛も収まっている。
(2)「足先痛」
 登山の下山で長時間足先の靴接触で痛みができ長期旅行の継続で慢性化した。
 更に糖尿病予備軍により末梢血管が弱まり回復力の衰えが慢性化の一因と推測。
 一方で足爪の半分が一時黒変色していたのがほぼ回復したのは明るい材料。
 今年7月NHKガッテンで水虫が取り上げられ日本人の4~5人に1人が水虫。
 水虫は白癬菌の感染症。テレビを見て今は自分も水虫ではと疑っている。
 水虫は痒くない場合もあり足裏の皮が剥がれたり踵がカサカサも水虫の一症状。
 ネット検索すると爪水虫というのもあるらしい。
 自分の足爪は黒変色が治った後も変形したままでネットの爪水虫と類似。
 今はもしかして足先痛の慢性化の一因に水虫もあるかもと市販薬治療を試行。
(3)「膝痛」
 4年前の自転車旅行の中頃に転倒して膝を打ち一時痛みが辛い時期があった。
 痛み止め薬を抱え自転車旅行を再開して2~3日で膝痛は和らいでいった。
 自転車旅行の後半にはほぼ膝痛は解消したが、その後時々疼く時がある。
 天気や食事(糖分)や極端な負荷等の様々な要因が考えられる。
 なお登山の下山時の大きい負荷がかかる道歩きで膝痛の重症化は未だない。 
 「痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せ」(島田永和著、H20年朝日新書刊)は自分には有効。
 昔は「痛い時は安静」が、最近は「軽い運動の奨励」が増えてきたようだ。
(4)「突き指痛」
 3年前の登山旅行で転倒して「突き指」したことがあった。
 数日間突き指した部分が腫れて割と痛かった。
 特別の治療はせずに徐々に腫れや痛みは鎮まり違和感が少し残ったがほぼ回復。
 しかしその後寒冷期やストレスが生じた時などに指が硬直化することがある。
 完全に治っている訳ではなかった。一度硬直化すると回復まで10分ほどかかる。
 先日献血に行った時に「ハンドトリートメント」のサービスを受けた。
 サービスの前と後で手の指の血行が明らかに改善したことを実感した。
 その後突き指後遺症改善のため自分でハンドトリートメントするようになった。
 それ以来、多少は突き指の後遺症が改善しているような気がする。
(5)「その他」
 足裏痛は今も少し残っている気がするが回復傾向にあると思う。
 その他の痛みで今現在も後遺症がある痛みは特にない。

6 私見
 「痛み」特に「慢性痛」の改善は多くの人の願いだと思う。
 一方で沢山の慢性痛の人が長く病院通いを続けても改善しない場合も多い。
 「痛み」が「慢性化」する場合は意外な所に隠れた要因がある可能性がある。
 隠れた要因の一つが前回ブログで紹介した「モヤモヤ血管」かもしれない。
 別の要因の一つが「糖質摂取の過多」かもしれない。
 更に最近は「脳が痛みを記憶」していることを治療することもあるらしい。
 その他にも隠れた要因がまだまだ沢山あるかもしれない。
 人それぞれに最適な治療方法が何十・何百種類もあるかもしれない。
 今は「人工知能」と「ビッグデータ」が急速に進化している。
 多くの人の病歴や治療例がデータベース化され人工知能でデータ解析が進めば
 将来個人個人に最適な治療例が提示される時代が来るのではないか。

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「痛み」と糖質摂取の関係

自分の身体の中で最近気になることは「足先のシビレ」。1年以上続いている。
3年半前の日本百名山旅行開始後、登山の下山中に靴先に足先が当たることを繰り返した。
連続で登山をすると足先の痺れ(痛み)が回復しないまま翌日また足先に負担をかける。
それでも1年目は冬季に登山を休むと春先には相当回復していた様に思う。
しかし2年目、3年目と続けるうちに足先に痺れ(痛み)は慢性化して今は年中違和感がある。
糖尿病の人は眼や腎臓や足先の末梢血管が損傷することで失明、腎不全、足壊疽を発症。
糖尿病予備軍を自覚する私の場合、足先の回復力が弱っているのではと心配している。

2年前の秋に腰痛を発症したことがある。
その時は温泉マッサージと坂戸孝志著「腰痛は自分で治せる」方法で何とか克服した。
そして1年前の秋に再度腰痛を発症した。
前回と同様に坂戸孝志式の自己指圧体操で治そうと数週間試みたが改善しなかった。
そのうち2~3か月していつの間にか腰痛はある程度収まった。
ところがその後1か月ほど経過してまた腰痛が再発した。
これは身体か生活か姿勢か、どこかに根本的な問題がある。

最初は、秋から冬そして早春にかけて発症しているので運動不足を疑った。
日中椅子に腰かけてパソコンと向き合う時間が多くその影響ではないかと推測。
しかし自分は約40年サラリーマンでデスクワークをず~っと続けてきた。
その間軽度の腰痛はあっても重度の腰痛の経験は無し。今回は中度~重度の腰痛。
生活を顧みて思い当たったのが菓子やジュースを食べながら椅子に長時間座っていたこと。
糖尿病予備軍を自覚して3食の食事は気をつけていたが、間食は自分を甘やかしていた。
サラリーマン時代は余り間食していなかったが、退職後は間食が増えた。
退職後はネットでスィーツの特売を見つけるとお得商品大好きで購入機会が増大。
夏場の登山旅行中に甘食が減る反動もあり秋から春にかけて結構甘食の量が増えた。

ネットで複数の整骨院関係者の「糖質摂取と腰痛」関係情報を発見。(H29.6.28ブログ掲載)
今回再度キーワード検索をかけたところお茶の水整形外科で治療に採用の情報も発見。
【掲載アドレス】http://www.ochaseikei.com/douyamethod/eiyouryouhou.html#1
超要約すると、既存の腰痛治療で改善しない患者に糖質制限食事をさせて腰痛改善。
自分は糖尿病予備軍を自覚していながら菓子やジュース類に無頓着だったことを大反省。
現在はスィーツ摂取を以前より控えていて、今のところ腰痛は発症していない。

その後「長引く痛みの原因は血管が9割」(奥野祐次著、H27ワニブックス新書刊)の本に出合う。
本の内容を自分なりに解釈して以下に要約する。
がん治療専門医の著者がガン患者に血管カテーテル治療したら偶然五十肩痛が改善した。
その後も同様の治癒例が続出したため詳細調査すると「モヤモヤ血管」を発見。
MRI検査でも判別不能な「モヤモヤ血管」が肩や膝や指など痛む箇所に必ずある。
本来血管は整然と延びるはずが痛む箇所では体内指令物質の命令でモヤモヤ状態になる。
血管がモヤモヤ状態になると周囲の血流に異常が生じて痛みの原因となる。
新発見した奥野医師は現在痛み治療専門医としてカテーテルで血流治療を行っている。

同書の中で「糖尿病は細小血管障害でモヤモヤ血管ができること」(204頁)とある。
現在の足先の痺れ(痛み)は身体の先端の末梢血管のことでモヤモヤ痛に当てはまりそう。
強烈な痛みではないので食生活に気をつけて改善できればと考えている。
足先について一番酷い時は足指10本の爪先の半分ほどが黒く内出血した時があった。
1年ほど前には黒い内出血状態が半年以上続いていた。
現在は足の爪に黒い内出血跡がなくなり、あるいは糖質制限効果が多少あるかもしれない。

自分は糖尿病予備軍を自覚して様々な不調の原因に先ず糖質摂取を疑うようになった。
このため今年の東北や北アルプスの縦走登山でも不調があると糖質摂取との関係を疑う。
しかし最近は糖質摂取に限らず食事や水分補給等様々な要因が複合した可能性も感じる。
例えば登山中の水分補給ではゴクリ飲水よりも口に含んでチビリ飲水を心掛けている。
口に水を含んでいる方が身体が良好な反応を示している気がしている。

とは言ってもやはり自分にとって一番切実なのは糖質摂取の問題。
最後に最近数年で自分が読書した(又は読書中の)糖質制限推薦書籍を刊行年順に列挙。
全て現役医師(又は医学博士)が著者の本。

「うつは食べ物が原因だった!」(溝口徹著、H21年6月青春新書刊)
「糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい」(牧田善二著、H22年2月講談社α新書刊)
「砂糖をやめれば10歳若返る!」(白澤卓二著、H24年5月ベスト新書刊)
「50歳からは炭水化物をやめなさい」(藤田紘一郎著、H24年9月大和書房刊)
「糖質制限完全ガイド」(江部康二著、H24年12月宝島文庫刊)
「アレルギーは砂糖をやめればよくなる!」(溝口徹著、H25年2月青春新書刊)
「炭水化物が人類を滅ぼす」(夏井睦著、H25年10月光文社新書刊)
「断糖のすすめ」(西脇俊二著、H26年6月ワニブックス刊)
「疲れがとれないのは糖質が原因だった」(溝口徹著、H26年9月青春新書刊)
「ケトン体が人類を救う」(宗田哲男著、H27年11月光文社新書刊)
「歯医者が難病になってわかったこと」(長尾周格著、H28年2月三五館刊)
「名医は虫歯を削らない」(小峰一雄著、H28年11月竹書房刊)
「視力を失わない生き方」(深作秀春著、H28年12月光文社新書刊)

自分の手元にある本だけでも13冊延べ11人の現役医師自らが治療実績を基に啓蒙。
これだけ実績があるにも関わらず何故日本の医学界は糖質制限の有効性を認めないのか?
しかも本のタイトルからも分かるとおり糖質は多くの病と結びついている。
自分は今年の旅行中に糖質摂取と体調不良の関係を疑い出した段階で未だ確信できない。
しかし自分の身体の一部で例えば、腰痛、足爪先に多少の改善を感じている。
いつの日か糖質制限の有効性が明確にされる日が来ることを期待している。

| 健康管理 | 15:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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疲労と食事と水分補給

「すべての疲労は脳が原因」(梶本修身著、H28集英社新書刊)に以下の記述がある。
「疲労」とは医学的には「痛み」「発熱」と並び人間の生体アラームの一つと考えられる。
つまり「これ以上運動や仕事の作業を続けると体に害が及びますよ」という警報。
(同書の18~19頁)
楽しく仕事をしている時ほど「疲労感なき疲労」が蓄積されやすい。
休まずに仕事を続けることで疲労は脳と体を確実に蝕み、果てには過労死に至らしめる。
「ランナーズ・ハイ」とは長距離走である限界を超えると辛さが消え高揚感に変わる現象。
この時に脳内ではエンドルフィンやカンナビノイドといった物質が分泌される。
これらの物質は疲労感や痛みを消すため防御的に分泌され多幸感や快感に似た感覚を覚醒。
疲労感がマスキングされたまま運動を続けると脳や心臓などに疲労が蓄積し非常に危険。
(同書の26~27頁)(一部、要約)

「疲労」と「痛み」は、4年前に旅行を始めてから相当身近に感じる問題。
「疲労」については、一日の旅の終盤かけて徐々に増すが就寝すれば翌日には相当回復。
但し疲労感に支配され目的地への到達断念を真剣に意識したこともある。
(H28北アルプス裏~表銀座縦走最終日餓鬼岳手前やH29東北山歩旅行14日目祝瓶山手前)
「痛み」については、みちのく潮風トレイル、四国遍路、東北山歩旅行で悩まされ続けた。
足裏や足先の痛みが大半を占めるが、腰痛や大腿部などにも発生したりした。
「痛み」の話は別の機会に譲り今回は「疲労」と食事と水分補給に関して考察したい。

4年前の自転車旅行からスタートした様々な旅行中、「疲労」は当たり前に感じていた。
1日のうちでは午前より午後の方が疲労が大きい。
低気温日より高気温日の方が発汗で疲労感が大きいし、雨天より晴天の方が疲労し易い。
それでも夜熟睡すれば翌日はほぼ回復するし、熟睡度が低いと翌日も多少疲れが残る。
全てが当然と思い深く考えもしなかった。
しかし昨年から今年にかけ極限疲労を体験し命に関わると思い始め体験を整理し始めた。

50歳を過ぎた頃から仕事中でも疲労感や眠気を感じることが多くなり出した。
30代や40代は疲労感はあっても回復が早かった。
それが50歳を境に疲労感が増えて回復も遅く更に眠気が加わる。
その頃「50歳からは炭水化物をやめなさい」(藤田紘一郎著、H24大和書房刊)に出会う。
「身体の主エンジンは40歳までは糖質だが50歳以降はミトコンドリアに切り替わる」
「40までは炭水化物が主エネルギーだが50からは体温と酸素が主エネルギーになる」
50歳を境に体質変化を意識し出し深い呼吸が増えた実感も重なり本の記述に共感した。
しかし食生活については野菜の摂取を増やすぐらいで極端に変えなかった。

55歳の早期退職後に始めた「五十路日本ひとり旅」ではどちらかと言えば大食旅行。
テント泊時は食事量に制限があるが、宿に泊まる時は大抵バイキング食を腹一杯食べる。
だが一昨年から徐々にテント泊が増えると共に質素な食事量の機会が増える。
春から秋にかけては旅行中心で、11月~4月の半年は自宅で普通の食事で過ごす。
そこで感じたのは旅行で体力を使う時の方が質素食、自宅で運動減少時の方が食事増量。
本来は運動量が多い時に食事量も多く、運動量が少ない時は食事量も少なくするべき?

また旅行で質素食の時は疲労感はあっても(各種の痛み以外の)体調面は非常に良好。
一方で冬場に自宅にいる時の方が眠気や「腰痛」「めまい」等の不調が発生している。
(「腰痛」については後日補足して書く予定)
そして、疲労や食事を意識した登山を今年10月に実施してみた。

結論から言うと自分の感覚では「食事不足に伴う疲労感」はほとんどないように思う。
北アルプス裏表銀座縦走や東北山歩旅行時の危機は「暑さと水不足」が疲労の主原因。
暑さの影響がなかった10月の4回計6日の登山では疲労感は余り感じなかった。
そして2回は朝食と昼食を摂らず歩いても強い空腹感と疲労感は感じずに登山できた。
また暑さがなかったため水分補給も少なくて済み水不足による疲労感も感じなかった。

以上のことはあくまで個人的な感想のレベル。
食料の節約と体力持続の関係や水分補給を減らした時の悪影響のない限界など謎が多い。
めまいと水不足の関係についてはH28.10.16ブログで苦しんだ経験を書いた。
また水不足で登山途中に挫折しそうになった苦しい思い出もある。
このため水不足は私の中で多少トラウマ的な印象があり水を制限するのは少し怖い。
一方でめまいのブログでは食事の量と水分摂取の量の関係を疑っていることも記述。

話が少し拡散するが、私は年齢と共に「夜中にオシッコに起きる」回数が増えている。
50歳を超えた頃から少しずつ増え出して現在はほぼ毎日夜中1度はオシッコに起きる。
また私は昔から「動くと胃がポチャポチャ鳴る」傾向がある。
また私は体温が36℃より少し上ぐらいで若干低体温の傾向がある。
「水分の摂りすぎはこんなに恐い」(石原結實著、H20健康人新書刊)の水分過多体質に該当。

先週金曜(10月27日)の岩木山登山後から少し水分を控え気味の生活に再挑戦している。
「めまい」の再発が怖いため少しでも体調異常があれば直ぐに中止予定。
これに合わせて食事の量も以前の8割程度に減らしている。
その結果、金曜から昨日まで4日間、夜中のトイレには1度も起きていない。
多分ここ2年間ぐらいでの最長記録。体温も36.5℃ぐらいで0.3℃前後上昇。
あくまで個人的実験でそれも短期間のデータ。他の人に単純に当てはまると言えない。
しかし石原結實が著書で述べるとおり世の中は「健康のため飲水」を勧め過ぎの様に思う。
「皆一律同じ」ではなく個々人が身体と会話し体質に合う生活に努めることが大切と思う。

| 健康管理 | 21:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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